2025年10月26日日曜日

やまや八戸新井田店で今年も予約購入『雪の松島 日本酒の日純米無濾過生原酒』

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今年も三八城公民館の陶芸教室に参加させて頂きましたが、できあがったぐい呑みを早く使ってみたくて、「日本酒の日」から5日目にデビューさせました。渾身の作のぐい呑みは、形に味があり色使いもまあまあ、手にも馴染むので気に入りました。

さて、101日の日本酒の日には、【やまや】さんで毎年『雪の松島 日本酒の日101日純米無濾過生原酒』というお酒を予約発売しております。ウチの奥様が店員さんに薦められ、予約してきてくれたので、先日伺って引き取って参りました。

このお酒は、宮城県のほぼ中央部に位置する黒川郡大和町に蔵を構える、大和蔵酒造が製造しており、酒類販売大手の「やまや」グループの傘下にある酒蔵です。老舗の酒蔵を継承する形をとり、そこに近代的な酒造設備を構築して日本酒を醸しています。創業30年ながら、市販酒世界一を決める2023年の「SAKE COMPETITION2023」では、純米酒部門で273点の中から『雪の松島 海-KAI-ひとめぼれ純米原酒』が第一位に、また、インターナショナルワインチャレンジ2025(IWC2025)では、『雪の松島 海-KAI-純米大吟醸原酒』がGOLDMEDALを受賞した、正真正銘の実力のある酒蔵です。

日本酒の日の 純米生原酒



裏書をどうぞ バブルが底に

先日焼いた酒器 お酒を注ぎ

雪の松島 日本酒の日101日純米無濾過生原酒』の酒米は国産米となっていますが銘柄は不明です。酵母は「日本酒の日」101日に因んで、協会1001酵母を使っており、酸の生成が少なく高い吟醸香が特徴の酵母です。そして仕込み水には船形山系の伏流水(軟水)を使った無濾過・無調整の純米生原酒です。

蛇の目に注ぐと酒色は無色透明ですが、よ~く見ると細かなバブルが見えます。香りは爽やかに原酒特有の香りがします。口に含むと、始めは舌にピリッと、そしてジワジワッときますが、甘さ・酸・辛さとバランスが良く、総じて旨味となっています。辛さが少し強いようですが、最後は渋味でキレました。無濾過・無調整の味わいも良く、値段もリーズナブルなため、このお酒は買ってお買い得だったと思った次第です。

酒器は、何を使っても同じ味だと思っている方も少なくないと思います。しかし、日本人は「目で楽しむ」と云う事を古来から大切にしており、私も今回は、自身で造ったぐい呑みを使ったことで、心をウキウキさせながらお酒を頂きました。♪

(。・_・。)ノ

2025年10月19日日曜日

山口の超美味しい『大嶺3粒純米原酒火入れ雄町』

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わが家の朝顔は、毎年8月初めには咲くので、孫たちが来たら見せたいと思っておりました。ところが今年は9月になってから開花したため、残念ながら孫たちに見せる事ができませんでした。う~ん、残念!。まぁ、でも毎日きれいに咲いてくれるため、日々楽しめるのですが。

今年も定番の朝顔  この青がいい

さて、お盆前に日本酒通のF君より、お酒を2本頂戴しました。1本は『AKABU純米吟醸愛山NEW BORN生酒』で美味しく頂きましたが、残りのもう1本を呑ませて頂くことに。そのお酒とは何と『大嶺3粒無濾過生原酒 愛山』で、彼が愛してやまない「愛山」のお酒でした。本当に感謝しかありません。

このお酒は、山口県美称市大嶺町の大嶺酒造が醸しており、創業は江戸時代終盤の文政五年(1822)です。しかし、業績の悪化や諸事情によって、1955年には蔵は休止となりました。50年以上休眠状態だった酒蔵を秋山剛志さんが復活させ、山口県のみならず全国的に人気の酒蔵になりました。SAKETIMEランキング山口県では、1位『金雀2位『東洋美人3位『大嶺』と銘酒揃いの山口で第3位は、酒呑みに云わせると「たいしたもんだ」となりますねぇ。因みに全国版でも30位以内に入っており、酒呑みが是非にも呑むべき、美味しいお酒だと考えます。

