2018年6月18日月曜日

「酒と肴と男と女 海ぼうず」さんの開店三周年記念


 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

日本酒の品揃えが無濾過を中心に豊富で、しかも吞み放題と八戸市を代表すると思っている居酒屋「海ぼうず」さんですが、平成305月で三周年を迎え「オープン三周年記念イベント」を開催との情報を得て、今回は小幡建設日本酒クラブ会員4名で行ってきました。このイベントは『而今』だろうが『新政』や『花陽浴』だろうが、とにかく店内の全てのお酒が吞み放題で2千五百円と、それはそれは有難い企画なのです。そう思うでしょ。

ジューシーたかちよ  刺盛りは絶品

乾杯のお酒は冷蔵庫を一瞬見て、これだ!!と未開封の『たかちよ 無調整おりがらみ生原酒』を奪取。『たかちよ』は淡麗辛口王国の新潟県のお酒ですが、それらと一線を画すフルーティ&ジューシーで旨さがハンパありません。南魚沼市で創業明治元年の高千代酒造で造られ、極軟水の巻機山からの湧水で醸しており、柔らかで酸味が少ない酒質となっています。

乾杯の発声とともに皆さん口に含みますが、ブログを書く私は先ず香りを利いてみます。白く薄濁りの色合いに、香りはフルーティで無濾過特有の香り。そして口に含むとフルーティ&ジューシーで無濾過の旨さと相まって、「うまい!!」と叫びたくなる味わいでした。

飛露喜と而今  鍋島純米酒

磯自慢しぼりたて  町田酒蔵にごり

続いて頂戴したのはお馴染みの『特別純米飛露喜生詰め』と『而今特別純米無濾過生』『鍋島三十六万石特別純米酒』などなど有名処を次々と頂戴し、発見したのは静岡県焼津市の酒蔵で、創業は江戸末期の天保元年(1830)の磯自慢酒造が醸す『磯自慢しぼりたて本醸造生貯蔵』でした。平成20年の洞爺湖サミットの乾杯酒として一躍脚光を浴びたお酒で、三段仕込みの三段目(留添え)には兵庫県産特A地区の山田錦を使用して美味しさを際立たせています。仕込み水は南アルプスの白峰三山と間ノ岳を水源とする大井川の伏流水を使用し、使用酵母は静岡県のオリジナル酵母で、有機酸が少なく吟醸香が高い自家培養酵母のNew-5、日本酒度+45、酸度1.2のお酒となっています。

立ち香は上品で華やかさがあり、口に含むと本醸造なのになぜかフルーティ。酸味はそれほど感じないのは酵母のお蔭でしょうか。スッキリとした吞み口にお代わりした程です。

社名を冠した夢心  福島の「からはし」

あがらは紀土のお酒  岩手の六右衛門

その次は福島県喜多方市で明治十年創業の『奈良萬』でお馴染み、夢心酒造が社名を冠して醸す『夢心純米無濾過生原酒中垂おりがらみ』です。仕込み水は名水百選の「栂峰渓流水」を使い、酒米は「夢の香」で仕込んでおり日本酒度+3、酸度1.4の季節限定商品でした。

奈良萬』の姉妹品とあって、さすがの美味しさです。微発泡ですがジューシーで上品な甘みが『奈良萬』を思い起こさせます。「あらばしり」「中垂れ」「攻め」のうち、一番美味しいといわれる「中垂れ」は大満足の一杯でした。まだまだ宴は続き、次のお酒は・・・キリが無い。

秋田の出羽の雫   みんな大満足の表情

吞み放題の宴は、ここに書き入れない程にたくさんのお酒を頂戴しましたが、美味しく全品オススメの日本酒ですので、ぜひ御購入してみて下さい。来年もみんなで来ようと誓い合い、お店を後にしました。「海ぼうず」さん、美味しいお酒をありがとうございました~。♪

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