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作物用の花壇を整備し、ナス、トマト、シシトウ、キュウリなど定番の野菜を植えています。だいぶ収穫して食したので、苗代金を上回っており趣味と実益は一石二鳥と云うところでしょうか。
トマトにカラス対策 糠塚キュウリ
さて、私の退職祝いにたくさんの方々よりお酒を頂戴しましたが、6月中旬にご紹介した義兄からの『雨後の月純米大吟醸Black Moon生』と同じ箱に入っていたのが今回呑ませて戴いた『川鶴純米吟醸限定生原酒雄町』です。もう一本は福井県の至宝『梵槽場搾り純米大吟醸磨き三割五分無濾過生原酒』という高価なお酒で、3本を通販で購入して下さいました。
川鶴の立ち姿 赤いラベル
『川鶴純米吟醸限定生原酒雄町』は明治二十四年(1891年)創業で、香川県の西端にある観音寺市の川鶴酒造が醸すお酒です。酒名は初代蔵元が名付けており、蔵の裏に流れる清流「財田川」に、鶴が舞い降りる夢を見たことから『川鶴』と命名。創業当時は普通酒を中心に約一万石のお酒を造っていましたが、現在の6代目が社長に就任した2004年には約半分の五千石まで落ち込んでいた事から、品質重視、味わい重視に舵を切ります。しかし、普段から呑んでいた地元民からは味が変わったと離れてゆき、石高は2010年頃に二千石に。それでも研鑽を重ねて、第2回KURA MASTERでは『川鶴純米大吟醸限定生原酒雄町』が金賞を受賞し、知名度は全国へと駆け上がりました。
『川鶴純米吟醸限定生原酒雄町』の酒米は酒名の通り「雄町」を58%まで磨いて使い、酵母は醪で高泡出さない協会901号酵母、仕込み水は蛍の飛ぶ清流財田川の伏流水を井戸から汲み上げて醸し、日本酒度±0、酸度は1.4の数量限定のお酒です。
利き猪口に注ぐと酒色はほぼ透明で香りは清々しく爽やかな吟醸香。口に含むとフレッシュで爽やかな口当たりに甘さと仄かな酸味を感じますが、呑み込む際には酸味が口腔ににジワジワ感を残し、呑み込むと咽喉に辛さを置いてキレてゆきました。雄町の濃厚な旨味を最大限に前に出したお酒で、杜氏さんの力量が伺えるようでした
冷蔵庫には、まだ『梵』が1本残っており、楽しみは尽きません。♪
\(。・_・。)ノ