2015年8月31日月曜日

お土産は『純米吟醸 超超久 山田錦〈生〉』

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 猛暑日が続いた名古屋からお盆のために帰省していた長男は、実家から愛知の同僚の人たちにメールしていたらしいのですが、八戸は最高気温が23℃だと送信すると、「涼しくて羨ましい」と言われていたようです。

 さて、その長男が東京駅地下のグランスタ長谷川酒店より、お土産に買って来てくれたお酒が『純米吟醸 超超久 山田錦〈生〉』でした。『超超久(ちょうちょうきゅう)』という、へんな名前が面白かったというのが購入の決め手だとか。折角重いお酒を持ち帰ってくれたので、まあ百歩譲って良しとしましょう。ありがとう!!。

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    これが超超久だ!!         ラベルをアップに

 『純米吟醸 超超久 山田錦〈生〉』は和歌山県海南市の中野BC株式会社が醸すお酒で、元々はお醤油を製造していたのですが、昭和24年に焼酎の製造を始め、その後昭和33年から日本酒を製造している未だ若い部類の酒蔵です。中野BCのアルファベットは「生化学の創造」の頭文字をとっています。会社設立時は『長久』というお酒を造っていましたが、その『長久』を超えるお酒を造りたいとの事から、改良を重ね頑張って造ったお酒が『超超久』でした。

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    裏書も読んで下さい        利き猪口で色味チェック

 この日は自宅で焼き肉だったため、このお酒が合うかどうか心配でしたがそれは杞憂でした。開栓し利き猪口に注ぐと色味は透明です。香りは酸味の利いた香りで辛そうな予感が。口に含むと辛さを感じない生酒特有の味わい、そして爽やか系の優しい甘さを感じます。しかし喉越しがほんの少しの辛さをキャッチし、旨味のある味わいでした。定量2合のはずが、気づけばもう3合も呑んでしまいました。呑み過ぎた~。やるなぁ『純米吟醸 超超久 山田錦〈生〉』。

 こんな美味しいお酒を呑ませて頂いた日には、焼き肉がいくらでもお腹に入っていきます。子供の分まで食べるのでは・・と奥様が心配していました。♪

\(。・_・。)ノ

2015年8月24日月曜日

日本酒王国山形の『三十六人衆』

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 本当に有難いことに、時々居酒屋に誘って頂いております。ご迷惑でしょうが・・と言われるのですが、美味しいお酒にお料理で、迷惑なんかこれっぽっちも。本当に感謝しております。先日もお誘いを頂き、場所はいつもの居酒屋「吞斗」でしたが、やはり先に来てお料理を注文して待っていて下さいました。何が目当てか謎ですが、本当に有難うございます。

 日本酒のお品書きを見ると、一度は呑んでみたいなぁと思っていたお酒が目に入りました。それは山形県酒田市に蔵を構える、菊勇株式会社会社の『三十六人衆』です。今回乾杯酒としてお願いしたのは、『純米吟醸三十六人衆』でした。

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  山形を代表するお酒    コップから桝に溢れ

 『三十六人衆』の由来は、戦国時代の自由都市と言われた酒田の町政を、町兵を率いて自治的に運営した人々のことで、その組織が36人いたという事から酒の名前に頂いています。香りは仄かにフルーティ。乾杯で桝のお酒が零れます。味わいは、肴の味わいに邪魔をしない程度の薄っすらとフルーティ&ジューシー。これはもう何杯でも頂ける美味しさのお酒でした。

 続いては店員のお姉さんに無理を言って、お品書きに無い岩手県宮古市の菱屋酒造店が醸す『千両男山フェニックス』を頂戴しました。

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 漁師町の漁師のための辛口    サラッと淡麗辛口

 菱屋酒造店は浄土ヶ浜に近いため東日本大震災の大津波により蔵も酒槽も流されて大きく被災しました。そんな境遇からの復活・再生のために、火の鳥フェニックスと命名しています。杜氏は青森を代表する、あの『田酒』を造っていた名工辻村勝俊さんで、美味しくない訳がありません。香りはあまり感じません。味わいはスッキリ辛口の淡麗。フルーティなお酒の後なので、余計に辛口に感じました。焼き鳥と一緒に頂いた時の美味しさはハンパありませんでした。

