2017年4月17日月曜日


島根県の銘酒『 超 王禄無濾過生詰め』で乾杯

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

今回は会社の同僚と「酒と肴と男と女 海ぼうず」さんにお邪魔させて頂きました。彼はこの日本酒の素晴らしい品揃えを何と思っているのか、乾杯はビールその後はずっとハイボールです・・が、まぁいいか。冷蔵庫の中から乾杯に選んだのは『 超 王禄無濾過生詰め 』でした。

インパクトのある看板  今回の品揃えをどうぞ

王禄』は島根県を代表するお酒で、島根県東出雲町の王禄酒造有限会社が醸しています。特約店には保管の際-5℃を義務付けるほど品質にこだわっており、それを実行できる店にのみお酒を卸しています。今年の『 超 王禄無濾過生詰め 』は酒米、麹米とも東出雲町産山田錦を使い、仕込み水は通称「黄金の井戸」と呼ばれる湧水を使用し、日本酒度+7.8、酸度2.2の超辛口のお酒になっています。それもそのはずで、平成25年までは『王禄超辛純米酒』で販売していたものでした。

THE王禄です   生詰めは1回火入れ

香は優しい酸の香りがしますが、口に含むと酸味と辛味がタッグを組んで怒涛のごとくやってきます。後味に旨味と酸味が残り、口に運ぶ塩辛が旨味のアクセントになっていました。

続いて『王禄』とともに呑んでみたかった『大治郎純米うすにごり生酒』を発見!!。琵琶湖の東に位置する滋賀県東近江市の畑酒造有限会社が鈴鹿山系の伏流水で醸しており、酒名の『大治郎』は蔵主の畑大治郎氏の名前からとっています。

個性的な文字で   お酒情報満載

うすにごりですが滓はそれほど目立ちません。香りはフルーティさがあり口に含むとフレッシュ&フルーティで旨味のある酸味が彩り、呑み込むと口腔に辛さのジワジワがやってきました。日本酒度+3、酸度は1.8とやや辛口のお酒で、私的に本日一番の美味しさでした。

その後は広島県東広島市の金光酒造が醸す滓がたっぷりの『賀茂金秀 桜吹雪特別純米うすにごり』、大分県豊後大野市の浜崎酒造の超辛い『鷹来屋特別純米』、『義侠純米吟醸生原酒』、『出羽桜純米吟醸出羽燦々無濾過生原酒』などを次々冷蔵庫より取り出して頂きました。

桜吹雪特純うすにごり   鷹来屋特別純米

義侠特純生原酒  出羽桜出羽燦々無濾過生

そして、またまた冷蔵庫で発見したのが新潟県南魚沼市の青木酒造株式会社が醸す『鶴齢純米酒山田錦』です。創業は大岡越前が江戸町奉行に登用された享保二年(1717)で、山田錦を65%まで磨き巻機山(まきはたやま)の伏流水で醸しています。かなり削ってますねぇ。

65%まで磨くとは  締めに花巴ゆずりは純米

香りは仄かにフルーティで華やかです。山田錦の濃厚な旨味が味わえ、甘さと辛さ、酸味のバランスが良くキレも申し分なしでした。無濾過の旨味がギュッと詰まっているお酒です。やっぱりこっちが本日一番の美味しいお酒かなぁ。

ラストオーダーの声が掛り急ぎ『花巴弓絃葉純米吟醸無濾過生原酒』を頂き中締めとしました。今回もたくさんのお酒を頂きましたが、前述の同僚は、ハイボールで桜ユッケのおかわりを食べていました。ガーン。♪

(。・_・。)ノ