いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 お待たせ致しました。第7回の日本酒クラブ、八戸酒造の酒蔵見学後半です。蔵の見学を終えいよいよ懇親会の蔵内にある多目的広場へと移ります。弊社の小幡専務の開会の挨拶に続き、蔵主の駒井専務様のご挨拶、そしてめでたく『陸奥八仙ISARIBI生』で乾杯となりました。これぞ陸奥八仙というフルーティな口当たりに初参加の方々は口々に、「うあっ!うめっ~!」。そりゃそうでしょう『陸奥八仙』ですよ!。そして蔵内の冷蔵庫より次々と美味しいお酒がこれでもか!と繰り出します。「たくさん呑んで下さい。足りなくなったらタンクから搾って来ます。」と饒舌な駒井専務。太っ腹。さすがだなぁ。 陸奥八仙の揃い踏み 会長の挨拶は快調に 駒井専務様はお酒を熱く語り 乾杯は会員のK氏 2本目は『陸奥八仙華想い50純米大吟醸』の生。生ですよ~。これをワイングラスに注いでもらいましたが、フルーティでフワッと軽く白ワインのようなスマートな味わい。華想いが美味しさを醸し出しています。その上、生のコクがしっかり利いていて雑味なし。本当に日本酒かなぁ。これを本一(本日の一番)に選んだ方が多くいらっしゃいました。 3本目は『陸奥八仙純米吟醸無濾過生原酒(通称黒)』の直汲み。フルーティさが際立つ1杯。直汲みは普段飲んでいる『黒』とは違い、ピチピチの微発泡ガスが舌に感じ、且つフルーティさに磨きがかかり美味しさも磨かれています。 常連2名に初参加にI氏 日本酒の会会長とその仲間 4本目『陸奥八仙赤ラベル特別純米無濾過生原酒』の直汲み。事件ですよ、もう、『赤』の直汲みとは!。このレアなお酒は少し滓が混じっていて、本来の凄まじくインパクトのある、極フルーティな『赤』が更に進化しており、華やかさと酸味がそれぞれ主張しあっています。辛味を口腔に感じつつも舌の上ではフルーティ。ひと口呑むと「おぉ~っ」と声が出る逸品。私はこれが本一だと思っていました。 お酒の分かる4名 会員№1のI氏と共に しかし閉会後に買って帰ったお酒は『黒』でもなければ『赤』でもありません。実は5本目の『槽酒(ふなざけ)特別純米無濾過生原酒青ラベル』の「おりがらみ」でした。初めは「あ~槽酒か、これも美味しいよね!」くらいに思っていましたが、実際に呑んでみて両目に星が瞬きます。インパクトありありで、酵母や麹の匂い、味わいがお酒に丁度良く溶け込み、フルーティさも少しはあるのですが、発泡するガスと辛さが相まって口腔に旨味を残しスッと切れてゆきます。いつもの槽酒の進化形です。私の心が、これは買って帰って呑まなくてはダメだ!と叫んでいました。 最高で~す!! 何でこんなに美味しいんだ~ 6本目は『陸奥八仙ピンクラベル吟醸無濾過生』。前半のキラ星の如く美味しいお酒の後なのに、まだまだピンクラベルの美味しさが感じられ、何を呑んでも一緒かいと思われるでしょうが、本当に美味しいのです。 7本目の『どぶろっく純米活性にごり生原酒』は上澄み部分を一杯飲んでから、その後攪拌してまた一杯。リーズナブルなのに2種類の味わい、美味しさが楽しめる奥深い珠玉の1本。合計8本飲んだような錯覚が。 日本酒クラブの発展を祈念し 参加者全員が懇親を深め、美味しさの感動の中、中締めとなりました。駒井専務様、田村様、お世話になりました。本当にありがとうございました。次は屋形船でお会いしましょう。 \(。・_・。)ノ
2014年3月31日月曜日 |
2014年3月24日月曜日 |
『陸奥八仙』の八戸酒造で酒蔵見学会(前編)
いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 当小幡建設日本酒クラブの会長がある会合で、八戸酒造(株)の駒井専務とご一緒した際、「酒蔵見学にいらっしゃいませんか」とお誘いを受けたとの事で、社交辞令とも思わずに事務局の私はホイホイと第7回の日本酒クラブに企画してしまいました。 3月中旬、酒蔵見学当日は18時30分集合。会員16名が防菌のための白い服を羽織り白いキャップを被って、蔵人の精鋭田村氏の案内のもと酒蔵へ突入しました。八戸酒造の創業は古く、1775年(安永4年)とのことで、江戸時代から代々続いている酒蔵は全国でも希少です。また、煉瓦造りの建物は大正期にスコットランドから鉄骨、煉瓦を輸入し造られたもので、青森県初の『景観重要建造物』、そして国登録『有形文化財』にまで指定され八戸の大切な財産となっています。
田村氏の説明を聞く参加者 華吹雪は青森県ブランド
