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2月に出張があり朝一番の新幹線で東京に行ってきました。晴れ男の出張は必ず好天で、当日も風も無く穏やかで暖かな一日でした。お昼までに用事が終り恵比寿から山手線で渋谷駅へ。会いたかった忠犬ハチ公の銅像を見て(意外と小さかった)、渋谷センター街をNHKまで歩きました。NHKでは歴代の朝の連続テレビ小説や同じく歴代の大河ドラマが廊下の両側に所狭しと展示され、懐かしさやそのころの思い出がフラッシュバックします。NHK見学の後は目黒駅まで山手線で移動し、そこから徒歩で目黒不動へ行きました・・徒歩で。歩きが達者な私ですが、40分位歩いたでしょうか、目黒不動に到着した頃にはもうヘトヘトでした。
会いたかった忠犬ハチ公 渋谷のスクランブル
NHKで柴咲コウと 目黒不動で御線香を購入
目黒不動をお参りしたあとは路線バスでJR五反田駅まで移動し、山手線で東京駅まで戻りグランスタの長谷川酒店へと向かうのですが、前回のブログで御紹介したとおり工事中のため店舗は移動しており、不案内な私は地下をぐるぐると迷走します。諦めて元来た道をズーっと戻ったら何と長谷川酒店を発見!!。安堵する間もなくお酒のチョイスに入ります。
長谷川酒店のラインナップ 玉川はどこに・・
今回購入したお酒は京都府京丹後市の木下酒造有限会社が醸す『玉川 手つけず原酒 純米吟醸 無濾過生原酒』でした。木下酒造といえば外国人初の杜氏フィリップハーパー氏が酒造りをおこなっている蔵で有名で、創業は天保十三年(1842年)の老舗ですが、平成19年にベテラン杜氏がいなくなり、廃業まで考えていたらしいのですが、その時知人の紹介でやってきた杜氏を見て蔵主はビックリ!!。外国人の杜氏だったからです。しかし、酒造りへの情熱と知識は際立っていて、その腕を本物と見抜き杜氏として迎え入れました。(「カンパイ!世界が恋する日本酒」という映画で見たとおり)
変わった形の瓶 玉川の字がいいねぇ
裏書が楽しい 色あいは琥珀掛って
『玉川 手つけず原酒 純米吟醸 無濾過生原酒』は裏山にある城山の湧水を仕込み水に、アルコール度数が19~20度と高い濃醇な辛口食中酒となっています。ぐい呑みに注ぐと少し琥珀色のお酒は仄かにフルーティです。口に含むと濃い甘さを感じたあと直ぐに辛さがやってきて、後味は酸味で唇や舌がピリピリと。咽喉の上方をギューっと掴まれるようで、呑み込むと胃への浸み込みが早い感じがします。呑み進むうちに濃厚な辛さが増し正に酒蔵の搾りたての原酒に、二合吞んだら足元がふらつくようでした。日本酒のド直球がこれだ!!というようなお酒です。
今回は急な出張だったので見学する場所を深く考えていませんでしたが、また東京へ出張があることを想定し、次回の見学箇所をしっかりと選考しておきたいと考えています。・・・が実は私は方向音痴で、八戸に戻って来るのでさえ毎回奇跡だと思っています。♪
\(。・_・。)ノ