2016年3月21日月曜日

『鳳凰美田初しぼり無濾過本生純米吟醸』を東京で


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昨年末に東京へプライベートで行ってきました。奥様や長男長女と竹橋で合流した後、私を金蔓(かねづる)と思ってか、一緒に歩いた子供たちと表参道のレストランで食事をして、その後私は一人、原宿の太田記念美術館で葛飾北斎の浮世絵を見学してきました。原宿の表参道は平日にもかかわらず両側の歩道が物凄く混雑しており、何かイベントがあるのかと思ったくらいですが、いつもこんな状態だと聞き超ビックリ。

用事が全て済み、東海道新幹線で名古屋に帰る長男とは東京駅でお別れ。私と娘の二人は八戸に戻るので、晩御飯の駅弁を買うのですがその前に、弓から放たれた矢のようにグランスタの「はせがわ酒店」に行き、お酒を購入しました。ヤッホー!。

今回購入したお酒は、以前呑んだ『鳳凰美田 出羽高畠 亀の尾 生酒』が超おいしかったので、ダメモトで『鳳凰美田』を探していたら、ありました『鳳凰美田初しぼり無濾過本生純米吟醸』。うれしー!。栃木県小山市で創業が明治五年の小林酒造が醸すお酒で、十数年前は廃業も考えていたという酒蔵でしたが、夫婦でガンバッて今では入手困難の超人気銘柄となっています。仕込み水は日光連山の清らかな伏流水を使い、酒米は富山県南砺産五百万石で醸しており、日本酒度は±0で酸度は1.5のお酒です。冷蔵庫に寝かせておいたのですが、やっと口にする事ができました。開栓するとマスカットのような華やかな吟醸香に、顔がにんまりとしてしまいます(よくマスカットのような香りがします・・・という評価を聞きますが、本当にマスカットのような香りがするんですねえ、ビックリです)。ぐい呑みに注ぐと薄っすらと黄色っぽく、何と無く濁っているような気も。口に含むと初しぼりのトゲトゲ感やピリピリ感は無く、微かな酸味と辛味とフルーティさが和む円やかな旨味。呑み込んでも辛味はありませんでしたが、歯がジワジワしていました。

鳳凰美田を発見  旨さが突出して

裏書を読むと納得

はせがわ酒店で『鳳凰美田初しぼり無濾過本生純米吟醸』を発見した時は、あまりの衝撃に辺りを見回したほどです。「何故こんなスゴイ日本酒がこの棚に・・」、驚きと困惑が頭をコントロール不能にし、危なく他所の人に手を延ばされるところでしたが、パッと手に取って脱兎のごとく会計へ。メデタシ、メデタシ、あー良かった。♪

(。・_・。)ノ