2014年7月14日月曜日

『くどき上手辛口純吟生詰め』『田酒』を居酒屋で

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 超大型台風8号は先週末にかけて東北をかすめて行きましたが、被害はありませんでしたでしょうか。我が家では、やっと咲いたユリやダリヤが強風で倒れないか心配でしたが、何事も無く悠々と咲いています。

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   ユリはたくさん花をつけました      4種類植えた内の1つが開花

 さて、本当に有難いことに、ちょくちょく居酒屋に誘って頂いております。最近は、美味しいお酒を置いてある居酒屋さんが増えてきた様な気がしており、飲んだことのないお酒との出会いをとても楽しみにしております。先日もお酒のお誘いを頂き、城下一丁目の居酒屋「吞斗」に行って参りました。品書きを見たら何と日本酒王国山形県の『くどき上手』を発見!!。早速注文させて頂きました。

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 やっと『くどき上手』デビュー     受けの桝にいっぱいまで注ぎマス

 先ず、乾杯は明治八年創業、山形県鶴岡市羽黒町の亀の井酒造『くどき上手辛口純吟生詰め』で、ラベルには喜多川歌麿の美人画を写した「生詰め酒」です。「生詰め酒」は製造した後に1回火入れを行って貯蔵熟成させ、瓶詰めして出荷するお酒の事で、生酒とは違いますが火入れが2回の普通酒よりは当然味わいが違います。しかし、なぜこんなに山形のお酒は美味しいのでしょうか。米かなぁ、水かなぁ。

 好適米「雄町」を100%使用し、それをお米の半分50%まで丁寧に磨き造り上げた、日本酒度+10の辛口酒です。しかし、爽やかでフルーティな立ち香が強く、口に含むと口腔内には嫌らしくないピリピリ感が。辛味と酸味が調和して旨味となり、雑味も無くスッとキレていきます。フルーティな吟醸香に辛味そして酸味・・・こんな辛口酒は過去において呑んだことが無く、大変驚きました。昭和59年の発売時には大ヒットしたのも分かります。

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   青森と言えば『田酒』       田酒を桝で呑む幸せ

 2杯目は『田酒』。さすがに席に着いてすぐ田酒を・・・とは言えませんでしたが、会話が弾み徐々にテンションが上がってきて、今だ!とばかりに注文しました。『田酒 特別純米酒』は、青森市油川の西田酒造で醸しており、現在は地元青森でも入手困難でプレミアがついているお酒です。酒の名前は『田酒(でんしゅ)』と読み、米の獲れる田んぼから命名したようです。まさに米だけを使って造るお酒が『田酒』なのです。酒米は「華吹雪」を使用し、製麹から上槽まで丁寧に手作業で醸し、飲み飽きないスッキリ系辛口酒に仕上がっています。

 桝に注いでもらうと仄かに心地よいアルコールの匂いが。呑んでみると薄っすらと甘さも感じられる軽い辛口です。『くどき上手』の後だったので、それほどの感動はありませんでしたが、確かに上品な旨味があり賞賛されて然るべきお酒、そしてとても料理に合うお酒と言った感じがします。お代りは・・・止めときました。♪

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