2024年1月21日日曜日

超リーズナブルで旨い『特別純米ささまさむね生酒』

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昨年の11月に横浜のカップヌードルミュージアムに行き、自分だけのカップヌードルを作り持ち帰りました。一年以内の賞味期限で、いつ食べるか悩みましたが、お正月に食べようと思い立ち3日に戴きました。当日の楽しかった事が思い起こされ、美味しさに拍車が掛かった次第です。(ベースはチリトマトヌードル。具材に謎肉、コーン、カボチャ、そしてひよこちゃん)

日本に一つの  パックから取出し







オリジナルの具

さて、昨年の12月に小川原へ仕事で行った際、早めに終了したので帰りに三沢市の中居酒店に立ち寄りました。『山本』『雅山流』『』『たかちよ』『天明』『口万』等など数多の日本酒が並ぶ中、購入させて頂いたのが『特別純米ささまさむね生酒』でした。以前、居酒屋海ぼうずさんで頂いた『特別純米ささまさむねにごり酒』が、超美味しかったので「これだ!」と速攻で買い求めました。値段も超リーズナブルだったしね。

ささまさむね  生酒です



裏書きをどうぞ 微かに濁って

このお酒は、福島県喜多方市の創業文政元年(1818)の笹政宗酒造が醸しており、主力酒は創業より蔵名を冠した『笹正宗』ですが、平成26(2014)より新銘柄といってよいのか『ささまさむね』を立ち上げています。蔵名は「笹の葉が常緑で生命力が強い」ということから命名されています。

また、蔵では過度の近代化や量産化を良しとせず、昔ながらの器具で造りを行っている数少ない酒蔵の一つとなっています。2015年のIWC(インターナショナルワインチャレンジ)では、純米酒の部門で『特別純米ささまさむね』がトロフィーを獲得している本物の酒蔵です。

酒米は喜多方県産の酒造好適米「夢の香」で、平成3年から10年の年月を掛けて開発した酒米です。八反錦を母に、出羽燦々を父にしたサラブレットで、大粒米そして醪に溶けやすいという特徴を持っています。酵母は平成3年に福島県が生んだ期待の「うつくしま夢酵母」で低酸性・バナナやメロンのような香りが特徴です。仕込み水には飯豊山の伏流水を使い、日本酒度-2.0、酸度1.4に醸した生酒です。

特別純米ささまさむね生酒』をグラスに注ぐとトロミがありそうで、酒色は微かに濁っているような気がします。香りはフルーティですが香量は控えめ。口に含むと甘さを感じた刹那、直ぐに強めの酸がストレートにきて、慌てて呑み込むと咽喉の奥にビターな苦味を感じて、そのままキレてゆきました。

平日月曜日に入ったカップヌードルミュージアムは、小学生や観光客などで激混みでした。楽しそうな声や笑い声があちこちから上がり、こんな素晴らしい施設が八戸市にも造れないものかと思いました。♪

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