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青森県は雪国で知られていますが、太平洋側は八甲田連邦が楯となっており、雪雲は山に持っている雪を全て降らせてしまうので、冷たい風だけが八戸方面にやって来ます。その八戸ですが、雪は積もっていないものの、一昨日から寒い日が続いています。寒い日には帰宅後にお酒を外へ出して冷やしており、晩酌時間には冷え冷えになっています。北国の寒さを有効に使わせて頂いています。
さて、今回頂いているお酒は、以前、仕事でお世話になったNさんより、「居酒屋だるま」で私に手渡して戴いた『本醸造 蔵子ひやおろし』です(平成26年11月24日掲載)。このお酒を造っているのは、津軽は弘前市の古い蔵で、創業は享保四年(1719)、世界遺産で有名な白神山系の伏流水を仕込み水に使い、おいしいお酒を醸す「六花酒造株式会社」です。六花酒造の主力は辛口の『じょっぱり』(通訳すると「意地っ張り」)で、2014年のIWCインターナショナルワイン・チャレンジで2年連続の「GOLD」に輝きました。
蔵子は箱入りで 肩ラベルにひやおろし 限定ですよ
『本醸造 蔵子ひやおろし』を開栓すると、香りは薄っすら仄かに甘さを思わせます。呑んでみるとピリ感も少なく、本醸造の辛口を予想したものですからアレっいう感じでした。後で調べてみると、日本酒度-3と甘口です。やっぱり!!。しかし、実際は辛さも程良く、分をわきまえた酸味もあり、舌に旨味が広がります。飲み飽きしないお酒なので、あっという間に四合瓶は空瓶へと変身してしまいました。Nさん御馳走様でした。美味しく頂きました。八戸か津軽かは分かりませんが、またの再会を心待ちに、そして楽しみにしております。
鉄釉の感じも良く 手触りも抜群
今回のぐい呑みは、八戸市に在住の陶芸家、後村弘樹氏の作で自宅兼作業場にお邪魔して購入させて頂きました。私にとってはとても高価でしたが、良い物となかなか巡り合えないものなので、今回は清水の舞台より飛び降りるつもりで購入を決めました。こんなぐい呑みで呑むと美味しさも2倍3倍と感じるのは何故でしょうか。♪
\(。・_・。)ノ