蔵の中はお酒の匂いが漂い、日本酒好きには堪らない空間を醸しています。そして迷路のような通路を右に左に、階段を上がったり下がったり。途中、松尾様を発見。松尾様とはお酒の神様で、京都最古の松尾大社を指し、酒造第一祖神として全国より酒樽が奉納されています。 「松尾様」は全国共通の酒の神 麹部屋には仕込んだ麹が 八戸酒造の酒造りは、原料である米を全て青森県産の酒米「華想い」「華吹雪」や食用米の「むつほまれ」等で賄っており、また酵母も青森県酵母をベースにして、仕込み水は蟹沢水源からの地下水を使用し、オール青森で造られています。田村氏に蔵内の先々で洗米から蒸し、麹造り、酵母造り、タンクでの仕込み、圧搾、瓶詰め等、工程の説明を丁寧にして頂き、お酒造りの大変さを再確認させられました。陸奥八仙の美味しいお酒は手間を存分に掛けて出来上がっていました。また、本当にお疲れ様です。最後は全員で記念写真。 タンクに醪が一升瓶で2000本分 イチオシの八仙「赤」 圧搾の説明で咽喉が鳴り 最後は蔵の入り口で集合写真を 蔵の見学を終えいよいよ懇親会のイベント会場へと移り、後半の分は次週へ続きます。次週もぜひご覧ください。 \(。・_・。)ノ
田村氏の説明を聞く参加者 華吹雪は青森県ブランド
蔵の中はお酒の匂いが漂い、日本酒好きには堪らない空間を醸しています。そして迷路のような通路を右に左に、階段を上がったり下がったり。途中、松尾様を発見。松尾様とはお酒の神様で、京都最古の松尾大社を指し、酒造第一祖神として全国より酒樽が奉納されています。 「松尾様」は全国共通の酒の神 麹部屋には仕込んだ麹が 八戸酒造の酒造りは、原料である米を全て青森県産の酒米「華想い」「華吹雪」や食用米の「むつほまれ」等で賄っており、また酵母も青森県酵母をベースにして、仕込み水は蟹沢水源からの地下水を使用し、オール青森で造られています。田村氏に蔵内の先々で洗米から蒸し、麹造り、酵母造り、タンクでの仕込み、圧搾、瓶詰め等、工程の説明を丁寧にして頂き、お酒造りの大変さを再確認させられました。陸奥八仙の美味しいお酒は手間を存分に掛けて出来上がっていました。また、本当にお疲れ様です。最後は全員で記念写真。 タンクに醪が一升瓶で2000本分 イチオシの八仙「赤」 圧搾の説明で咽喉が鳴り 最後は蔵の入り口で集合写真を 蔵の見学を終えいよいよ懇親会のイベント会場へと移り、後半の分は次週へ続きます。次週もぜひご覧ください。 \(。・_・。)ノ
2014年3月17日月曜日 |
秋貞酒店より『醸し人九平次 純米吟醸 うすにごり 別注』
いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 私は先日、駅のホーム内での工事のため、久慈市に行ってきました。八戸から約60kmと車での通いはとても疲れますが、到着して久慈駅前デパートを見ると・・・あれ?。 久慈駅前のデパートに・・ アキちゃん、ユイちゃんだ~ 今回ご紹介するお酒は、今や「醸し人九平次」がビックネームとなった株式会社萬乗醸造より、名古屋市の秋貞酒店のために造られた『別注 醸し人九平次山田錦 うすにごり 純米吟醸』です。 秋貞酒店のために・・ということは、ある事情がありそれ以外のどの酒屋さんでも扱っていない「別注」という希少なお酒で、昨年末に名古屋の長男から「『別注 醸し人九平次山田錦 うすにごり 純米吟醸』っていうお酒、いる?」と連絡が入り、二つ返事で「絶対、絶対、絶対要る!!」と答えたところ、予約が必要とのこと。また、数が少ないので当たるかどうか分からないとの事でしたが、無事に2月19日到着便(クール便)で届きました。 『別注 醸し人九平次山田錦 うすにごり 純米吟醸』の肩ラベルには《EAU DU DESIR》(希望の水)のフランス語で記載され、このお酒から「希望」というエネルギーを感じて欲しい、飲んでいる皆様にとって「幸」多いものになれば・・とのこだわりが。 肩ラベルの生が泣ける 緑の文字で別注うすにごり 裏書にはフランス語でも 造りは酒米王者山田錦を100%使用し50%を精米して醸したうすにごりです。呑み頃は3月5日とインターネットに記されており、開栓後の新たな熟成を楽しむために、数回に分けて呑んでみて下さいとも。 先ず3月2日。開栓すると微かな吟醸香で、フルーティさも感じます。ぐい呑みに注ぐとうすく濁っており、そんな「希望の水」を呑んでみると舌にピリピリ感。口内も少しピリピリ感。フルーティと酸は両雄並び立たずかと思っていたのに、それを成し遂げた美味しさ。口の中が発泡し膨らむような若さを感じます。 続いて3月6日。熟成したのでしょうか、栓を開けたからかピリピリ感は薄れ、ジューシー感、フルーティ感が増しています。この後に『太平山 天巧』を呑んだのですが、あの美味しさは何処に・・という感じ。九平次恐るべし。 最終は3月9日。飲んだ途端にフルーティさが前面に出て、山田錦の米の旨味が伝わります。酸味が気にならずキレもグッと良くなっていました。やっぱり九平次だなぁと感嘆しました。 ぐい呑みは小樽ガラス 薄く白い滓が見て取れます 今回のぐい呑みは小樽のガラス工房で購入したもので、厚手のガラスの手触りと口当たりが良く、お酒を頂くのに気持ちが入る逸品です。安かったけど。でも、値段より思い入れでしょう。お気に入りのぐい呑みで、お気に入りのお酒は堪りません。 \(。・_・。)ノ
