いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
4月に山形観光をした最終日、お土産に美味しいお酒を買っていこうと気合十分の私でしたが、立ち寄るお土産屋さんに生酒がなかなか販売しておらず、折角の日本酒王国でお酒を買えないかもとドキドキしました。しかし、最後に立ち寄った場所「道の駅 寒河江(チェリーランド)」で日本酒の冷蔵庫を発見。早速、気合の1本を購入しました。寒河江市の地酒『千代寿 豊国 純米生原酒』です。
寒河江は古くから、「東北の灘」と呼ばれ、月山の雪解けが寒河江川に集まり、それが美味しい仕込み水となっています。その寒河江市の造り酒屋、千代寿虎屋(株)が「豊国耕作者の会」により復活栽培させた幻の酒米「豊国」を100%使用し醸したお酒が『千代寿 豊国 純米生原酒』です。
ホテル八乙女に宿泊 チェリーランドの冷蔵庫
『千代寿 豊国 純米生原酒』は日本酒度+3、酸度1.5とやや辛ですが、生酒なので期待は膨らみます。山形の思い出と共にぐい呑みに注ぐと、上品な吟醸香と言うのでしょうか、フルーティで穏やかな香りがうっすらと漂います。口に含むと芳醇で濃い甘口の様に感じますが、すぐに辛味が追って来ます。口腔にはピリピリ感はありません。しっかりした旨味はエレガントさを感じ、咽喉越しは辛味とともにスッと切れてゆきます。ヒラメのお刺身が甘く感じ、洋風サラダもおいしさを引出し、とても美味しいお酒でした。さすがに日本酒王国は奥が深いなあ。
文字の揮毫は小野翠風氏 虎の絵は遠藤賢氏 おいしい情報が満載
さて今回のぐい呑みは、先日「さくら野」に1階にある骨董品屋さんより安価で求めた明治時代のぐい呑みです。作は誰か分かりませんが、口に当るところが波になっていて手間のかかった仕事の逸品。絵も丁寧に描かれており、大きさといい手触りといい、お気に入りの一つになりました。♪
有田焼でしょうか お酒が入るとお酒の色が分かる
楽しかった思い出とともに、美味しいお酒を気に入った酒器で呑む。う~ん最高ですねぇ。
\(。・_・。)ノ