2016年9月12日月曜日

八鶴の酒蔵で《酔一夜》『如空 大吟醸金賞受賞酒』

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9月ともなれば私の好む「無濾過生」も売り切れてしまい、酒屋の大型冷蔵庫にもあまり見られなくなります。しかし、今回参加させて頂いたイベントは生酒のオンパレードでした。

さて、昨年に引き続き八戸酒類株式会社で開催する第3回≪酔一夜≫【酒蔵で地酒を味わう会】に日本酒クラブの会長、会員のKさん、私と3名で参加させて頂きました。この酒蔵は天明六年(1786)年の創業で、デパートや大型ホテルの林立する中にあるのですが、敷地内に深さ300m弱の井戸を持ち、地下水を汲み上げて仕込み水としています。杜氏代りの社員により醸しており、呑んでみると3年目となって酒質も変わってきているのが手に取るように分かります。

≪酔一夜≫の横断幕    利き酒はあと一歩 

大皿にはレアなお酒も   このへんに狙いを 

さて、乾杯は八戸酒類渾身の平成27年全国新酒鑑評会で金賞を受賞した『如空 大吟醸金賞受賞酒』です。香りは仄かにフルーティな吟醸香でしたが、口に含むとやや辛で酸味も少々感じさせ、トータルで重厚な旨味を舌の上に残します。キレも良く吞み飽きしない味わいに、お酒の会では禁断のお代わりをしてしまいました。

しかし、もう一つお代わりをさせられたお酒があり、それが『三戸のどんべり生酒』でした。生酒は地元でも希少で、私も過去に1回しか購入したことが無く、今回大皿を覗いた際に「よっしゃ!!」と思ったのは『三戸のどんべり生酒』を発見したからです。にごり酒は昔ながらの甘酒のようで、ピリッと舌に刺激が来るところもそのままに、日本酒度が-20位あり甘口なので、「吞みやすくて美味しい」とガンガン呑むと腰が抜けると言われますが、まさにこのお酒がそうでした。危険、危険。

テーブルにもお酒     日本酒倶楽部チーム

如空 想 純米吟醸生酒』も一口頂戴し美味しく頂きました。フレッシュ&フルーティ、それでいて吞み飽きしないスッキとした味わいに、「小幡建設日本酒の会」に持ち込みたい衝動に駆られました。

お世話になっている方々と 抽選会で大当たり

これほど八戸酒類株式会社が急成長しているのでは『陸奥八仙』の八戸酒造株式会社もウカウカしていられないと思いました。社長からの二次会のお誘いは翌日の現場の管理に響くものと判断し、「次回は必ず」と丁重にお断りし帰路に着きましたが、社長はその後も営業を行うべく煌々とネオン輝く横丁に潜航していきました。♪

(。・_・。)ノ