2013年11月25日月曜日

『黒龍ひやおろし生詰め』が「居酒屋おはな」に

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  小幡建設日本酒クラブの第6回定例会が今週末に近づいて参りました。日本酒を楽しみにしていてくれる方々の期待に添えるお酒が続々と集まっていますが、当日、一升瓶を冷やすための手段を考えています。  さて、先日お酒のお誘いを頂いて十三日町の「串と季節料理 おはな」におじゃましました。ここは6月に新店舗としてオープンしたばかりで、清潔感の漂うきれいな店内でした。さっそくお酒のメニューを頂戴し、皆さんはビールで私は日本酒『黒龍 本醸造』で乾パ~イ。お刺身を注文して頂いたのですが、そのおいしかったこと。マグロのトロやホタテ、ウニと感動モノで、なかなか居酒屋であのお刺身には出会えない極上の完成度でした。(写真参照)串焼きは店の名前に添えている通り、相当自信ありのバリエーション、そして塩っ辛くない味付けにはお酒も進みます。 おはな刺身おはな焼き鳥     このマグロを見て下さい          串焼きもおいしく頂きました  『黒龍』は、曹洞宗の大本山で有名な福井県吉田郡永平寺町の黒龍酒造(株)のお酒で、日本酒ランキングでは常に上位に君臨しています。『黒龍 本醸造』は福井産の五百万石を原料としており、他の本醸造と比べられません。香りはうっすらと果実のような、呑んでみると甘さ控えめのサラッとした咽喉越しで、芳醇そして透明感のある澄んだ味わい。キレが良く雑味のない吟醸酒かと思ってしまうほどの味わいです。 DSCF3820DSCF3827  福井県が誇る「黒龍」の本醸造       蛇の目猪口から溢れました  2杯目は『黒龍 ひやおろし本醸造生詰め』。ひやおろしは、冬に搾ったお酒を直後に火入れし、そのまま蔵で秋にかけて寝かせ、まろやかに熟成した頃にお酒を卸すため、ひやおろしと言われているようです。一般にひやおろしは1回しか火入れしていないので、原酒に近い力強い味わいです。『黒龍 ひやおろし 本醸造生詰め』は香りは仄かに吟醸香がして、麹のような甘い芳醇な香りもします。それでも雑味が無く濃厚な旨味と適度な甘さ、酸味がバランスよく味わえる逸品でした。 黒龍ひやおろし本醸造生詰めDSCF3831     黒龍 ひやおろし本醸造          少し黄色みがかっています  美味しい『黒龍』のお酒とおいしい料理で大満足。今夜もごちそうさまでした。ありがとうございます。また誘って下さい!!。 \(。・_・。)ノ












2013年11月18日月曜日

吟醸純米無濾過生原酒 駒泉を実家で味わう

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  今月末には小幡建設日本酒クラブの第6回定例会。おいしいお料理を提供して頂けるお店は決まったのですが、肝心のお酒が決まっておらず困っています。参加する皆様には美味しいお酒を飲んで頂きたいが故の悩みとなっており、11月の新酒の発売を待っています。  さて、毎月1回、実家で母親の手料理とお酒を頂いています。お酒は勿論酒にこだわる私の持ち込みで、気になっているお酒を購入します。ハズレると痛いので、新しい銘柄は四合瓶で購入しています。今回実家に持ち込んだのは、江陽一丁目「加藤酒店」さんのイチオシで『吟醸純米無濾過生原酒 駒泉』となりました。店長の味覚の鋭さには私も一目置いており、言われるままに購入してしまいました。恐るべき販売力。 DSCF3800DSCF3799 吟醸純米無濾過生原酒 駒泉        裏書  今回の『吟醸純米無濾過生原酒 駒泉』は、以前『純米吟醸 七力 華想い100%』で紹介した、安永六年(1777年)創業の七戸町は(株)盛田庄兵衛の主要商品で、八甲田山系の清らかな伏流水をふんだんに使い、酒米は青森を代表する最強好適米「華想い」を使って、出荷総数500本とごく少量を丁寧に手造りしています。なので!美味しくない訳がなく大いに期待は高まります。  その期待を胸に『吟醸純米無濾過生原酒 駒泉』を開栓したところ、ややフルーティな原酒系の香りがして、美味しそうな予感が強まります。早速口に含むとサッパリとした味わいなのですが、呑んだ後に生酒の力強さがやって来ます。日本酒度は+4と結構辛口ですが「華想い」が華やかにそしてジューシーにまとめてくれています。これは四合瓶ではなく一升瓶で購入すればよかったと後悔させられる1本でした。美味しいお酒と美味しい肴で、今夜も幸せ感にどっぷりと浸っていました。 \(。・_・。)ノ







