2026年1月25日日曜日

値引きシールの『秀よし純米大吟醸 閑雅 斗壜囲い雫酒』

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昨年末、青森蕎友会の蕎麦打ちに参加させて頂きました。昨年は割と真面目に通ったので、そこそこ打てるようになったつもりでいるのですが、丸く練った蕎麦の塊を、キチッと四角に伸ばす作業がどうも上手くゆかず、またもや講師陣より指導が入りました。打ち上った蕎麦は、年末に帰省した長男と可愛い孫娘にも食べさせることができました。「美味しい」と言ってくれたので、とても嬉しい気持ちになりましたが、実は幌加内産の新蕎麦なので、美味しいのは折り紙付きなのです。

蕎麦をこねて  年越しそばに

さて先日、近所のスーパー「カブマルシェ」に奥様と行ってきました。毎度日本酒のコーナーを覗くのがルーティンになっているのですが、その際、壜に20OFFの値引きシールが貼ってあったお酒があり、奥様が買ってあげると言って買い物カゴに入れたのが『秀よし純米大吟醸 閑雅 斗壜囲い雫酒』でした。やった~。

このお酒は、秋田県大仙市において創業元禄二年(1689)の鈴木酒造店が醸しており、『秀よし』の酒名は、宝暦年間(1750年代)に秋田藩内で行われたお酒の品評会で、鈴木酒造店のお酒を当時の八代目の藩主佐竹義敦が特に気に入り、「御用酒の『清正』より秀でて良し」と高く評価し、『秀よし』と命名せよと御下命を賜った事から名付けられました。因みにその後、嘉永元年(1848)には藩の御用酒にも指定されています。スバラしい!。

和紙のラベル 堂々の閑雅

斗壜囲い雫酒 裏書をどうぞ







仄かに琥珀色

秀よし純米大吟醸 閑雅 斗壜囲い雫酒』の酒米は、秋田が誇る酒造好適米の雄「秋田酒こまち」を50%まで磨いて使っており、酵母は明示していないので不明ですが、香りの爽やかな「秋田流花酵母」でしょうか。仕込み水は、酒蔵内にある深さ45mの井戸から汲み上げた、奥羽山脈の伏流水を使って仕込んでいます。スペックは日本酒度+3、酸度1.6ALC17度となっており、雫を斗壜に集めた斗壜囲い雫酒です。

秀よし純米大吟醸 閑雅 斗壜囲い雫酒』を蛇の目に注ぐと酒色は仄かに琥珀色で、香りは爽やかでフルーティな吟醸香。香量が多く蛇の目からパァっと広がります。口に含むと、ジューシーで濃厚な甘さを感じますが、その直後に咽喉にジワッとした酸がきました。口腔には辛さが残り、辛さを打ち消すために次の一杯を欲します。この旨味は秋田酒こまちの味わいだろうねぇ。

このお酒、定価は結構なお値段でしたが、20OFFだったので心にもお財布にも優しい味わいとなりました。古酒のジャンルがあるくらいなので、そこそこ管理すれば日本酒は殆ど傷みません。何で安売りシールを貼るのか、ちょっと分かりません。

(。・_・。)ノ

2026年1月19日月曜日

大晦日まで取っておいた『彩来(さら)風初め(かぜそめ)しぼりたて無濾過生原酒』

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可愛い孫と遊んだ年末年始。孫が愛知に帰ってからというものは、体に大きく穴が開き、しぼんだ風船のような気がしております。しかし、また「8月の夏休みにくるよ」という言葉を支えに、孫とクレーンゲームで遊ぶための小金を貯めたいと思っています。

さて少し前に、日本酒日本酒通のF君が「もし良かったら『彩來』譲りますけど」と驚愕の言葉をくれたので、譲って頂きますと即答しました。そして、いつ呑むかを考え考え日を過ごしておりましたが、やっぱりこのお酒ならば一年を締めくくる大晦日しかないと、冷蔵庫からジャジャ~ンと取り出しました

彩來風初め  紫のラベル



裏書をどうぞ  酒色はほぼ透明

その年末に呑ませて頂いたお酒とは、埼玉県上尾市の北西酒造が醸す『彩来 風初め しぼりたて無濾過生原酒』でした。明治27年創業の北西酒造の主力酒は『文楽』でしたが、投資銀行や証券会社で働いていた今の五代目蔵主が、先代に乞われて蔵に戻り、2018年より限定流通ブランドとして立ち上げたのが『彩来』でした。このお酒が2019年のIWC2019の大吟醸部門でトロフィーとなり、一躍大ブレイクとなります。

