2016年9月19日月曜日

夏の終わり『あたごの松 ひと夏の恋 純米吟醸』




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お盆の次はお彼岸と仏事が続き、庭の花を上手に育てて仏壇やお墓に備えたいのですが、タイムリーに花を咲かせられないのが素人の悲しさです。毎年来年こそはと思ってはいるのですが・・・。

さて、今回晩酌で呑ませて頂いたお酒は、宮城県大崎市三本木で明治6年創業の株式会社新澤醸造店が醸す『あたごの松 ひと夏の恋 純米吟醸』です。この酒蔵の主力は『伯楽星』と『愛宕の松』の二大ブランドで、変わり種の『超濃厚ヨーグルト酒』も人気があります。また、先の東日本大震災で大きく被災しましたが、努力に努力を重ね不死鳥の如く甦り、今では日本航空の機内でも飲まれるまでになりました。

サッパリとした瓶  可愛さ溢れるラベル

この『あたごの松 ひと夏の恋 純米吟醸』の酒米は宮城県産の食用米「ひとめぼれ」を使い、アルコール度数は15.8度で日本酒度+3、酸度1.7の辛口に仕上がったお酒です。『ひと夏の恋 』というネーミングからはイメージとしてアルコール度数が少なく、すっきり、サラッと・・・そんな印象を受けますが・・。

利き猪口に注ぐと仄かに琥珀色で、香りは優しく穏やかな吟醸香が。口に含むとピリ感は無く辛さも然程感じません。味わいにはややフルーティさを感じますが果物のような酸味もあります。呑み込むと口腔に爽やかさを残してスッと切れていきました。呑みやすい!!。このお酒だといくらでも頂けるような味わいで、今回ゴーヤを肴に頂いたところ、ゴーヤの苦味により甘口のお酒に感じました。爽やかさの後に甘酸っぱい、そしてほろ苦い・・・おお、これは、まさしく、ひと夏の恋!!

熊本の復興に応援して   仄かに琥珀色で

数日前、新澤醸造店が醸す『超濃厚ヨーグルト酒』を、先日冷蔵庫から取り出し開栓しようとしたら栓が吹っ飛び、中身の白いお酒が瓶口から20cmほど噴水のようにテーブルの上に大放出し、瓶には1/4程度しか残りませんでした。そこいら中にお酒が溢れ、現場の惨状は御想像のとおりでした。♪

(。・_・。)ノ