2013年7月28日日曜日

『醸し人九平次 human』緊急入手!

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  ブログを書いていると一週間、一か月があっという間に過ぎ去るような気がします。そして7月もあと数日、もうすぐお盆がやって来ます。春先、お盆用に庭へ花の球根や種を蒔いたのが、きれいに大きく育ちました。墓や仏壇に供えると御先祖様も満足してくれることでしょう。 DSCF3464DSCF3465     この見事なユリをご覧あれ         アスターも咲き始めました  さてこの度、愛知県で仕事をしている長男から「おやじに呑ませたいお酒が手に入ったので送ります」と連絡があり、数日後にクール宅急便がやって来ました。中から現れたお酒は何と!!!愛知県は(株)萬乗醸造の『醸し人九平次 純米大吟醸human』でした。「醸し人九平次」は日本酒評価サイトのランキングで堂々の第4位1位:獺祭2位:十四代3位:黒龍)のお酒で、平成9年に若き経営者が同級生の杜氏と、何物にも縛られない自由な発想で「醸し人九平次」の銘柄を立ち上げて彗星のごとく現れ、フランスのミシュランガイド認定三ツ星レストランのワインリストにも載るような煌めく味わいの日本酒を造っています。当然、品薄で入手困難なのです。よくやった長男よ!! DSCF3452DSCF3459 醸し人九平次 純米大吟醸human化粧箱  こんな感じで入っています  DSCF3455DSCF3457  2012とありますが今年の製造です    これがhumanのコンセプトだ!  今回の『醸し人九平次 純米大吟醸human』は、イレギュラーなお酒なのでこちらも当然限定販売のため入手困難酒です。【国境や文化、全ての境界を超えるお酒でありたい】と明記されており、ここからも蔵人の高邁な理念が伝わります。酒米では№1と言われる山田錦を45%まで精米して米の旨味を引き出し、仕込み水は長野県まで汲みに行くこだわりのお酒です。  グラスに注ぐ際には柔らかな果物系の香りが立ち上がります。しかし、口に含むとフルーティさは控えめで、瑞々しい酸により香りに反し辛口か・・と思わせ、旨味や甘みが次々にやってきては切れてゆきます。雑味が無いまま旨味だけが残り、本日は2合戴きましたが何杯でも呑めそうなとても美味しいお酒でした。醸し人九平次のお酒は2本目ですが、このhumanの味わいは格別で、長男に感謝しながら頂きました。 \(。・_・。)ノ











2013年7月21日日曜日

『亀甲花菱 無濾過中取り 生原酒』まず、呑んでみなせぇ

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  7月は流星群観測シーズン到来となり、26日頃には「みずがめ座σ流星群」や「やぎ座流星群」を見ることができ、とても楽しみにしています。  さて、今回ご紹介するお酒は、埼玉県騎西町の田畑の中にある220年以上続いた酒蔵で、年間100石強ほどの日本酒を家族総出で愛情を込めて造っている清水酒造の『亀甲花菱 無濾過中取り 生原酒 美山錦』です。 DSCF3353DSCF3355   亀甲花菱無濾過中取り     今回は美山錦、前回の山田錦も美味しかったなあ  小幡建設日本酒クラブでは以前『亀甲花菱 無濾過生原酒 山田錦』を乾杯酒として提供したことはありますが、完熟フルーツを思わせるフルーティでしかも力強い呑み口に参加者全員圧倒された記憶があります。今回の美山錦はそこまで強烈では無いものの、香りは柔らかなやさしい吟醸香。しかし、口に含むと口腔内やノドに辛口が強烈に突き刺さるのですが、ノド越しの際には心地よい辛口に変わり、フルーティさもしっかり判る濃厚で旨味の凝縮された味わいです。これほど美味しい『亀甲花菱 無濾過 生原酒』は、日本酒の大関~横綱クラスと言ったところでしょうか。旭ヶ丘の『リカーショップくるみや』に行った際、店内に漂うの無濾過生原酒系の香りに導かれ、買うつもりも無かったのに店を出た時には亀甲花菱の一升瓶を抱えていました。何と魔力を秘めたようなこの酒屋。全く油断できません。恐ろしい~。 DSCF3364DSCF3365    持ちやすく色合いもいいでしょ      ろくろで廻さず手捻りが味わい  今回の酒器は15年くらい前に青森に仕事で行った際、サンロードの1階で何気に見ていたらどうしても欲しくなった逸品で、二千円という高額で買求めました。口縁の高さが不揃いなのも、円形が真ん丸でないのも、貫入が入っているのもみんなみんな「味わい」で、良い酒器は美味しいお酒を頂くためには必要な私のこだわりです。それでは今日もお疲れ様!カンパ~イ。 \(。・_・。)ノ