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  【奥】は定番のお酒     ジューシーさが嬉しい

 〆の一杯は愛知県西尾市の山崎合資会社で醸造する『奥】夢山水十割 純米吟醸生原酒』です。酒米は希少で旨味たっぷりの「夢山水」を100%使用しています。香りは華やかなフルーティさが突出しており果物のようで、口に含むと少しとろみを感じジューシーな味わい。先程のお酒が結構辛口だったので、ジューシーさがメチャメチャ際立ちました。こんなお酒もあるんですねぇ~。

 今夜はお気遣い頂き、何と巨大ホッケ焼きをお土産に頂戴し帰路につきました。酒呑みの王道のような楽しい夜を過ごさせて頂き、本当にありがとうございました。またお誘いください。いつでもお待ち申し上げます。♪

\(。・_・。)ノ

2015年8月17日月曜日

ビアガーデンで『常山純米吟醸無濾過生』

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 天候不順だったお盆休みもアッという間に過ぎ、夏休みで帰省していた長男も名古屋へ帰ってしまいました。賑やかだった家の中が少し静かに寂しくなりました。

 さて、弊社では年間の恒例行事として、暑さがピークとなる時期にはビアガーデンを催しています。今年も恒例「焼き肉一心亭」での開催となり、サーバーからジョッキに注ぐ生ビールに、みなさん笑顔でグビグビ!プハー!!うめ~!!・・といった感じで盛り上がりました。

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 常山純米吟醸無濾過生   さあ読んで下さい

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   お酒の色は透明     新入社員は当然ジュースで

 そのビアガーデンには社長命令で、美味しい日本酒を持ち込むのですが、今回は福井県福井市で文化元年(1804)創業の常山(とこやま)酒造合資会社より越前の美酒『常山(じょうざん)純米無濾過生』を準備しました。常山酒造合資会社は足羽川の側にあり、美味しい水と山田錦五百万石などの美味しいお米を使って南部杜氏が醸し、日本酒度+6酸度1.8の美味しいお酒です。

 乾杯のためにグラスに注ぎ立ち香を利くと、フルーティな吟醸香が湧きあがります。「かんぱ~い」の発声とともに口に含むと+6の辛口酒なのに、不思議と甘みを感じますが、じわっと旨さも感じます。しかし、段々と口中に辛さが出始め、咽喉越しはしっかりした辛味を確認できました。

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    N君も日本酒党         H君は会員です

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     K君は酒豪かも        会長から頂戴しました

 焼き肉は食べ放題でしたが、お代わりした御飯を私の前に置くのはやめて下さい。キムチをおかずに御飯を3杯も食べたので、お肉よりお米でお腹がいっぱいになってしまいました。これって不正解ですよね。♪

\(。・_・。)ノ

2015年8月10日月曜日

『陸奥八仙 夏囲い生原酒』で笑顔の懇親会

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 八戸の夏の風物詩で、日本一の山車祭り「八戸三社大祭」もアッという間に終わり、早いものでお盆が近づいて参りました。お盆は仏事が毎日のように続き、なかなか連休のような気になりませんが、「盆と正月」と言うくらいで、お酒もいつもより飲めるのには感謝です。

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    最優秀賞の山車      私はこちらの方が

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    弊社も広告を出し     提灯型の広告も

 さて、弊社社長の肝入りで、今年度より各部門ごとに懇親を深めるための会を催しています。私が所属する土木部は4月に一度実施しましたが、問題提起しておいた事項を参加者全員で発表して、お互いがどう考えているか意思の疎通を図った事で、団結力が増したような気もします。これは良い試みだという社長の一声で、第2回目の懇親会を先日行いました。

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  夏には夏の夏囲い    ラベルまで涼やか

 意見の発表の場がお堅い感じだと、本音の意見が出てこないとの社長の心遣いから、アルコールを準備しています。少し堅い飲み会・・そんな感じでしょうか。今回準備したお酒は『陸奥八仙 夏囲い 純米吟醸無濾過生原酒』という、全数限定300本の超レアな日本酒です。しかし、このお酒はただレアなだけではなく、八戸酒造が昨年末に出した大人気『陸奥八仙新春祝酒』のタンクから直汲みし瓶詰しておいたものを、冷蔵庫に300本だけ熟成保存しておいたものがこの『陸奥八仙 夏囲い 純米吟醸無濾過生原酒』で、どんだけ旨いんだろうか・・というお酒です。

