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今年の緑化まつりでシャクナゲを購入し楽しんだのですが、小さな鉢は軽く、ちょっとした風で転倒するため、一回り大きな鉢に植え替えました。土は鹿沼土を主体としてピートモスとパーライトを混合しています。来年もきれいな花を咲かせくれるのを、今からとても楽しみにしています。
土を準備 混合しました
さて、今回の家呑みのお酒は、旭ケ丘の「くるみや」さんから購入させて頂いた、ポップなラベルの『松の寿 純米吟醸HADEなMATSUKOTO※当社比』です。お正月のお酒を予約注文に伺った際、冷蔵庫を探索して発見しました。このお酒は栃木県塩谷郡の松井酒造店が醸しており、創業は幕末の慶応元年(1865)で、石高は約500石程度と小規模な酒蔵です。
代表銘柄は『松の寿』で、御目出度さを表す松竹梅の最上位にある「松」と、幸せの総称を表す「寿」を合体させた酒名は、目出度さの極致だと思われます。また、『松の寿 純米吟醸HADEなMATSUKOTO※当社比』の酒名には、「コロナ禍で厳しい状況が続いていますが、こんな時だからこそパッと明るく派手に行こう」という想いが込められているようです。そして、酒名の最後にある「※当社比」は、『松の寿』の一般的なラベルと比較すると派手だと申し上げております。
本当に日本酒? ど派手なラベル
裏書をどう 仄かに琥珀色
酒米は酒造好適米の栃木県産「五百万石」を使い、酵母は香気が高く酸の生成が少ない協会1801酵母。仕込み水は蔵の裏から湧き上がる超軟水で醸し、日本酒度は±0、酸度1.7のお酒になっています。
開栓すると、瓶の中から立ち上がる香りは、香量も多く華やかでフルーティな吟醸香。蛇の目に注ぐと酒色は透明か…いや、仄かに琥珀色で、口に含むと上品でジューシーな甘さを強く感じます。舌にピリ感は無く、甘さの後には口腔に爽やかな辛さがきて、仄かな酸味を残してスッとキレてゆきました。五百万石から協会1801酵母により旨味を上手に引き出す造りに、杜氏の力量を感じました。
そう云えば、お正月のお酒を予約注文に伺ったと文頭で書きましたが、今年も来福酒造の『来福純米超しぼりたて生原酒』を注文して参りました。元旦に配達されるため、チャイムが鳴ると「あっ、来福が来た!」と喜びの度合いも一入です。早く来い来いお正月。♪
\(。・_・。)ノ