2017年4月24日月曜日

土木部慰労会で『出羽桜純米吟醸つや姫』


 
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八戸市にも桜前線がやって来て、今が満開といったところでしょうか。本当はGWに咲いてくれると嬉しいのですが、そう都合よくはいきません。会社のお花見を週末に控え、体調を整えているところです。

さて、一般的に年度末といえば3月ですが、我々建設会社でも同じで3月工期の現場が多くあり、ラストスパートの3月の日曜祝祭日は不休で頑張って竣工検査までこぎつけます。そんな社員たちがお互いを讃え合うように土木部の慰労会が開催されました。弊社では月別に各部門別の懇親会もありますが、4月は総務部だったので、土木部の有志が慰労会を企画し開催に至っています。

開催場所は六日町の「居酒屋あきちゃん」で、私は会社の極秘日本酒貯蔵庫より『出羽桜純米吟醸つや姫』を持参し参加しました。このお酒を醸す出羽桜酒造は将棋の駒造りで有名な山形県天童市にあり、創業は明治27年ですが吟醸酒ブームの火付け役になった酒蔵で、舞鶴山の美しい桜に因み名付けたそうです。


 つや姫の文字も凛々しく  今が旬の出羽サクラ


 ウラ書きをどうぞ    先ずは一杯どうぞ

出羽桜純米吟醸つや姫』は酒米に有名ブランドで飯米の「つや姫」を使用し、大吟醸レベルの50%まで磨いています。日本酒度+1、酸度1.4のやや甘口といったお酒ですが、乾杯と同時に呑んでビックリ!!。新政酒造の『亜麻猫』を彷彿とさせる味わいは正に貴醸酒の様で、上品な甘さと丸みのある酸味が濃く、舌の上に残る旨味に土木部員たちからは絶賛でした。それもそのはずで、74141点のエントリーがあった「純米酒大賞2013」で最高賞の純米酒大賞に輝いているお酒です。


 上司から部下へ     部下から上司へ


 同じ課の者同士で    全員集合!!

 一升のお酒はあっという間に無くなってしまい、私を不憫に思った常務より「俺のグラスの出羽桜を呑んでいいよ」と言って頂きK君と分け合い美味しく頂戴しました。中締めとなり殆どの人たちが常務と一緒に二次会へと進みましたが、私は翌日が仕事のため丁寧にお断りして家路につきました。♪

(。・_・。)ノ

2017年4月17日月曜日


島根県の銘酒『 超 王禄無濾過生詰め』で乾杯

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今回は会社の同僚と「酒と肴と男と女 海ぼうず」さんにお邪魔させて頂きました。彼はこの日本酒の素晴らしい品揃えを何と思っているのか、乾杯はビールその後はずっとハイボールです・・が、まぁいいか。冷蔵庫の中から乾杯に選んだのは『 超 王禄無濾過生詰め 』でした。

インパクトのある看板  今回の品揃えをどうぞ

王禄』は島根県を代表するお酒で、島根県東出雲町の王禄酒造有限会社が醸しています。特約店には保管の際-5℃を義務付けるほど品質にこだわっており、それを実行できる店にのみお酒を卸しています。今年の『 超 王禄無濾過生詰め 』は酒米、麹米とも東出雲町産山田錦を使い、仕込み水は通称「黄金の井戸」と呼ばれる湧水を使用し、日本酒度+7.8、酸度2.2の超辛口のお酒になっています。それもそのはずで、平成25年までは『王禄超辛純米酒』で販売していたものでした。

THE王禄です   生詰めは1回火入れ

香は優しい酸の香りがしますが、口に含むと酸味と辛味がタッグを組んで怒涛のごとくやってきます。後味に旨味と酸味が残り、口に運ぶ塩辛が旨味のアクセントになっていました。

続いて『王禄』とともに呑んでみたかった『大治郎純米うすにごり生酒』を発見!!。琵琶湖の東に位置する滋賀県東近江市の畑酒造有限会社が鈴鹿山系の伏流水で醸しており、酒名の『大治郎』は蔵主の畑大治郎氏の名前からとっています。

個性的な文字で   お酒情報満載

うすにごりですが滓はそれほど目立ちません。香りはフルーティさがあり口に含むとフレッシュ&フルーティで旨味のある酸味が彩り、呑み込むと口腔に辛さのジワジワがやってきました。日本酒度+3、酸度は1.8とやや辛口のお酒で、私的に本日一番の美味しさでした。

その後は広島県東広島市の金光酒造が醸す滓がたっぷりの『賀茂金秀 桜吹雪特別純米うすにごり』、大分県豊後大野市の浜崎酒造の超辛い『鷹来屋特別純米』、『義侠純米吟醸生原酒』、『出羽桜純米吟醸出羽燦々無濾過生原酒』などを次々冷蔵庫より取り出して頂きました。

桜吹雪特純うすにごり   鷹来屋特別純米

義侠特純生原酒  出羽桜出羽燦々無濾過生

そして、またまた冷蔵庫で発見したのが新潟県南魚沼市の青木酒造株式会社が醸す『鶴齢純米酒山田錦』です。創業は大岡越前が江戸町奉行に登用された享保二年(1717)で、山田錦を65%まで磨き巻機山(まきはたやま)の伏流水で醸しています。かなり削ってますねぇ。

65%まで磨くとは  締めに花巴ゆずりは純米

香りは仄かにフルーティで華やかです。山田錦の濃厚な旨味が味わえ、甘さと辛さ、酸味のバランスが良くキレも申し分なしでした。無濾過の旨味がギュッと詰まっているお酒です。やっぱりこっちが本日一番の美味しいお酒かなぁ。

