2024年7月8日月曜日

東京駅地下はせがわ酒店で『六十餘州純米吟醸夏吟』

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5月吉日に柳町家の嫡男が誕生し、お宮参りに行ってきましたが、帰りは三河安城駅まで長男に送ってもらい東海道新幹線「こだま」に乗車。次駅の「豊橋駅」で降り、東海道新幹線「ひかり」に乗り換え東京まで帰ってきました。東京駅では限られた僅かな時間の中、八戸の家族の分の駅弁、そしてお土産の箱菓子を買い、漸くはせがわ酒店で日本酒を購入と思ったら、発車の時間が迫っています。義兄には愛知土産として『醸し人九平次』を即決し購入しました。が、いざ自分のお酒となると迷います。時間ギリギリまで考えた結果『六十餘州純米吟醸夏吟』を購入させて頂きました。購入後にレジを振り返ると何とお客が並んでいるではありませんか。マズイ!と思っていたら、レジがもう一台開き速攻で会計。無事に新幹線に間に合いました。ヤッター‼。

六十餘州夏吟  花火が上がって




裏書をどうぞ  酒色は透明で

このお酒は、長崎県東彼杵郡波佐見町の今里酒造が醸している夏酒です。創業は江戸時代中期の明和九年(1772)で、江戸時代に建てられた本蔵をはじめ、十数棟の内の6棟が、国の登録有形文化財に指定された由緒ある酒蔵です。

主力酒は『六十餘州』で、以前の日本には60余りの国々があったことから、日本全国の全ての皆様に呑んで頂きたいという想いを込めて名付けられています。夏酒のラベルには花火が打ち上っており、涼やかさが感じられるお酒になっています。

酒米は酒造好適米の王者「山田錦」を50%まで磨いた吟醸で、本来であれば大吟醸の造りとなっています。酵母は不明ですが、仕込み水には急峻な岩山の黒髪山の伏流水を使って、日本酒度-0.4、酸度1.5ALC15度で1回火入れに仕上げました。

蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは爽やかで甘さも感じます。口に含むとフレッシュで、夏酒らしくスッキリと呑み易い第一印象。まずまずの甘さと仄かな酸味でフルーティさが際立ちます。呑み込むと辛みや渋味は無く、若干酸味が主張していました。よくこのお酒を買ったものだと、自分を褒めてあげたいと思いました。

帰りの東京駅では、慌ただしく改札を通って、新幹線のホームに並んでから、あれを買えばよかったなぁとか、あそこまで行ってこれを買えばよかったと思ってしまいます。勿論、お酒だってあと23本買えばよかったと考えました。実際には無理でしたが‥。新幹線の車内清掃も終了し、アナウンスと共にドアが開きました。重いバックと菓子がビッチリと入った紙袋を持って指定の席に。E席でしたが八戸まで隣のD席には誰も来ませんでした。うれしー。♪

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