2017年4月3日月曜日

名前は横山大観から『大観 山田錦純米吟醸生酒』


 
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わが家の猫額のような庭にも春がやってきました。芽吹きの春は一歩ずつ訪れ、チューリップや芍薬、曼珠沙華(彼岸花)が土から顔を出しており、毎日がわくわくドキドキで朝晩見入ってしまいます。


曼珠沙華は青々と  芍薬はかわいい芽が

さて、1月末に行った名古屋でしたが、その帰りに東京駅地下の長谷川酒店で、雛壇に陳列された星の数ほどあるお酒の中から『大観 山田錦純米吟醸生酒』を購入してきました。

この大観とはもちろん有名な日本画家の横山大観のことで、茨城県川尻町で明治二年創業の森嶋酒造株式会社の四代目蔵主が茨城県出身の横山大観と深い交友があり、本人から許可を得てこの銘柄を造りラベルも本人の直筆です。

大観 山田錦純米吟醸生酒』は阿武隈山地の硬質の天然水を仕込み水に使い、酵母は香露酵母ともいわれる9号酵母を使った日本酒度+2、酸度1.8のお酒です。


雄々しい大観の立ち姿  横山大観の筆による


裏書で情報発信    酒色はやや琥珀色

ぐい呑みに注ぎ香りを利きますが無臭の様に感じます。口に含むとフルーティな甘さが先に来て、生酒の味わいがその上を覆い、最後は口の中にジワーっと酸が広がります。ぐい呑みで34杯頂くと辛さがどんどん増してきて、咽喉の奥がチリチリします。

先入観があって購入した訳ではありませんが、今回の『大観』も上々吉の美味しいお酒でした。今回、長谷川酒店は店舗が工事のため移転しており、やっと探して買ってきました。しかし、分かりづらい場所だったので以前のようにレジが長蛇になっておらず、サッと会計できました。♪

(。・_・。)ノ