酒名は埼玉県の愛称「彩の国」からとっており、「の国発の、世界を変える日本酒の到」という想いが込められています。コンセプトは「香り、甘味、酸の3つの要素が奏でるハーモニー」としています。

彩来 風初め しぼりたて無濾過生原酒』の酒米は、麹米に酒米の絶対王者「山田錦」、掛米に「雄町」をそれぞれ50%まで磨いて使い、秩父からの伏流水を井戸から汲上げた弱硬水で仕込んでおり、スペックは非公表のしぼりたて無濾過生原酒です。

開栓して蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りはフルーティなアップル系の香り。口に含むとフルーティ&ジューシーで、酸は果実の酸のように感じます。口腔や舌にジワジワも無く、上質で上品な味わいに、やっぱり『彩来』だなぁと感じた次第です。これは2026年のランキングに絶対に入るお酒だなぁと思いながら戴きました。

F君からはお正月のために『廣戸川純米にごり』も手配してもらい、ワクワクウキウキのお正月を過ごさせて頂きました。当ブログの1月5日に記載した通りに、美味しく頂戴しております。結局、年末年始をお世話になった形で、F君には感謝しかありません。♪

(。・_・。)ノ

2026年1月11日日曜日

福岡の酒と云えば田中『田中六五山田錦純米酒生』

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12日は私の66回目の誕生日です。65歳は未だ60歳に近い気がしていましたが、66歳は70に近い感じがします。この前高校を卒業して会社に入ったと思っていたら、退職して早くも5年が経とうとしています。そして、人生はこんなにも早いものなんだなという事を痛感しています。

さて、昨年末に日本酒通のF君より、「お歳暮です」と手渡されたお酒が二本。その内の一本がこの『田中六五山田錦純米酒生』でした。くれるかなぁ、こんな立派なお酒。

このお酒は、福岡県糸島市で創業が幕末の1855(安政二年)の白糸酒造が醸しており、某日本酒ランキングの福岡県で『若波』に次いで第二位となっている人気のお酒です。酒名の『田中六五』の田中は蔵主の苗字ですが、田圃の中に蔵が立っている事から田中としたようです。六五は精米歩合の事で、全てのお酒が拘りの65%精米となっています。因みに酒壜の文字は、現在の蔵主の直筆に寄るもので、なかなかこのようには書けません。

この酒蔵の特筆すべきところは、何といっても昔ながらの「ハネ木搾り」で、歴史的な圧搾法として日本で唯一この酒蔵のみが踏襲しています。機械で搾るより搾る酒の量が目減りするし、時間も手間も掛かります。しかし、雑味成分が出にくいというメリットがあり、透明感のある味わいが旨さに、そして人気に繋がっているのでやめられません。そしてこの美味しいお酒は、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」の車内酒に採用されています。

田中六五  蔵主の直筆




裏書をどうぞ  酒色はうすにごり

田中六五山田錦純米酒生の酒米は、掛米・麹米とも酒造好適米の絶対王者「山田錦」65%まで磨いた純米酒です。酵母は非公表で、仕込み水は白糸の滝からの伏流水で醸した、日本酒度+1ALC14度の火入れをしない無濾過の生酒です。

蛇の目に注ぐと、とろみがあるように感じます。酒色は薄濁りで、蛇の目が薄っすらとしか見えません。香りは仄かですが爽やかさがあります。口に含むとジューシーで、果物のような酸もあり、無濾過のきめ細かな味わい。呑み込むと口腔に辛さと仄かな苦みが残りました。バランスが良く飽きのこない味わいに大満足で、F君に絶賛のラインを送ったほどでした。これは「気に入りましたランキング」に入るなぁ。

昨年も書きましたが、66歳の誕生日が来て今回も感じているのは、高齢の人達の体力や持久力が無いという事です。まぁ、年だからで片付けてもいいのですが、運動はしないで酒を呑み、若い時と同じような食生活を続けていると、筋力は無くなり贅肉が増え、体力が無くなって動けなくもなるでしょう。そんな事の無いように筋トレをしっかり行い、体力や持久力を維持してゆきたいと思っています。お酒も旨いし!。♪

(。・_・。)ノ