大嶺3粒愛山  黒い米3粒が



裏書をどうぞ  酒色は透明

大嶺3粒無濾過生原酒 愛山』は、酒米のダイヤモンドと云われる「愛山」を使っています。その「愛山」は、父に山雄67、母に愛船117を掛け合わせており、心白が大きく溶けやすい性質を持った、濃醇で優しい味わいとなる酒米です。この「愛山」を50%まで磨いて使い、仕込み水は秋吉台のカルシウムが溶け込んだ軟水の「弁天の湧水」を使って醸しています。酵母も日本酒度や酸度などのスペックも、先入観が入らないように非公表としています。

グラスに注ぐと酒色は透明で、香りは予想通り果実のジュースを思わせる甘い香りが。口に含むとジューシーで、果実の酸が甘さを魅惑的な味わいに変化させます。呑み込むと酸と辛さ、そして仄かな渋味で余韻を形成します。このお酒も今年のランキングに入りそうだなぁ。

今年のランキングは来年の元旦に発表しますが、今年は美味しいお酒だらけで、簡単には決まらないように感じています。まあ、私の独断で決めるので、エイヤッ!でいけそうに思いますが、実は簡単じゃないんだよねぇ。♪

(。・_・。)ノ

2025年10月12日日曜日

セプドール・アンより『喜楽長純米吟醸新ばしり新酒生酒』

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毎年、三八城公民館の陶芸教室に参加させて頂いております。主に「ぐい呑み」を作成しているのですが、なかなか上手に造る事ができません。自身では気に入った形のぐい呑みを50個ほど収集しており、これだ!という形が頭にはあるのですが、いざ土を捏ねると上手にできません。まぁ、そんなに簡単にできるはずは無く、今回こそはと挑戦しております。



土を成形し  成形完了

乾かし着色  お気に入り1

お気に入り2  公民館に展示 

さて、先日ウチの奥様と沼館の「セプドール・アン」に行ってきました。お酒はもちろん、お惣菜に野菜に何でも揃うお店です。ウチの奥様は野菜を見ていましたが、私は日本酒コーナーで何か良い出物は無いかと捜索したところ、素晴らしいお酒がありました。それは滋賀県東近江市の喜多酒造が醸す『喜楽長純米吟醸新ばしり新酒生酒』です。蔵の創業は幕末の文政三年(1820)で、お客様に、しく酒を呑んで生きしてほしいとの願いから名付けられました。

最近では2022年のKuraMasterで、『喜楽長純米吟醸』をはじめ3商品がゴールドメダルを受賞している、実力のある酒蔵なのです。目指すお酒は「たおやか」であること。麹による深い味わいが滑らかに広がることとしています。




喜楽長生酒  稲穂のラベル

裏書をどうぞ バブルが

喜楽長純米吟醸新ばしり新酒生酒』の酒米は、酒造好適米の王様「山田錦」を麹米に、滋賀県産の「吟吹雪」を掛米に使っています。酵母は醗酵力の強い9号系自社酵母を使い、仕込み水には鈴鹿山系愛知川(あちがわ)の伏流水で醸しています。日本酒度は+2.2、酸度1.7ALC16度の純米吟醸です。

蛇の目に注ぐと酒色は透明ですが、蛇の目の内側に細かなバブルが付着します。ひゃー美味しそー。香りは爽やかに、そして仄かに酸の香りが。口に含むと「甘い!」と思った瞬間に荒ばしりの酸が追いかけてきて、口腔から咽喉の奥にまで広がります。辛さも舌に残りますが、旨味がたっぷりとあって、最後は苦みでスッキリとキレました。

当ブログも、何と来場者が延べ10万人を超えました。これも偏に当ブログに遊びに来て下さる皆々様のお陰と、大変感謝しております。しかし近年、もうやめよう、もうやめようとも考えているのですが、有難い励ましの声があるのも事実です。まぁ、いつまで続けることができるのか、自分でも分かりませんが、自身の生きた証にもなるという想いで続けております。さすがに20万人までは無理ですが。♪

(。・_・。)ノ