海ぼうずで『而今(じこん)特別純米火入れ』
いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
お酒の場にお誘いして下さる方に、昨年末また声を掛けて頂きました。今回、河岸を変えて「海ぼうず」さんに行ってみませんかと伺ったところ、二つ返事でOKを頂き行く事になりました。ヤッター!!。
今回の3階も立派なお酒 1階2階も侮れない
早速、乾杯のお酒を探しに大型冷蔵庫を見ると、何と何と三重県の至宝『而今』を発見。最上段より速攻で入手困難酒の『而今特別純米火入れ』を注文しました。このお酒は名張市にある創業1818年(文政元年)の木屋正酒造が名張川の湧水で醸しており、日本酒度+1、酸度1.6のどこにでもありそうなお酒なのですがとんでもない代物で、抽選販売は当たり前、ネット販売では+1万円以上のプレミアがついています。酒名の『而今』の由来は「ただ、今、この一瞬を、懸命に生き抜く」という意味が込められており、杜氏が命名したものだそうです。
夢にまで見た而今を お姉さんに注いで頂き
グラスに注いで頂き乾杯です。香りは少しフルーティなニュアンスもありますが、香量は多くはありません。口に含むと辛さと酸味とが調和し、大いなる旨味に変わっており、例えて言うと獺祭三割九分と似た様な味わいでしょうか。
飲み放題での1番手は而今を見たときに心に決めていた、富山県富山市の富美菊酒造が醸す『羽根屋純吟煌火(きらび)生原酒』です。裏書にあるように煌めくようなお酒で、日本酒度+3、酸度1.5、自家培養の酵母と山田錦・五百万石の酒米に、立山水系の伏流水で醸しています。2014年8月の全米日本酒歓評会で300点の日本酒の中から金賞を獲得したのが、富美菊酒造の主力酒この『羽根屋純吟煌火生原酒』でした。
佐野屋のHPでイチオシ 裏書をよく読んで
グラスに注ぐとほんのりとフルーティな香りが。口に含むとフルーティさもありながら、生原酒なのにスッキリとした甘さの上品な味わいでした。
その後も、青森県弘前市の『豊盃「ん」おりがらみ』や、果実酒のような味わいの新潟県の『山間(やんま)純吟十号かめ口直詰め原酒』、山口県宇部市のジューシーさの中に辛さが上手に調和している旨味のあるお酒『貴特別純米直汲み』などなど。どれもこれも飲み放題に置いてはイケナイお酒ばかりです。
山間もおいしい 貴もおいしい
店主様より見送って頂き
こんなパラダイスな居酒屋があるなんて、本当に信じられないのですが事実です。また今年も「海ぼうず」さんに通う事になる予感がするのは気のせいでしょうか。♪