東京出張で『 聖 純米吟醸 山田錦無濾過EVOKE』
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2月初めに東京で所用があり、朝一番の新幹線で行ってきました。仕事は午後からなので、今年10月に移転が決定した築地の見納めをしてきます。東京駅から有楽町まで山手線で移動し、そこから徒歩で銀座を抜けて築地本願寺まで行きました。
1934年に建てられた築地本願寺はインドの古代仏教建築を模した外観ですが、中に入ると伝統的な真宗寺院の造りとなっています。しかし、入口にはステンドグラスや入ってすぐの頭上には巨大なパイプオルガンなど、普通の寺院とは違った趣がありました。
その後、築地場外市場で「築地山長」の串厚焼き卵を片手に食べ歩きし、昼食は「鳥藤」のとろとろ親子丼で満腹となったので、市場から少し歩き、新富町駅から有楽町線で最終目的地の池袋駅へ向かいました。予め調べておいた西武池袋店の日本酒売り場は品揃えが良く、店員さんイチオシの『 聖 純米吟醸 山田錦無濾過EVOKE』を購入してきました。
築地本願寺 築地場外市場
卵焼きを食べ歩き 鳥藤の親子丼
さて、今回は会合の後の懇親会に気合を入れたため「東横IN」に一泊しています。翌朝には池袋から地下鉄丸の内線で本郷三丁目まで移動し、大江戸線に乗り換え両国へ向かいました。八戸には午後の新幹線だったため、ポカポカ陽気の中「両国国技館」や「旧安田庭園」「東京都慰霊堂」「すみだ北斎美術館」などを見る事ができました。
聖無濾過生詰め EVOKE
裏書には何と・・ 少し琥珀色
今回購入した『 聖 純米吟醸 山田錦無濾過EVOKE』は、群馬県渋川市で天保十二年創業の聖酒造株式会社で醸しており、「聖」とは良く澄んだ酒という意味で、酒米は山田錦、酵母は酸味が少なく香気の高い901号酵母です。仕込み水は、赤城山西南麓に流れる伏流水が木曾三社神社の池から気泡を含んで湧き出す清水を使い、日本酒度-2、酸度2に仕上げています。
開栓すると優しい吟醸香がフルーティに感じ、利き猪口に注ぐと少し琥珀色をしています。酸味が強いのかと思いながら口に含むと、口腔や舌に甘さを感じさせ、ゆっくりとそしてジワーっと口腔内に浸み込みます。甘いと思っていると、呑み込んでから辛さが頬の内側を責めるようにやってきて、酸味と合体し切れて行きました。
両国国技館前で 北斎美術館で
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