ラストオーダーの声が掛り急ぎ『花巴弓絃葉純米吟醸無濾過生原酒』を頂き中締めとしました。今回もたくさんのお酒を頂きましたが、前述の同僚は、ハイボールで桜ユッケのおかわりを食べていました。ガーン。♪

(。・_・。)ノ

2017年4月10日月曜日

長谷川酒店より『玉川手つけず原酒 純米吟醸 無濾過生原酒』


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2月に出張があり朝一番の新幹線で東京に行ってきました。晴れ男の出張は必ず好天で、当日も風も無く穏やかで暖かな一日でした。お昼までに用事が終り恵比寿から山手線で渋谷駅へ。会いたかった忠犬ハチ公の銅像を見て(意外と小さかった)、渋谷センター街をNHKまで歩きました。NHKでは歴代の朝の連続テレビ小説や同じく歴代の大河ドラマが廊下の両側に所狭しと展示され、懐かしさやそのころの思い出がフラッシュバックします。NHK見学の後は目黒駅まで山手線で移動し、そこから徒歩で目黒不動へ行きました・・徒歩で。歩きが達者な私ですが、40分位歩いたでしょうか、目黒不動に到着した頃にはもうヘトヘトでした。

会いたかった忠犬ハチ公  渋谷のスクランブル

NHKで柴咲コウと  目黒不動で御線香を購入

目黒不動をお参りしたあとは路線バスでJR五反田駅まで移動し、山手線で東京駅まで戻りグランスタの長谷川酒店へと向かうのですが、前回のブログで御紹介したとおり工事中のため店舗は移動しており、不案内な私は地下をぐるぐると迷走します。諦めて元来た道をズーっと戻ったら何と長谷川酒店を発見!!。安堵する間もなくお酒のチョイスに入ります。

長谷川酒店のラインナップ    玉川はどこに・・

今回購入したお酒は京都府京丹後市の木下酒造有限会社が醸す『玉川 手つけず原酒 純米吟醸 無濾過生原酒』でした。木下酒造といえば外国人初の杜氏フィリップハーパー氏が酒造りをおこなっている蔵で有名で、創業は天保十三年(1842)の老舗ですが、平成19年にベテラン杜氏がいなくなり、廃業まで考えていたらしいのですが、その時知人の紹介でやってきた杜氏を見て蔵主はビックリ!!。外国人の杜氏だったからです。しかし、酒造りへの情熱と知識は際立っていて、その腕を本物と見抜き杜氏として迎え入れました。(「カンパイ!世界が恋する日本酒」という映画で見たとおり)

変わった形の瓶    玉川の字がいいねぇ

裏書が楽しい    色あいは琥珀掛って

玉川 手つけず原酒 純米吟醸 無濾過生原酒』は裏山にある城山の湧水を仕込み水に、アルコール度数が1920度と高い濃醇な辛口食中酒となっています。ぐい呑みに注ぐと少し琥珀色のお酒は仄かにフルーティです。口に含むと濃い甘さを感じたあと直ぐに辛さがやってきて、後味は酸味で唇や舌がピリピリと。咽喉の上方をギューっと掴まれるようで、呑み込むと胃への浸み込みが早い感じがします。呑み進むうちに濃厚な辛さが増し正に酒蔵の搾りたての原酒に、二合吞んだら足元がふらつくようでした。日本酒のド直球がこれだ!!というようなお酒です。

今回は急な出張だったので見学する場所を深く考えていませんでしたが、また東京へ出張があることを想定し、次回の見学箇所をしっかりと選考しておきたいと考えています。・・・が実は私は方向音痴で、八戸に戻って来るのでさえ毎回奇跡だと思っています。♪

(。・_・。)ノ

2017年4月3日月曜日

名前は横山大観から『大観 山田錦純米吟醸生酒』


 
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わが家の猫額のような庭にも春がやってきました。芽吹きの春は一歩ずつ訪れ、チューリップや芍薬、曼珠沙華(彼岸花)が土から顔を出しており、毎日がわくわくドキドキで朝晩見入ってしまいます。


曼珠沙華は青々と  芍薬はかわいい芽が

さて、1月末に行った名古屋でしたが、その帰りに東京駅地下の長谷川酒店で、雛壇に陳列された星の数ほどあるお酒の中から『大観 山田錦純米吟醸生酒』を購入してきました。

この大観とはもちろん有名な日本画家の横山大観のことで、茨城県川尻町で明治二年創業の森嶋酒造株式会社の四代目蔵主が茨城県出身の横山大観と深い交友があり、本人から許可を得てこの銘柄を造りラベルも本人の直筆です。

大観 山田錦純米吟醸生酒』は阿武隈山地の硬質の天然水を仕込み水に使い、酵母は香露酵母ともいわれる9号酵母を使った日本酒度+2、酸度1.8のお酒です。


雄々しい大観の立ち姿  横山大観の筆による


裏書で情報発信    酒色はやや琥珀色

ぐい呑みに注ぎ香りを利きますが無臭の様に感じます。口に含むとフルーティな甘さが先に来て、生酒の味わいがその上を覆い、最後は口の中にジワーっと酸が広がります。ぐい呑みで34杯頂くと辛さがどんどん増してきて、咽喉の奥がチリチリします。

先入観があって購入した訳ではありませんが、今回の『大観』も上々吉の美味しいお酒でした。今回、長谷川酒店は店舗が工事のため移転しており、やっと探して買ってきました。しかし、分かりづらい場所だったので以前のようにレジが長蛇になっておらず、サッと会計できました。♪

(。・_・。)ノ