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     裏書きも充実   二人のドヤ顔を見よ

 部員の意見を聞きながら、呑ませて頂いた『陸奥八仙 夏囲い 純米吟醸無濾過生原酒』でしたが、旨さの方が気になり意見は記憶の彼方に。それじゃダメじゃん。日本酒度は+1、酸度1.8と一応辛口ですが全くそれを感じさせない造りで、開栓するとフルーティな果実系の香りが辺りに漂い美味しさを予感させます。口に含むとフルーティ&ジューシーのハーモニーが。爽やかさもあり目の前がパッと明るくなるような華やかな美味しさ。何でしょうね、この美味しさ。やっぱり陸奥八仙は偉大でした。♪

\(。・_・。)ノ

2015年8月3日月曜日

地酒サミットで『純米生原酒タクシードライバー』

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 東日本大震災から早くも4年の年月が経ちましたが、復興工事も人手不足。官民挙げて頑張っているとは思いますが、あまりの大災害に復旧・復興はいつの事やら・・・という印象を受けています。そんな東北を応援してくれるイベントも徐々に少なくなっている今日この頃、なんと「地酒研究会はちのへ」が【東日本復興応援第1回地酒サミットin八戸】を開催して下さいました。第1部はセミナーがあり「旨し酒をよりおいしく楽しむための心得」と題して紀行作家の山内史子さんに講演して頂き、一週間で一斗(10升)のお酒を飲みましたと言うカミングアウトにビックリ。また八戸せんべい汁研究所の木村事務局長のお話も大変興味深い内容でした。

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    熊本の居酒屋の写真      山内史子氏と

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      当日のお酒のラインナップ

 お待ちどう様の第2部は「地酒と食の祭典」と銘打って、東北六県の地酒が33種類(33蔵分)も揃うという夢のような内容で、東北はどの県を取り上げても美味しい日本酒だらけ。旨さは甲乙つけられないのですが、33種類全部を呑めるように頑張りました。

 さて、そこで最初に頂いたお酒は、岩手県北上市の喜久盛酒造が醸す『純米生原酒タクシードライバー』でした。この酒蔵も東日本大震災の時に被災し半壊していますが、主力酒の『タクシードライバー』は年々売り上げを伸ばし、廃業した酒蔵を借りて増産しているそうです。斬新でインパクトのあるネーミングは、ジャケットデザインを手掛けるデザイナーの高橋キヨシ氏と知り合い実現したとの事。日本酒度は±0、酸度2.3、アル度数17%ですが、原酒の味わいを持った丁度良い辛口のお酒です。酸味が利いてお料理の旨味が増したようです。

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タクシードライバー  陸奥八仙は夏ドブロック

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 松嶺の富士純米大吟醸 上喜元純米吟醸生酒和地

 会場を回って呑み進むうちに出会ったピカ1のお酒は、酒どころ山形県は酒田市の酒田酒造が醸す『上喜元 純米吟醸生 酒和地(シュワッチ)』でした。この酒蔵は昭和22年に5つの酒蔵が合併して生まれた一千石の酒蔵で、建物は文化庁の文化財登録を受けています。主力酒の『上喜元』は呑んで上機嫌になるようにという願いが込められていて、酒米は地元の美山錦や出羽燦々などを使い、仕込み水は鳥海山の伏流水で醸し、どの銘柄も人気の逸品ばかりです。

 『上喜元 純米吟醸生 酒和地』は、グラスに注いでもらうと薄っすらと滓が見えます。香りは華やかな吟醸香で、口に含むとシュワシュワと炭酸ガスが上質の微発泡を演し、心地よいフルーティで旨味のあるお酒でした。あまり美味しいので御代わりして頂きました。

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気仙沼の純米蒼天伝  やまとしずく純米吟醸

 当日は限定200名での会でしたが、私たち小幡建設日本酒クラブは総勢14名で参加させて頂き、多くの種類のお酒を呑んで和気藹々のひと時を過ごしました。また会場内には知人もたくさんお見えになっており、お酒談義で盛り上がりました。もう酔っちゃって、何言ってんだか分かりません。以前お仕事で大変お世話になったFさんに偶然お目に掛りました。気さくで仕事熱心な姿は今でもしっかり記憶しています。あまりの美貌にツーショット写真を是非にとお願いした次第です。ありがとうございました。

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       日本酒クラブの面々は未だ素面です

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  日本酒クラブ会長も出席   お世話になったF様に再会

 あっという間の1時間半で、19時30分には会場には客はいなくなりました。私は真っ直ぐ帰宅しましたが、当然物足りない面々はネオン街にタクシーを走らせ、絶対へべれけになったに違いありません。♪

\(。・_・。)ノ