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新年も明けたと思っていたら、あれよあれよと月日が経ち、TV番組では「暮のお支度は大丈夫でしょうか」などと言っています。本当にあっという間のお正月でした。
さて、「一年の計は元旦にあり」などと申しますが、今年一年も八戸酒造(株)さんの『陸奥八仙』にお世話になるであろうと、元旦は縁起物の『陸奥八仙新春祝酒純米吟醸生』を頂きました。縁起物と言っても金箔が入ったりしている訳ではなく、香りや味は本物です。昨年は購入するタイミングを失い元旦に頂けず、大変悔しい思いをしたお酒だったので、今年は早めにあちこち偵察し購入させて頂きました。
新春にふさわしいラベルで 金色の水引も神々しく
さて、『陸奥八仙新春祝酒純米吟醸生』を開栓すると、香りは薄っすらと仄かで、麹の旨味を予感させます。ぐい呑みから口に少し呑むと舌の上でフルーティな甘さを感じますが、呑み込む際にジーンとした辛さが舌に残り、咽喉にはビリビリと辛さを感じます。そして口中が旨味に満たされます。日本酒度+1ですがもっと辛く感じ、酸度1.9ですが酸っぱさは無く、甘みを感じる不思議な味わい。『陸奥八仙』の数多い生酒にもハズレは無く、美味しく美味しく頂きました。
ぐい呑みは手触り抜群 中は金箔で輝き
今回のぐい呑みは、京都で弥三郎窯を開窯した北川宏幸氏のもので、平成四年にサントリー美術館大賞で入選など多くの受賞歴を持つ方です。このぐい呑みは内側に金箔、外側に細かな細工を施し、手間を掛けて大切に造った事が窺い知れます。こんなぐい呑みで呑むと美味しさも倍増しますが、洗う時に緊張して大変で~す。♪
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