いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 ウチの奥様は子供の頃からお習字を習い、故田名部房香先生という方に師事しておりました。いまでは教える立場になり、作品の審査や審査事務、またお弟子さんたちが表彰式に出席する際などの時には、都度東京に出掛けています。その帰りに東京駅地下の長谷川酒店でお酒を買って来てくれたりします。 今回、出かけたのが2月17日。そう60cmを超える大雪が降った日です。早朝の5時過ぎに起床した私は、家の前から市道まで30mほどの通路をフル回転で除雪をして、何とか車を走らせ、ギリギリ八戸駅まで間に合いました。私の献身的な除雪作業は彼女の心を打ち、お土産は『松の司 しぼりたて 純米吟醸 【楽】 』となったのです。ガンバル時には頑張るなぁ。 【楽】しぼりたて生酒 書家は誰でしょう 裏書には杜氏さんの名前 このお酒は滋賀県の蒲生郡竜王町にある松瀬酒造株式会社で醸造されたもので、ご当地産の「山田錦」と「吟伊吹」を60%まで磨いた、火入れをしていない生酒の季節限定品です。日本酒度は3~5度と辛口のようですが、生酒なのでフルーティな予感もします。開栓すると微かにフルーティな香りと吟醸香がしてきます。口に含むとすぐに酸がやってきて、えっ酸が・・・早い。しかし、酸が唾液と交じり不思議と舌の上に甘さのハーモニーが感じられます。淡麗で辛口、スッキリと切れの良さが光り、咽喉を通過した後も酸の余韻がしています。お料理がとても美味しく感じるお酒でした。 ぐい呑みには梅が咲いて 豪華な肴は辛口酒で皆おいしく 今回のぐい呑みは八日町の朝日堂さんから購入したもので、詳しいデータは忘れてしまいましたが、ウチの奥様が突如買って来てくれたものです。梅がやさしくふんわりと描かれ、美味しさが増すようです。 \(。・_・。)ノ