2013年4月29日月曜日

『富久長 無濾過本生原酒 中汲み槽しぼり純米吟醸』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 あちこちで桜も花盛りとなり、気持ちの良いGWとなっていますが風が強く、強風で桜が散ってしまうのは、悲しいとみるか風情とみるか。風の強弱にもよるのでしょうが、大型連休が終わるまで頑張って咲いていてほしいと思っています。 さて、小幡建設工業では昨年より本社前の駐車場で手作りの観桜会を開いています。メニューは「焼き肉一心亭」様から調達する「焼き肉」をメインに、「豚汁」や「焼きそば」、「おにぎり」など食べきれないほどのラインナップでした。 また、賞金券争奪ゲームとして輪投げ大会やパターゴルフを行い、阿鼻叫喚の地獄絵図さながらの社員の奮闘ぶりでした。 IMGP1337IMGP1363   咲き始めた新井田川沿いの桜            富久長最高!! IMG_1093IMGP1370   2010年にお会いした今田氏       小幡建設日本酒クラブ会長と 今回、観桜会で準備した日本酒は、美味しいお酒をたくさん揃えている旭ヶ丘の日本酒ショップ「くるみや」さんから購入したもので、満を持して登場の『富久長 無濾過本生原酒 中汲み槽しぼり純米吟醸』です。すごいのは幻の好適米八反草を麹米・掛米に使用していることで、このお米は僅かの種籾から徐々に増やして現在に至っているという、「夏子の酒」を地で行く努力が結実したものです。そしてそのお米から広島県は今田酒造の経営者であり杜氏である今田美穂さんが丹精込めて大切に造ったお酒なのです。以前お会いしたときには優しいお姉さんという感じでしたが、この人が造ったお酒なら間違いないと思える方でしたヨ。 IMGP1372IMGP1373        筆者と富久長とK君           筆者と富久長とT 注いだコップからは、完熟フルーツを思わせるような、とても華やかな香りがします。口に含むと先ず、えっ!これが日本酒・・・と思ってしまいます。優しくフルーティな味わいを強く感じますが、飲むほどに辛さもあり旨味が出てくる洗練されたお酒です。女性にも好まれるかも知れません。そんなお酒はないと思ったら一度お飲みになることをお勧めします、美味しい日本酒はたくさんあるので、飲み会では是非、日本酒で乾杯を。 \(。・_・。)ノ













2013年4月22日月曜日

若駒は無加圧採りなので

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  桜の蕾がピンク色に大きくふくらみ、そこかしこで開花しそうな勢いです。今年の桜はいつもより早く連休後半には葉桜ではと心配なるのですが、もうすぐその春の大型連休が始まります。  さて、今回のお酒は『若駒純米あさひの夢 無加圧採 無濾過生原酒24BYうすにごり』です。あまり聞かない銘柄ですが、加藤酒店の店長のイチオシなので購入させて頂きました。万延元年(1860年)に栃木県小山市で創業のわずか100石の蔵ですが、日光連山の伏流水を使い、綺麗な旨味と透明感のある酸を酒造テーマに掲げて一生懸命にお酒を造っているので、美味しくないはずがありません。圧搾機による圧力を掛けずに、自然に滴り落ちるお酒を斗瓶に受けて溜まったもので、やっぱり美味しくないはずがありません。 DSCF3049DSCF3048    無加圧採は圧力を掛けずに搾ります  馬がトレードマーク    ぐい呑みに注ぐとフレッシュな香りが優しく広がり、口に含むと酸が少し効いてはいるもののジューシーな口当たりです。雑味が無いスッキリした味で、飲んだ後にほのかな甘みの余韻が残ります。種類も豊富なのでまた別のテイストを味わいたいと思わせるお酒でした。 DSCF3050DSCF3052      葡萄が彫られた趣ある逸品      うすにごりのお酒が似合います  今回のぐい呑みは函館のガラス館で購入したものだと思っていますが、20年以上昔になるので、購入先を失念してしまいました。でも良い酒器は視覚からもお酒の味わいを一層引き立たせてくれます。皆様もどうか良い酒器に巡り合って下さい。 \(。・_・。)ノ









2013年4月15日月曜日

どぶろくは濃い!

