2016年5月30日月曜日

居酒屋で『特別本醸造天泉朝日鷹』


 
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大変ありがたいことに、概ね月1回のペースで居酒屋にお招き頂いております。たまに河岸を変えようという事で、先日は長横町の「和利館」で御馳走になり、楽しい時間を過ごさせて頂きました。それぞれのお店で美味しい日本酒を揃えていると思いますが、「和利館」では超有名な『十四代』でお馴染みの山形の高木酒造で造られている『特別本醸造天泉朝日鷹』を目玉にしているようです。

十四代』は超プレミア酒で値段ばかりではなく、味わいも素晴らしいと思っていますが、今回頂いた『特別本醸造朝日鷹』で驚きがありました。それは、香り、味わいとも本醸造酒の域を遥かに超えているのです。特別本醸造なので磨きが60%以下に削られているのは納得ですが、貯蔵については2回火入れの普通酒であっても低温貯蔵しており、しっかりと管理され美味しい日本酒を呑んでほしいという気持ちがズッシリと伝わるお酒です。

朝日鷹をグラスに  堂々のラベルの存在感

立ち上る香りは薄っすらとフルーティで、桝からコップを抜き上げて口に含むと、やはり微かにフルーティ。麹の旨味と酸味、辛味とのバランスも良く、過去に『豊盃』で有名な三浦酒造の『本醸造酒「ん」』を頂いた際に美味しいと感じた以来の、これが本醸造かと驚きの旨さでした。

お酒の旨さと美味しいお料理に大満足でしたが、この次もまたと言って頂き感謝の気持ちで帰路につきました。こちらこそ、また是非宜しくお願い致します。♪

(。・_・。)ノ
 

2016年5月23日月曜日

秋田の『春霞 栗ラベル白 酒こまち生』

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昨年から青森蕎友会の蕎麦打ちに参加させて頂いており、現在も修行中の身なのですが、修行と並行して夜の懇親会にもコミニュケーション力を養うために積極的に参加させて頂いております。先日「総会」という名の懇親会があり参加させて頂いたのですが、会場はY会長の御知り合いの場所という事で、八戸では超有名な割烹「萬鱗」さんでした。やったー「萬鱗」デビューだー。美味しいお料理が次から次に出てきて、参加費はグッと控えめ。予算が大丈夫かなぁと心配になるようでした。

  「萬鱗」の佇まい     本日のお料理です

   集まった日本酒7升    先ずは箸染めから

   お刺身はイカとヒラメ   春野菜炊きあわせ

以前にもご紹介させて頂きましたが、杉浦日向子さんを師と仰ぐ私は、師の「蕎麦前」、「蕎麦で日本酒」という信念から、今回も日本酒を差し入れさせて頂きました。他の方々からもたくさんの差し入れがあり、日本酒は7升も集まったのですが、私が選んだ今回のお酒は、秋田県仙北郡美郷町六郷の栗林酒造店が醸す『春霞 栗ラベル白 酒こまち生』でした。六郷は「名水百選」と「水の郷百選」に選ばれている水の都なので、お酒が美味しくない訳がありません。

   栗のイガが目印     裏書きで美味しさも倍増

立香は微かに麹の甘みを感じ、期待は高まります。H副会長の乾杯の音頭でグイッと口に含むと「わぁ、旨~い!!」と思わず発声してしまいました。それもそのはず、私のイチオシ『陸奥八仙【赤】』に近い味わいにビックリ。期待通りのフルーティ&ジューシーですが、アクセント的な辛さもあって酸味は仄かです。参加された大勢の方々より「おいしい!!」と言って頂けました。

  陸奥八仙華想い50     一ノ蔵大吟醸とは立派
 
あっという間に7升のお酒は空瓶となり、たくさんの酔っ払いたちが誕生しました。美味しいお酒と美味しいお蕎麦。堪えられません。私が当日のお昼に打ったお蕎麦は後日、帰省した息子に食べてもらい「おいしい」と言ってもらいましたよ~。♪

(。・_・。)ノ

2016年5月16日月曜日

帰省土産は『佐久乃花純米大吟醸たかね錦原酒』

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58日に「第35回八戸うみねこマラソン全国大会」が開催され、今年もハーフの部に参加させて頂きました。当日は晴天、そして最高気温20℃のマラソン日和で、眼下に太平洋を見る潮騒コースを、たくさんの応援の中で走りました。強い向かい風の影響もあり、目標タイムの2時間には少し及びませんでしたが、完走できたので充分に満足でした。沿道の皆様方の大きな声援が、頑張る原動力となり深く感謝しております。


   走る前は余裕も      蕪島は花が咲いて


   太平洋を見ながら     ゴール後はヘトヘト

さてGWの連休に長男がお土産として購入してくれたのが『佐久乃花純米大吟醸たかね錦原酒』でした。以前、盛岡市の駅前にある坂本酒店さんにフルーティなお酒をと伺ったところ、紹介して頂いたのがこのお酒で、この時は佐久乃花を長男が買ってくれる予定があり、結局、別なお酒を購入させて頂きましたが・・(文末へ続く)。

