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さて、11月28日(金)に開催されました「第8回小幡建設日本酒クラブ定例会」の後編となります。皆さん四本目の『大那 特別純米酒 直汲み無濾過生原酒』に感動しておりましたが、ここからまた、フルスロットルそしてアクセル全開です。
お待たせの五本目は『不動 純米大吟醸無濾過生原酒 吊るし搾り』で千葉県の元禄二年(1689年)に創業した鍋店(なべだな)(株)のお酒です。香りは生原酒の優しい麹の香りがします。味わいはフルーティで酒米のまろやかな旨味にやさしい酸がやってきて、そして咽喉越しに「強い酸味」に変わりキレてゆきました。キラキラと煌めくような味わいに皆さんも満足気。味わってみて判りましたが、このお酒は、とても人気が高く品薄なのも当然です。千葉のお酒の実力も侮れません。
『不動』も人気の高い酒 題字がダイナミック
六本目は日本酒王国の山形県より、水戸部酒造の『山形正宗酒未来生酒』。仕込み水は硬水を使っているため、辛口のスッキリ系かと思いきや甘さをも感じる重厚で落ち着いた味わい。立ち香はフルーティで香りは強めで、味わいは果実系のジューシーさも抜群、日本酒度+1とは思えません。呑み込むときには少し酸味がありますが、切れも良く好適米「酒未来」は「華想い」に近い完成度だと思います。
不動・山形正宗・上喜元 どれも旨味はバツグン
七本目には栃木県にある万延元年(1860年)創業の、わずか100石の蔵で、少量を丁寧に丁寧に醸す若駒酒造が力を注いだ逸品の『若駒 純米大吟醸 雄町50% 無濾過生原酒』。立ち香はやさしい甘さを予感させますが、口に含むと雄町特有の酸が少し効いてはいるもののジューシーな口当たりです。雑味が無く、呑んでいるうちにほのかに甘さを感じます。蔵の酒100石が全てフルーティ&ジューシーで、先日頂いた『若駒かねたまる純米吟醸木桶仕込み』もこちらのお酒でした。
馬がトレードマーク 酒米「雄町」を50%削って
さて最後の1本は弊社の冷蔵庫に潜んでいたお酒を頂戴してきました。その名も酒田酒造の『上喜元 出羽燦々40 純米大吟醸槽垂れ』、これも山形のお酒です。好適米「出羽燦々」は美山錦を親に生まれた山形が誇る「酒未来」とのツートップの酒米です。香りは爽やかで甘さを予感させますが、しっかりと米の旨味を主張しつつ辛さを持ったお酒で、どっしりとした深み・重厚感を感じさせます。上品な口当たりに『上喜元』を感じました。
乾杯のS氏、会長とJ氏、 初回から参加のN氏とH氏
I氏、A氏会員番号№1のI氏 T氏は発足時からのメンバー
両手に華の私、美女と野獣ですなあ 初参加の中央のK氏、右K氏
美少女軍団M様、T様、K様 シメがジャンボラーメン!って?
メールでの参加御礼の返信を致しましたところ、是非、次回も参加したいと書いて下さる方々もあって大変有難く、気合を入れ直して未知の美味しいお酒を探さなくてはと思った次第です。第9回目をお楽しみに~。♪
\(。・_・。)ノ