いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
本当に有難いことに、時々居酒屋に誘って頂いております。ご迷惑でしょうが・・と言われるのですが、美味しいお酒にお料理で、迷惑なんかこれっぽっちも。本当に感謝しております。先日もお誘いを頂き、場所はいつもの居酒屋「吞斗」でしたが、やはり先に来てお料理を注文して待っていて下さいました。何が目当てか謎ですが、本当に有難うございます。
日本酒のお品書きを見ると、一度は呑んでみたいなぁと思っていたお酒が目に入りました。それは山形県酒田市に蔵を構える、菊勇株式会社会社の『三十六人衆』です。今回乾杯酒としてお願いしたのは、『純米吟醸三十六人衆』でした。
山形を代表するお酒 コップから桝に溢れ
『三十六人衆』の由来は、戦国時代の自由都市と言われた酒田の町政を、町兵を率いて自治的に運営した人々のことで、その組織が36人いたという事から酒の名前に頂いています。香りは仄かにフルーティ。乾杯で桝のお酒が零れます。味わいは、肴の味わいに邪魔をしない程度の薄っすらとフルーティ&ジューシー。これはもう何杯でも頂ける美味しさのお酒でした。
続いては店員のお姉さんに無理を言って、お品書きに無い岩手県宮古市の菱屋酒造店が醸す『千両男山フェニックス』を頂戴しました。
漁師町の漁師のための辛口 サラッと淡麗辛口
菱屋酒造店は浄土ヶ浜に近いため東日本大震災の大津波により蔵も酒槽も流されて大きく被災しました。そんな境遇からの復活・再生のために、火の鳥フェニックスと命名しています。杜氏は青森を代表する、あの『田酒』を造っていた名工辻村勝俊さんで、美味しくない訳がありません。香りはあまり感じません。味わいはスッキリ辛口の淡麗。フルーティなお酒の後なので、余計に辛口に感じました。焼き鳥と一緒に頂いた時の美味しさはハンパありませんでした。
【奥】は定番のお酒 ジューシーさが嬉しい
〆の一杯は愛知県西尾市の山崎合資会社で醸造する『【奥】夢山水十割 純米吟醸生原酒』です。酒米は希少で旨味たっぷりの「夢山水」を100%使用しています。香りは華やかなフルーティさが突出しており果物のようで、口に含むと少しとろみを感じジューシーな味わい。先程のお酒が結構辛口だったので、ジューシーさがメチャメチャ際立ちました。こんなお酒もあるんですねぇ~。
今夜はお気遣い頂き、何と巨大ホッケ焼きをお土産に頂戴し帰路につきました。酒呑みの王道のような楽しい夜を過ごさせて頂き、本当にありがとうございました。またお誘いください。いつでもお待ち申し上げます。♪
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