2015年12月21日月曜日

『たかちよ豊醇無盡【赤】』酒どころ新潟の実力


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先週に引き続いて、1127()に開催致しました「第11回小幡建設日本酒クラブ定例会」の後半です。後半戦もいよいよ大盛り上がりとなってきました。今回の参加者18名に、9升のお酒を準備してスタートしています。

入手困難酒屋守   新潟のたかちよ【赤】
 さて、A氏の差し入れに続いたのは、私が絶賛してお奨めする、東京都東村山市の『屋守(おくのかみ)備前雄町無調整生原酒』でした。とても貴重な岡山県産「雄町」を酒米に、香りは爽やか。こちらもフルーティ&ジューシーで無濾過の旨味ですが、ベトベト感は無く爽やかな口当たり。キレもすっきりでした。人気ブランドで入手困難なのも当然です。

『屋守』の次も私が自信を持って準備した逸品『たかちよ豊醇無盡【赤】』で、米どころ新潟県南魚沼市の高千代酒造が、通常精米の2倍の時間を掛ける扁平精米により、ラグビーボールのように削る事で、ムダ無く米の中心部だけを使って醸します。ホンニ、淡麗辛口のイメージがある新潟県の酒らしくない、超が付く位に濃厚、ジューシーな日本酒ですねぇ。【赤】は赤いリンゴをイメージしており、甘さに仄かな酸味が入って、まさに果実感でいっぱいです。本日は女性陣が不在なので、惜しい事をしたなぁ・・残念だなぁ・・と言う感じ。
来福はハズレが無い   堅い商売のH氏、A氏
 大トリは『来福純米吟醸生酒 北海道産吟風』。茨城の来福酒造の驚くべき秘密は、やっぱり花酵母でしょうか。桜、椿、おしろい花、コスモス、ベゴニアなどの様々な花の酵母を使用し、美味しいお酒を造っています。今回の酵母は何と「ひまわり」。酒米は平成14年に改良開発された八反錦系の北海道産「吟風」を使っています。日本酒度+1、酸度1.5のやや辛口に仕上がっていますが、グラスに注いだ際の香りはとても華やかで、果実を切った時のように香ります。口に含むとフルーティですがやや辛さも感じ、軽い呑み口とフレッシュな酸、その全てがバランスを保ち旨味となっています。

J氏、T氏と弊社のN君   九州出身K氏とK社長

参加者全員集合・・   のはずが柳町がいない
 ラストオーダーで煮干し味のラーメンも美味しく頂戴し、中締めとなりました。持ち込んだコップを片付け、空瓶を車に積み、皆さんのタクシーや代行を頼み、事務局の役目も終了です。今回も皆様方が全てのお酒に感動されたようで、有難いお声をたくさん掛けて頂き、準備や後始末の疲れが吹き飛びました。今度は3月に予定しておりますので、皆様方のまたの御参加をお待ち申し上げま~す。♪

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