2013年11月11日月曜日

「高清水本醸造上撰」をホテル鹿角で

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  先月、鉄道工事の現場研修会に参加のため、蓬田村まで行ってきました。集合は逆方向の盛岡駅。そこから高速道路をバスで北上し、蓬田村の北海道新幹線建設現場へ。新青森駅まで開業したばかりと思っていましたが、県内は竜飛の辺りまで高架橋が建設が終わり、現在レールの敷設工事に入っている現実を目の当たりにし、「早っ!」と驚いてしまいました。 IMGP2896IMGP2915     北海道新幹線建設現場風景       ホテル鹿角の外観  現場の研修を終えて向かった先は秋田県の大湯温泉郷「ホテル鹿角」でした。さっそく温泉露天風呂で疲れを癒し、懇親会場へと向かいます。今回頂戴したお酒は、秋田の地酒で秋田酒類製造(株)の『高清水 本醸造 上撰』でした。純米ではないので当然アル添ですが、麹米は美山錦を使っており、「香りが穏やかで上品な口あたりに熟成した旨味」が売りのお酒です。  乾杯から日本酒を頂く私には、秋田美人の給仕のお姉さんがしっかりお酌をしてくれて、酔いに拍車が掛ります。香りは優しくふくよか、ベタつかないスッキリとした呑み口で、クセのない旨味があります。日本酒度は+2と、酸味は控えめでそんなに辛くない中辛と言ったところです。それは、酔うほどにスイスイと入ってしまうという少し危険なお酒でした。中辛ゆえに豪華絢爛なお料理のほぼすべてに合うお酒で、特に「きりたんぽ鍋」では、食っちゃ呑み食っちゃ呑みのヤバイ連鎖も。『高清水』の魔力(勢い)で二次会にも参加し、初めてお目に掛った皆様方と心ゆくまで歓談できました。 高清水本醸造1高清水本醸造2 お酒は秋田の地酒『高清水』  「冷」で頂きました     IMGP2907 ホテル鹿角      豪華なお料理でお腹いっぱい       美人のお姉さんからお酌を  翌朝は目覚めスッキリ、早速、朝の露店風呂に入って朝食を頂き、バスで小坂町へ向かいます。ここには日本最古の芝居小屋「康楽館」があり、建物の内部を見学させて頂きました。案内の方のユーモアを交えた饒舌ぶりには感動モノでした。当日は「劇団三峰組」のお芝居や歌謡ショーを心ゆくまで楽しんで、盛岡まで戻り解散しました。 康楽館三峰座長       康楽館前で記念のショット      歌謡ショーでは座長が乱入  お陰様でまったく疲れを感じさせない、私にとってはとても有意義な研修会でした。有難うございます。また参加したいです。 \(。・_・。)ノ














2013年11月4日月曜日

「獺祭 純米大吟醸 50」は必要ですか?

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  先日、ふいに携帯が鳴り見覚えのない電話番号が。出てみると廿三日町の「宮重酒店」からで、「予約していた『獺祭純米吟醸 50』が入荷しましたけど必要ですか?」とのこと。8月の初旬、宮重酒店で「亀泉」を購入した際、大型冷蔵庫に「獺祭」の四合瓶が入っているのを見ました。数多くの日本酒ランキングでは常にベスト5に入り、時には1位になることもあるお酒ですが、八戸市内でなかなか置いているのを見かけません。御主人に呑んでみたい話をすると、「今年は山田錦が不作なので入荷量が減っていて、何本入るか分からない」とのこと。一応、入荷したら連絡してもらう事にして帰ってきました。そして冒頭の連絡でした。「必要ですか・・・」とは、獺祭というお酒は他にも欲しい人はゴマンといるからです。ありがとうございます、宮重さん。 DSCF3787DSCF3792   獺祭 純米大吟醸 50      裏書はありませんでした  さて、超人気の『獺祭 純米吟醸 50』を何気に開栓してぐい呑みに注いだら、上品かつフルーティな立ち香の香量がハンパなく、まず驚かされます。本当に驚きます。口当たりがやや甘くやさしい味に感じるのは、立ち香が口の中に広がるからでしょうか。でも、日本酒度は+3と辛口です。切れが良くサッパリしていて後味には甘さが残らないため、お料理も当然美味しく感じる逸品でした。こんなやさしいフルーティな大吟醸のお酒にはなかなか巡り合ったことが無く、ランキングがいつも上位にくるのも頷けます。また、山田錦を100%使った純米酒で、大吟醸の獺祭が2.800円とは皆さん、どう思われますか。何かが間違ってないでしょうか?。(今現在は山田錦の不作により値上がりしています) DSCF3811DSCF3814      裏に「福」の押印が               お酒の色は無色透明    ぐい呑みは長男が伊勢神宮に参拝に行ったとき、内宮の門前町「おかげ横丁」からお土産に買って来てくれたものでした。購入先の宮前酒造場は「毎日いろんな酒器で呑む」をコンセプトに全国から2.500点のぐい呑みを集めており、人間国宝の作品から安価な物まで揃っています。プレゼントされたぐい呑みは六角形で有田焼の風貌をしていますが、割合安価だったと聞いて安心して使ました。 \(。・_・。)ノ