いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 5月17日付けのデーリー東北に、英国のロンドンで開催された世界最大ワイン品評会のSAKE部門で、八戸種類の『如空純米大吟醸華想い』、弘前市の斎藤酒造店『六根翡翠(ヒスイ)純米大吟醸酒』、同じく六花酒造の『大吟醸じょっぱり』の3銘柄が金賞に選ばれた記事が載っていました。これで青森県も酒どころとして認知され、広く日本国中に知れ渡ったのではと思っています。 さて、今回のお酒は和歌山県岩出市の(株)九重雑賀から『吟醸 雑賀衆』です。醸造元の雑賀家は戦国時代の伝説の鉄砲隊、雑賀衆を率いたあの雑賀孫市の末裔だそうです。ラベルにはトレードマークとして熊野の八咫烏がデザインされています。酒米は五百万石で、お酒はコクよりも切れの良さを出したサッパリ系の上品さを感じる吟醸酒に仕上げており、アルコール度数も15.5度と高くないため、飲みやすい淡麗辛口と言ったところでしょうか。しかし、飲んでみたら(2合程度)お酒が好きな私でも結構効きました。何が原因だったのでしょう。『越乃寒梅吟醸酒』系がお好きな方には、仄かな吟醸香や柔らかな呑み口に思わずハマってしまう恐れがあります。 化粧箱にも八咫烏が 瓶にも八咫烏がうっすらと このお酒は、先日娘が和歌山へ旅行したときに買って来てくれたもので、こんなに重いものをよくぞ八戸まで運んでくれたと感謝して飲ませてもらいました。本当に持つべきものは孝行者の子供たちですなあ。(しんみりと・・) 九重雑賀の社長様とは、2010年11月「リカーショップくるみや」さん主催の日本酒の会で、小中野の割烹「重兵衛」に来八した際お会いしました。外見はスラリと細身なのですが、わざわざ八戸まで足を運んでくれるとは根性が太い!。その時に雑賀の数々のお酒で私は今までにないほど物凄く酔ってしまい、かみさんに雷鳴が轟く如く厳重注意を受けたことが昨日のように思い出されます。でも、九重雑賀のお酒はそれだけ美味しいお酒だったという事でしょう。 お酒を熱く語る雑賀社長 骨董店で買ったぐい呑み 今回のぐい呑みは、市内の骨董店にて二千円で買求めたもので、手の込んだ造りに「いい仕事してますねえ」と言いたいほどの出来栄えです。きっと名のある方の作品だと思っています。銘のわかる方は是非教えてください。 \(。・_・。)ノ