2014年5月5日月曜日

尾崎酒造『安東水軍 純米吟醸しぼりたて生原酒』

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 五月に入り草花もたくさん咲いてきました。我が家では定番のチューリップやプリムラなどが咲いて賑やかになっており、次は何の花が咲くのか目が離せません。産直では野菜の苗も販売が始まり、じっとしていられない状態です。やっぱり春はいいなぁ。

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      チューリップは色とりどり       ガザニア、サニーオステオ、ビオラなど

 さて、今回実家で呑ませて頂いたお酒は、青森県の西側で日本海に面する、西津軽郡鰺ヶ沢町の尾崎酒造株式会社で醸す『安東水軍 純米吟醸しぼりたて生原酒』です。安東水軍なんて・・何?・・と思われますが、実は当地の十三湖には鎌倉時代より室町期にかけて安東水軍がいて、貿易などで巨万の富を築き「北の覇者」となっていた事から、それを偲んでのネーミングと思われます。また、尾崎酒造には『神の座』というブランドもあり、森繁久彌さんが好んで呑んだお酒として有名で、『神の座』は本人直筆のラベルになっています。

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肩ラベルは自信満々の太字で  安東水軍!水軍って・・

 今回のお酒は、実家の母親が江陽の「加藤酒店」で購入したもので、当初、「え~、お酒買ってくれたの、銘柄は何?、えっ安東水軍・・・?、安東・・加藤さんが勧めたお酒なの・・?」何を売ってくれたんだか・・という感じでしたが、呑んでみてビックリ!!とても美味しいお酒で、加藤酒店さんを疑った自分を責めました。下沢店長さん、美味しいお酒をありがとうございました。反省しながら呑んでま~す。

 このお酒の酒米は「華想い」を、水は世界遺産の白神山地の湧水を使い造られていてどうりで美味しいと思いました。立香はうっすらとフルーティですが、生酒の熟成された香りも感じます。一口呑むと口腔から空気が鼻孔に抜ける時に、豊かな香りを感じます。甘口に感じますが日本酒度は+2で、酸度は1.4と何故か辛口です。後味も甘く感じる割にはさっぱりとして爽やかで、何杯でもいけそうに感じました。

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   ぐい呑みは合同酒精の富貴

 今回のぐい呑みは、八戸市で合同酒精が造っていた『南部蔵富貴』のぐい呑みです。今は合同酒精もオエノングループの傘下に入り、八戸工場ではもうお酒をつくっていませんが、ぐい呑みは富貴の大吟醸を買った際の景品でした。薄造りなので冷たさが指からも伝わり、美味しく頂けます。

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