2017年9月11日月曜日

『加茂錦 荷札酒 月白純米大吟醸 夏ノ生原酒』


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先日、ウチの奥様が書道関係の出張で東京を訪れた際、お土産の日本酒を購入するために、東京駅地下の「はせがわ酒店」で店員さんに「今、ウチの旦那は鳳凰美田大吟醸というのを呑んでいるけど、それに近い味わいのお酒を下さい」とお願いしたところ、「ハイ、これ」と店員さんが手渡して下さったお酒が『 加茂錦 荷札酒 月白純米大吟醸 夏ノ生原酒 』でした。

加茂錦』は新潟県加茂市にある創業明治26年の加茂錦酒造が醸すお酒で、平成生まれの若き蔵元が荷札酒シリーズとともに今脚光を浴びているようです。酒米は最強好適米の山田錦を40%まで磨き、仕込み水は粟ケ岳の伏流水を使って醸し、淡麗辛口の新潟県にあってこの味わいという美味しさでした。

肩ラベルの生酒が眩しい  蒼い月が涼やか

美味しい吞み方が   色は透明です

開栓し利き猪口に注ぐと、フレッシュな香りが。口に含むと甘さを感じますが口の中を刺すようなピリッとした辛さもあって不思議な美味しさ。雑味が無くキラキラと煌めくような旨味がタップリのお酒でした。二合吞み終わるあたりには咽喉の上が熱く感じて本日の分は終了です。

新潟のお酒はよく「淡麗辛口」と言われますが、湧き出る水がミネラル分の少ない淡水なので、出来上がったお酒も水のようにスッと吞みやすい味わいになるようです。しかし同じ新潟でも『たかちよ』のようにやけに超フルーティ&超ジューシーなお酒もあります。土地に根差した酒造りは、米や酵母だけではなく水にも左右されるのでしょう。『加茂錦』を選んでくれた店員さんの目利きはサスガと思いました。♪

(。・_・。)ノ