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  春めいた日が続いていますが、先日の台風並みの低気圧による強風や連日の風には、ほとほと参っています。まあ桜の開花後でなくて良かったなとも思っています。  さて、『陸奥八仙 特別純米酒ISARIBI無濾過生原酒』も空瓶となってしまい、次なるお酒は・・なんと『自家製どぶろくまたの名を「どべっこ」。もちろん頂きものなのですが、あまり飲んだことが無いので、期待と不安が入り混じります。このお酒の注意点として①必ず冷蔵庫の中で保管、②栓はとうもろこし殻で(そんなの持ってないので時々開栓しガスを抜く)、③絶対に振らない、④一気に栓を開けない。提供者よりこれらを申し渡され不安を抱きつつも有難く頂戴しました。  飲んでみると「お~これはキツイ」。香りは甘いようなフェイントをかけつつ、実は思いっきり辛口です。口に含むとアルコール度数はかなり高めの20度位でしょうか辛口なのですが、麹の気配りが効いて円やかに感じます。実に濃いお酒です。いつもどおり二合も飲むと撃沈してしまいそうですが、家呑みなので平気で沈没しました。 DSCF3095DSCF3103        白い濁りが沈殿           撹拌すると白く濁って DSCF3102DSCF3111     ぐいのみは「津軽びいどろ」         お酒を注ぐと優しい青に  ぐい呑みは、涼やかで趣のあるガラス細工「津軽びいどろ」です。昔から受け継がれた「宙吹き」の技法を中心に、1500度で材料を溶かし1200度でドロドロに溶けた硝子を吹き竿に素早く巻き取り、息を吹き込みながら整形する難度の高い技法です。まあ、ぐい呑みなどは型を使って形状を作るのでしょうが、肉厚のガラスはズッシリと心地よい重さがあり、色合いも透明素材に青い色素材でしっかりと主張する個性を作っています。お気に入りの酒器で飲むお酒は格別でした。 \(。・_・。)ノ











2013年4月8日月曜日

八戸酒造(株) 第2回Sake Festivalに参加

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  4月に入り日差しが暖かく、気温が上がらない日でも十分長閑に感じられます。今年の厳冬がウソのように草木も芽吹き、南からの桜前線の北上を待ち遠しく思っています。  さて、4月5日八戸プラザホテルのアーバンホールにおいて、八戸酒造(株)主催による第2回Sake Festivalが開催されました。当日は早々に会場入りし、先ず昨年惜敗した17:30分からの利き酒コンテストに、満を持して再挑戦しました。利き酒会場には顔なじみの方々もいて「頑張って下さい」と激励されたのですが、結果は5種類のうち1種類を当てたにとどまり、肩を落としつつもまた来年へのリベンジを誓って“新酒を楽しむ会”の会場へと向かいました。  会場はたくさんの日本酒ファン、いや陸奥八仙ファンで満ちており18:00からの“新酒を楽しむ会”を今や遅しと待ち構えていました。しかし、ただ々々私たちを時間まで待たせる八戸酒造ではなく、「ウェルカムドリンク」と称する四合ビンが円卓の中央に3種類準備されており、『陸奥八仙華想い《生》純米大吟醸』『陸奥八仙黒ラベル《生》純米吟醸』『陸奥田心純米吟醸』と、いずれも本命になりうる資質のお酒ばかり。何てゴージャスなウェルカムドリンク。私と同伴の会員番号2のT氏は、お互いにこの一年の労をねぎらいながらお酒を注ぎあい乾杯しあい、危なく3本を空瓶に変えてしまうところでした。  やがて、開会が宣言され駒井社長の挨拶のあと、乾杯は『陸奥八仙大吟醸』渋く決めたところで、陸奥八仙飲み放題の宴が華々しく始まりました。われわれ小幡建設日本酒クラブの面々も数名参加させてもらい美味しいお酒を心ゆくまで堪能しました。今回のスペシャルは、商品開発中でもちろん非売品の『試験醸造酒2013』。陸奥八仙のフルーティさを限りなく優しくした飲み口で、ふんわりとやわらかな味わい、そして微炭酸のこのお酒は女性が特に好みそうで、大ヒットを予感させるものでした。また、市場にあまり流通していない『がんじゃ自然酒倶楽部』もやわらかな飲み口で感動モノでした。八食センターでしか見れない『陸奥八仙無限∞《生》純米吟醸』などなど全部で30種類のお酒をせっかく準備して頂いたので、少しずつですが全部頂戴してきました。 DSCF3059DSCF3067    ウエルカムドリンクもゴージャス      和気藹々の日本酒クラブの面々 DSCF3065DSCF3070    謎の美女はN夫人とH夫人       今はダンディな3名も・・・ DSCF3088DSCF3092 横浜から来八のT氏とは半年ぶりの再会  会員番号1番のI氏と駒井専務  今回のスペシャルゲストはB-1グランプリ金賞のせんべい汁の歌でお馴染みのトリオ★ザ★ポンチョスが、そのパワフルな歌声を披露し3曲を熱唱してくれました。うっちゃんは気さくな方で、みかちゃんはとてもかわいかったですよ~。感動~。せんべい汁も美味しく頂き、今年の“新酒を楽しむ会”も大大大満足でした。 DSCF3079DSCF3080    みかちゃんは可愛くポーズを      3曲熱唱後のうっちゃんは疲れ知らず 千鳥足のお手本のような歩き方になった私は、来年の第3回の開催を祈念しつつ、帰路に着きました。もう飲めません。 \(。・_・。)ノ