2014年8月18日月曜日

亀甲花菱『亀甲花菱純米大吟醸本生無調整原酒』

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 八戸市は「せんべい汁」がB-1グランプリで何度も銀賞、銅賞でしたが、ついに先年金賞を獲得したことで、今では全国区になりつつあるようです。八戸市の家庭ではそんなに頻繁にせんべい汁を食べるのかというと、けっこう頻繁です。我が家でも季節に関係なく度々頂いています。実は本日もお酒の肴に頂いていま~す。

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 シャモロックのだし汁、どんこ椎茸

 さて、今回ご紹介するお酒は、過去にも紹介していますが、埼玉県加須市の清水酒造のお酒で220年以上続いた年間100石強ほどの酒蔵が、愛情を込めて仕込んだ『亀甲花菱純米大吟醸本生無調整原酒』です。このお酒は少し割高なのですが、味わいに妥協はありません。値段に恥じない相応の美味しさを秘めている、人にも薦めたくなるお酒でした。酒米は絶対王者の「山田錦」と、辛味が少なく美味しさでは定評のある「美山錦」の最強タッグ。因みに「美山錦」は北アルプスの山頂の雪の様な心白があることから命名されています。

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  肩ラベルは何故古印体     花菱の紋が光ります     裏書には山田錦・美山錦

 ぐい呑みから立ちのぼる香りは穏やかで、微かにフルーティ。色味はやや黄色っぽい感じ。口に含むとピリ感はなく、初めは甘口に感じますが5~6口目から徐々に辛味が。こう言っていると日本酒度は-(マイナス)かと思いきや、何と+4と立派な辛口です。咽喉越しもピリ感がなく、上品で上質な味わいは、あの『十四代』を今一歩フルーティにした感じでしょうか。間違えないで下さい、これってジュースではなくお酒ですよ。

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    ぐい呑みは仙台で購入           酒色はうっすらと黄色く

 今回のぐい呑みは仙台の大学祭に行った際の愛好会の皆さんが造ったもので、平たいゴマのぐい呑みです。残念なことにお酒の色が分からない事を除けば、使い心地は申し分ありません。1個200円位だったと思っています。学生さん達、どうもありがとう。お陰様で美味しいお酒が頂けます。♪

\(。・_・。)ノ