いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 桜が散りはじめました。GWも今日で終わってしまいます。皆様はどんなお休みを過ごされたのでしょうか。私のところは連休中に愛知県から長男が帰省し賑やかでしたが、帰ったとたんに静かになって愛犬のココアちゃんが寂しそうにしています。今日は最後のお休みですが明日からの仕事がしっかり務まるように頭を切り替えています。 さて、今回のお酒は私の定番、八戸酒造(株)より『陸奥八仙 槽酒(ふなざけ)特別純米無濾過生原酒(青ラベル)』です。実はこのお酒、数年前に『槽酒』として売っていたのを買って飲んだことがあり、日本酒クラブの会員番号1番のI氏に「男山の槽酒っていう酒はおいしいので買ってみたら」と教えたことがありました。濁り酒ではないのに澱がけっこう多く沈み、開栓すると発酵時の炭酸ガスがシュワシュワシュワー・・と湧き立つのに驚き、また、口に含むと舌にピリッとするのがわかるお酒だと記憶しています。 今回の『陸奥八仙 槽酒』は以前より炭酸が少なく感じますが、槽口から搾りたてを汲んだような味わいは同じで堪えられません。陸奥八仙ブランドによりお行儀よく甦った新生槽酒は、以前のような荒々しさは消え旨さを兼ね備え、『赤』や『黒』のようなフルーティさをやや抑えて、フレッシュなそして辛口な味わいが楽しめます。 『陸奥八仙 槽酒特別純米無濾過生原酒』 槽酒の文字は旧酒瓶の文字か? ぐい呑みは神津幸治氏の力作 お酒を入れると幻想的 今回のぐい呑みは以前に写真を載せていましたが、新進気鋭の陶芸作家 神津幸治氏の作で、ほたる焼のように光を透す柔らかな味わい、そして斬新でかつ優しい色合いに目を奪われます。神津氏は、九谷焼の陶工で人間国宝の三代目徳田八十吉氏に師事し、その後スペイン研修より戻ってからは笠間焼の荒田耕治氏に師事しています。この酒器は「色のある器」を掲げ活動している神津氏が神奈川県に築窯してからの作で、階上町の『ギャラリー克泉』で個展を行った際に気に入って購入しました。使い易くてお酒が美味しく頂ける酒器なのですが、たくさん入るんだよなぁ、お酒が。 \(。・_・。)ノ