2014年3月10日月曜日 |
新年会の乾杯は『雪の茅舎 純米吟醸 生酒』で
いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 平成26年小幡建設工業新年会は、2月15日の大雪が降り止まぬ中、青葉一丁目の「モルトン迎賓館」で多数の参加者のもとで盛大に行われました。新年会では先ず、久慈市より講師の先生をお招きして【顧客満足研修会】を行いました。先生には「挨拶」「笑顔」「顧客感動」などについて、身振り手振りを交え熱心に指導して頂き、参加した方々には大変有意義な講習会になったと思います。 その後、新年会は表彰式そして懇親会へと移り、協力業者様、お客様を含め総勢150名が懇親を深め、大いに盛り上がりました。今回、弊社で持ち込んだお酒は『雪の茅舎 純米吟醸 生酒』で、秋田県は鳥海山を望む由利本荘市の、創業明治35年の「株式会社齋彌酒造店」で造られました。このお酒は原料に最強好適米山田錦と実力派の秋田酒こまちというビックネームを揃え、それを55%まで削って美味しい心白のみを使って醸した、「そりゃ美味しいでしょうよ」という味わいです。たくさんの方々にお酌をして廻りましたが、皆さん口々に「美味しい~」の連呼。会場には日本酒クラブの面々も見えており、『雪の茅舎 純米吟醸 生酒』で親睦を図りました。 何故だ!はちつる無濾過生 声高らかにカンパ~イ 肩ラベルには限定の文字 茅舎とは茅ぶきの家の事です グラスに注ぐと期待通りの果実のような香りが、ふくよかに鼻孔に吸い込まれます。口に含むと、香りと違和感のないフルーティでフレッシュ、透明感のある味わいに呑んだ人たちは皆一様にビックリ。そして優しい顔に。当然渋みや苦味は無く、すっきりとした咽喉越しは雑味が無く、スッと切れてゆきました。後味の優しい酸と香味のバランスも良く関心しきりでした。 会員のO氏と酒蔵見学の約束を 帰りには雪がかなり積もっていましたが、美味しいお酒と楽しい仲間たちとの語らいで心はとっても暖かでした。 \(。・_・。)ノ
2014年3月3日月曜日 |
滋賀の酒「松の司 しぼりたて 純米吟醸 楽 」
いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 ウチの奥様は子供の頃からお習字を習い、故田名部房香先生という方に師事しておりました。いまでは教える立場になり、作品の審査や審査事務、またお弟子さんたちが表彰式に出席する際などの時には、都度東京に出掛けています。その帰りに東京駅地下の長谷川酒店でお酒を買って来てくれたりします。 今回、出かけたのが2月17日。そう60cmを超える大雪が降った日です。早朝の5時過ぎに起床した私は、家の前から市道まで30mほどの通路をフル回転で除雪をして、何とか車を走らせ、ギリギリ八戸駅まで間に合いました。私の献身的な除雪作業は彼女の心を打ち、お土産は『松の司 しぼりたて 純米吟醸 【楽】 』となったのです。ガンバル時には頑張るなぁ。 【楽】しぼりたて生酒 書家は誰でしょう 裏書には杜氏さんの名前 このお酒は滋賀県の蒲生郡竜王町にある松瀬酒造株式会社で醸造されたもので、ご当地産の「山田錦」と「吟伊吹」を60%まで磨いた、火入れをしていない生酒の季節限定品です。日本酒度は3~5度と辛口のようですが、生酒なのでフルーティな予感もします。開栓すると微かにフルーティな香りと吟醸香がしてきます。口に含むとすぐに酸がやってきて、えっ酸が・・・早い。しかし、酸が唾液と交じり不思議と舌の上に甘さのハーモニーが感じられます。淡麗で辛口、スッキリと切れの良さが光り、咽喉を通過した後も酸の余韻がしています。お料理がとても美味しく感じるお酒でした。 ぐい呑みには梅が咲いて 豪華な肴は辛口酒で皆おいしく 今回のぐい呑みは八日町の朝日堂さんから購入したもので、詳しいデータは忘れてしまいましたが、ウチの奥様が突如買って来てくれたものです。梅がやさしくふんわりと描かれ、美味しさが増すようです。 \(。・_・。)ノ
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