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先週の初めは、うだるような暑さが続きエアコンが手放せませんでした。以前は電気代が掛るからと、節約していましたが、結局、電気代がそんなに大きな金額ではないことを知り、暑い時の就寝前には無理せずエアコンに頼ることにしました。 せっかく取り付けたのに使ってなかったとは・・・。
さて、今回ご紹介するお酒は、速攻買ってきたお酒です。冷蔵庫に前回呑んだ残りがあると思い込み、風呂から上がって肴を準備し、冷蔵庫からお酒を・・あれ?お酒を・・ん・・お酒が入ってない!!。時間はもう夜の8時。あわてて車を運転し、時間ギリギリで江陽一丁目の「加藤酒店」に飛び込みました。そこで見つけたお酒が、宮城県塩釜市の『浦霞しぼりたて純米生酒』で、宮城県塩釜市で享保9年(1724年)創業の株式会社佐浦Yのお酒です。
塩竈の銘酒浦霞の雄姿 あまり見ない紫のラベル 裏書には特徴が
『浦霞』は万葉集の時代に源実朝が詠んだ「塩がまの 浦の松風 霞むなり 八十島かけて 春やたつらむ」の歌枕から浦と霞を戴き酒名としました。酒米は「ひとめぼれ」の子供の「まなむすめ」で、平成10年に食用米として古川農業試験場でデビューしています。日本酒度は-1.0とやや甘口で、搾りたての旨味を火入れせずにそのまま瓶詰めしています。
ぐい呑みに注ぎ、先ず香りを。しかし搾りたてなのに香りは殆ど無く、少しガッカリ。口に含むと先ず甘ったるくない程度の、果実の様な甘さを感じます。辛味はなくツンツンしない優しい味わいと口当たりでしたが、ゴクリと呑み込むと、咽喉ではなく食道にヒリヒリ感が。これでは何杯でもイケそうではありませんか。『一ノ蔵』と並ぶ宮城県を代表するお酒は、やっぱり美味しかった。!
津軽塗のぐい呑み 昔のお殿様の気分
今回のぐい呑みは家内の実家より戴いた物で、何と青森県は津軽地方特産の「津軽塗り」の逸品です。津軽塗は抗菌作用のある漆を何層にも塗り重ね、40以上の工程を経て、2ヶ月以上の日数を要して漸く完成します。重さはありませんが口当たりが木の温もりを感じ、ぐい呑みの中の冷酒が余計に冷たく感じました。♪
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