2017年1月9日月曜日

「ちはやふる」で『純米吟醸 花陽浴 雄町 直汲み』

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14日、わが八戸市も全国で48番目となる中核市の指定を受け、国の財政支援を受けながら圏域の経済のけん引や都市機能集積の役割を担う事になりました。昨年は八戸市出身の伊調馨選手の国民栄誉賞受賞や三社大祭のユネスコ無形文化遺産登録など、大きなニュースがあり喜びに沸いた一年でしたが、今年もスタートから縁起が良い年となっています。

さて、どうしても一度行ってみたかった居酒屋「ちはやふる」に、やっと昨年末行くことができました。行きたかった理由は、もちろん日本酒の品揃えが良いと思えたからで、店前の看板にはキラ星のごとく日本酒の希少銘柄が記載されています。

日本酒クラブのH君との集合時間は19時。時間に厳しい私は19時になった事を確認し、一人で乾杯(何て奴だ!!)。乾杯は、山口県宇部市の創業明治21年、永山本家酒造が醸す『貴 山廃純米雄町蔵付天然酵母』です。この蔵は全てが純米酒というこだわりで、伝統銘柄は『男山』でしたが杜氏の永山貴博氏が27歳の時にこの『』を立ち上げています。

  「貴」は辛口   「播州一献」も辛口

仕込み水は秋芳洞のカルスト大地を源流とする厚東川の地下水(中硬水)を使っており、酵母は培養酵母ではなく『新政』の酒蔵と同じように蔵付きの天然酵母で醸しています。香りは仄かにフルーティさもありますが山廃なので油断は禁物。口に含むとスッキリとした辛口で、酸味もありますが口腔に突き刺さるような酸味ではなく柔らかな酸味とでもいうのでしょうか、旨味のある酸味が病みつきになる様でした。

H君が来てから一緒に頂いたのが『純米吟醸花陽浴(はなあび)雄町直汲み』でした。埼玉県羽生市にある南陽醸造株式会社が醸しており、若き蔵人が中心になって「日本一美味しいお酒を造る」を目標に頑張っている超人気の酒蔵です。お米は酒造好適米の雄「雄町」を使用し、仕込み水は利根川水系の井戸水で丁寧に醸しています。

  さすが花陽浴   早速ランキングに・・

香りは華やかでフルーティ、また香量も多く期待の針は振り切っています。辛口のお酒が続いていたので、口に含んだ際のジューシーさはハンパなく、「ウォーうめぇ!!」と二人とも声が出ます。酸味も少しは感じますがジューシーさの前には無力な状況。上品な甘さですがベトつく訳では無く、切れも申し分ありません。さすが『花陽浴!!。折角なので美味しかった『花陽浴』で中締めとしました。

この後私たちは美味しい日本酒を求めて「海ぼうず」へとフラフラと向かったのですが、満席で御断りされてしまいました。ざんねーん。♪

(。・_・。)ノ