佐久乃花純米大吟醸たかね錦原酒』は長野県佐久市の創業明治25年「佐久の花酒造」が長野県の県産米「たかね錦」を使用し、清流千曲川の上質な伏流水で醸しています。「たかね錦」は長野県が1939年より酒米として交配を進め、1952年に完成した長野県初の県産酒米です。あのスーパー酒米「美山錦」は、この「たかね錦」の種子にγ線を照射し突然変異を起こさせ誕生させた酒米だそうです。

 

佐久乃花は長野県  長野は隠れ日本酒王国

 

「日本酒」の字がデカイ

美味しいとの前評判からワクワク感一杯で開栓します。香りは仄かですが優しさがあり且つ爽やかに感じます。口に含むとフワッとフルーティ&ジューシーで、米が原材料とは思えない完成度。口中が優しい旨味でいっぱいになり、辛さはそれほど感じませんでした。呑み込む際に咽喉がヒリッとして、吞み進むうちにやっと辛さも感じるようになりました。

前述の坂本酒店さんより購入した「別なお酒」は、長野県の『今錦 特別純米おたまじゃくし無濾過生原酒』で、大切に大切にして家まで戻りましたが、玄関のコンクリートに落として割ってしましました。残念!!。♪
(。・_・。)ノ

2016年5月9日月曜日

『純米酒寫樂生酒』をセプドールで購入

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楽しみにしていたGWも過ぎ去ってみればアッという間で、たくさんのお土産とともに帰省していた長男も名古屋に帰ってしまい、賑やかだった家の中が静かに感じます(しんみり)。今度はお盆に帰省すると思うので、おいしい日本酒を調査しリクエストしようと考えています。

さて先日、日本酒の品揃えが充実しているセプドール沼舘店へ、新たに目玉商品が入荷していないか確認のため立ち寄ったところ、何と、『純愛仕込み純米酒寫樂生酒』を発見し速攻で購入しました。前に『而今』を同所で見掛け、その内と思っていたら売り切れていて、とても残念な思いをしており、ウチの奥様の後押しもあって購入して帰りました。

純愛仕込み純米酒寫樂生酒』は、福島県会津若松市の鶴ヶ城の門前にある宮泉銘醸株式会社が醸しており、東西南北を山脈に囲まれた会津盆地の中を流れる阿賀川とその支流からの湧水が水源となり、蔵の中にある井戸から汲んでおいしいお酒を醸しています。
威風堂々の立ち姿   インパクト抜群
裏書も注目   仄かに琥珀色に

利き猪口に注ぐと、何と無くですが「とろみ」がありそうな気がします。色味は仄かに琥珀色で、香りには薄っすらとフルーティさも。口に含むと先ず味わいに重厚感のあるインパクトを感じます。口当たりは渋みと甘さが合体しているようで、呑みやすい強い酸により濃さを感じますが、徐々にフルーティさが育つようにも思えます。辛さはそれほど感じませんが、吞み進むうち辛さや酸味がズーンとやって来ます。

久々にインパクトを感じるお酒を頂戴し、日本酒の奥深さを感じると共に、造られた杜氏さんたちの努力や向上心に思いを馳せる日となりました。♪

(。・_・。)ノ

2016年5月2日月曜日

千葉県勝浦市の「鳴海特別純米火入れ」


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GWに入りました。58日に行われる「八戸うみねこマラソン全国大会」が近づいてきたので、練習したいのですが体も心も連休モードで、練習する気になれません。424日に参加させて頂いた南部町の「うぐいすマラソン」10kmコースは、起伏の激しいコースだったので良い練習になったと思っています。その日の夕方に公会堂で拝聴させて頂いた「八戸市民フィルハーモニー交響楽団48回定期演奏会」では、睡魔との戦いになるかと思われましたが、ゲストの高林央子さんの素晴らしいヴァイオリンの演奏に、眠気も吹っ飛びました。

完走賞を頂きました   素晴らしい演奏を聴き

さて、義兄より日本酒を時々頂戴しております。『不動』なども義兄より教えて頂いた銘酒で、なかなかの日本酒通だと思っています。今回、義兄より頂戴したお酒は、創業慶応三年(1867)千葉県勝浦市の東灘醸造株式会社が醸す『鳴海純米火入れ』でした。青森県民は「鳴海」を通常、「なるみ」と読みますが、このお酒は「なるか」と読みます。富山県産の五百万石を酒米に、房総半島の山から湧き出す水で仕込み、日本酒度+1、酸度1.6と少し甘めのお酒だと思っておりました。ぐい呑みに注ぐまでは・・。

遮光紙に包まれ    表ラベルは無し!

裏書きのようなラベル  色合いは琥珀色  

利き猪口に注ぐと琥珀色が鮮やかで、香りは色味の通り酸の匂いを強く感じます。ウチの奥様は部屋の中の匂いが酒蔵に入った時のよう・・と言っておりました。口に含むとピリ感は無く、日本酒度+1と辛さが少ないためか、色の割に酸味はそれほど感じないのですが、口腔内に日本酒がジワ~っと浸み込む感覚が最後まで続きました。飲み飽きせずグイグイと何ぼでも呑めそうなお酒です。

 東灘醸造株式会社の主力酒は会社名を頂く『東灘』。今回頂戴した『鳴海純米火入れ』も美味しかったので、主力銘柄も吞んでみたいと思った次第です。♪

(。・_・。)ノ