2024年1月8日月曜日

五所川原のM氏から頂戴した『鷲の尾 結の香 純米吟醸酒』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

昨年の10月に転倒し重篤な擦過傷を負ったために、腕や手、足が包帯だらけとなり、とても献血したいなどと言い出せず、10月初旬の白鷗ライオンズ主催の献血に行くことが叶いませんでした。やっと傷が癒えた12月初旬に58回目の献血に臨むことができ、誰かのために役に立ったものと思っています。皆さんも血液を必要とする人たちのため、どうか献血に御参加願えればと思っています。







献血バスの前で

さて、昨年の5月吉日、私が在職中に大変お世話になった五所川原のM氏の「退職を祝う会」が八戸で催されましたが、その際私に過分なお土産として頂戴したのが『鷲の尾 結の香 純米吟醸酒』でした。しかも化粧箱入り~‼。こりゃ立派だなぁ。いいのかなぁ。ありがとうございます。2023年を総括する大晦日に頂きましょうと、冷蔵庫に長く仕舞って置いた、いわゆる取って置きです。M氏に感謝しながら頂きました。

化粧箱も凛々しい  鷲の尾結の香




スペックは   酒色はほぼ透明

このお酒は、岩手県八幡平市で創業が文政十二年(1829)の澤口酒店が醸している主力酒で、大鷲が住んでいたという厳鷲山(岩手山の別称)の山麓より湧き出る水で醸したため、『鷲の尾』という銘柄としたそうです。

また、このお酒は「岩手の最上級酒」を目指し醸しており、2017年から2021年までの「KuraMaster」の純米大吟醸部門で、2020年こそ「金賞」でしたが、それ以外の年は「プラチナ賞」を受賞している、折り紙付きのお酒です。スッゴイ!。

酒米は岩手の酒造好適米の最高峰「結の香」で、山田錦に負けない酒米を開発すべく2002年より試行錯誤した後、「華想い」と「山田錦」を掛け合わせる事によって、寒さに強く大粒で、且つ高精白に耐え華やかな香りと、優しい甘みの「結の香」2012年に誕生しました。様々な人たちとの縁の「結」を大切にし、人と人の「結」を繋ぐようにと名付けられています。

鷲の尾 結の香 純米吟醸酒』は、酒造好適米「結の香」を40%まで磨いて使い、酵母は華やかで繊細な味と香りの岩手独自の酵母「ジョバンニの調べ」、仕込み水に前述の岩手山の山麓の湧き水で醸し、日本酒度-2,酸度1.25の実質大吟醸酒です。

蛇の目に注ぐと酒色はほぼ透明で、香りは概ねフルーティですが、微弱にアルコール臭が少々。口に含むと呑み口は淡麗で、軽やかな口当たりがフルーティに甘さも含み、後半には強めの酸と口腔に穏やかな辛さが順次やってきます。呑み込んだ後は口の中がスッキリと爽やかになりました。スペック的には日本酒度+3、酸度1.4位に感じる味わいでしたが、「結の香」の米の旨味をしっかりと感じることができたものと自認しております。

昨年は行けなかったので、今年こそは津軽方面に車で行きたいと考えています。今回は黄金崎不老不死温泉に入るのが目的ですが、私が勝手に師と仰ぐ故杉浦日向子さんがポアール(日向子マニアなら分かる)と入湯しているので、師匠を偲ぼうと思っている次第です。♪

(。・_・。)ノ