2013年6月10日月曜日

好適米「華想い」が造る『六根 純米吟醸サファイヤ』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  新緑の眩しい6月。我が家の草花も、太陽の無垢な日差しをいっぱいに浴びて元気よく育ち、私の目を楽しませそして心を癒してくれています。また、野菜の苗は葉をいっぱいに広げ、毎日背伸びをするように成長しています。気が早いのですが今から収穫の時がとても楽しみです。 DSCF3293DSCF3300    玄関脇のカラフルな草花たち        スナップエンドウにキュウリ  さて、今回呑んでいるお酒ですが、先のロンドンでのワイン品評会SAKE部門での金賞蔵、弘前市の株式会社斉藤酒造店からの『六根 純米吟醸サファイヤ』です。このお酒は好適米の王者「山田錦」と青森が誇る「華吹雪」を掛け合わせて作った、最強好適米でその名も「華想い」。好適米の有名処では山形の「出羽燦々」や岩手の「吟ぎんが」、新潟の「亀の尾」などもおいしさに定評があります。しかし、それらの好適米と比較しても決して勝るとも劣らないのがこの「華想い」です。 DSCF3230DSCF3235    ラベルは地味ですが     「華想い」のお酒は違います  ぐい呑みに注ぎ口元まで持ってくると、先ず華やかで果物のような立香が鼻孔より大量に入り込みます。そのまま口に含むと爽やかな旨味が口中に広がり、呑みこむ刹那キリッと日本酒だと思わせてくれます。「ん~うまい!」と必ず必ず声が出ます。そして呑んでいて分かるのはキレの良いお酒だということ。これも「華想い」の恩恵か、何口飲んでも後味がスッキリで雑味が残りません。斉藤酒造店の松緑、六根も陸奥八仙に肩を並べる私のお気に入りになっています。 DSCF3240DSCF3241    ぐい呑みは風花洞虚空蔵窯       落ち着いた色合いがシック     今回のぐい呑みは、昨年3月に「八食センター」のイベントで買い求めた、風花洞虚空蔵窯の斉藤幹治氏の作で、パッと見は備前焼のような造りのようで、口縁に朱いアクセントが入っています。胴体部分が持ちやすく波になっており(ひも状の粘土を渦巻に嵩上げして造ったのでは?)、手にしっかり馴染みます。雰囲気は抜群でしょ。 \(。・_・。)ノ