2013年7月15日月曜日

居酒屋で「純米吟醸 まんさくの花 雪室吟醸」

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  わが家の夏の風物詩、朝顔の柵ができました。毎朝元気に咲く涼やかで可憐な朝顔に心が癒されます。早くたくさんの花をつけて欲しいと願っています。 IMGP2007IMGP2008
   朝顔の柵を頑丈に造りました     4月に種を植え今では花も咲きました
 さて、先日根城の居酒屋「福次郎」に行ってきました。ここは知る人ぞ知る美味しい日本酒にこだわりを持つ居酒屋さんで、普通のお店でお目に掛らないような例えば「無濾過生」系の日本酒などを置いており、全く次元の違う居酒屋さんとなっています。「日本酒!冷で!」と注文しても、未だに店のお酒メニューから出てきませんでした。しかし今回はいよいよ「まんさくの花」ということでしたが・・・。
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        日本酒の一覧         今日の日本酒はこれだ!  今回お店で用意(行くたびに違うお酒がある)してくれたお酒は、日本酒好きには堪えられない逸品でしょう。その名も『純米吟醸 まんさくの花 雪室吟醸』。みんながザワつきます。これは秋田県横手市の元禄二年創業「日の丸醸造(株)」が造る季節限定かつ数量限定品のお酒です。昔ながらの雪室(お酒を山積みした上に大量の雪を機械で被せ、その上を断熱効果のあるオガクズで覆い、その上から更に断熱シートを被せ、最後に稲わらを葺いて雪室の完成)に0~3℃で初夏まで静かに眠る吟醸酒は、いい感じで熟成するのでは・・・。 DSCF3421DSCF3422  純米吟醸 まんさくの花 雪室吟醸   手間を惜しみなくかけたおいしいお酒   コップに注いでもらうと、ほんのりフルーティな香りが。口に含み酸味を感じたと思ったらスッと消え、柔らかな甘みを感じるという上品で華やかなお酒でした。口々に「うまい・美味い・旨い」と我先に競って呑んでいたら、当然の如く一升瓶が速攻で空きお開きになりました。お料理も絶品でしたよ!。 \(。・_・。)ノ







2013年7月8日月曜日

全国きき酒選手権大会青森予選会に参加

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  先週の7月5日(金)に『全国きき酒選手権大会青森予選会』があり、小幡建設日本酒クラブの会長と事務局の私、そして会員5名が参加し果敢にも挑戦して参りました。これは青森県酒造組合の主催で弘前会場と八戸会場で同日に開催された催し物で、八戸会場は八戸種類(株)八鶴工場蔵内で約70名が鎬を削ります。優勝者は全国大会へ、また成績上位者には豪華賞品とあって、会長も私も普段とは違うテンションでした。実際に呑んでみると・・・う~ん、わからん。運を天に任せて選んでみたらなんとあっさり優勝・・・とはいきませんでした。利き酒って結構難しいものです。 DSCF3381DSCF3384       意気揚々と参加の筆者      利き酒会場は厳粛さが漂っていました  利き酒大会も終わり19時より懇親を深めるパーティへと移って、各蔵が競うような自慢のお酒をしこたま頂きました。まあ私にとってはこちらが本番のようなもので・・・。今回協賛している酒蔵は県南を代表する八戸種類(株)、八戸酒造(株)そしておいらせ町の桃川(株)ですが、青森県各地のお酒が準備され期待を上回ることこの上なし。口開けの『華一風低圧搾り生』から始まって『陸奥八仙ピンクラベル吟醸酒』『桃川大吟醸純米酒佞武多』『白神大吟醸雫取り無濾過』などなど、20種類くらい頂きました。 DSCF3393DSCF3395   会場中央には450種類のお酒が冷え冷えで準備されていました DSCF3396DSCF3397     お料理のリッチさに目をみはり       闘い済んでみんな仲良く乾杯   DSCF3399 DSCF3400       謎の美女たちも参加           八戸酒造の駒井専務と・・・  今回の企画は三千円と驚きのリーズナブル(蔵で行ったため場所代の支払いも無く、酒は酒蔵なので死ぬほどあるからか?)さで、料理もお酒も文句のつけようもなく大大大満足で、全てが良かったと思っています。また来年も是非参加したいなぁ。日本酒のスソノ拡大のためにも当ブログでもしっかりPRしてゆきたいと考えております。 \(。・_・。)ノ












2013年7月1日月曜日

夏には夏の『夏吟醸』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  今日から夏本番の7月となりました。でも先週は梅雨空の影響でしょうか肌寒い日々が続きました。そんな寒さの中でも庭のスナップエンドウキュウリ水菜カブといった夏野菜が収穫でき、毎日がワクワク感いっぱいで、楽しい日々を過ごしています。 DSCF3371DSCF3378     すずなりスナップエンドウ           キュウリも順調に成育  さて、ただ今呑んでいるお酒は、私のお気に入りの酒蔵八戸酒造さんの『陸奥八仙 夏吟醸ブルーラベル火入れ』です。麹米は「華吹雪」掛け米は「まっしぐら」の優良青森県コンビ。このお酒は『夏どぶろっく』と共に夏限定で発売され、人気の銘柄で油断すると店頭より早々と姿を消すお酒です。 DSCF3273DSCF3276  ラベルまで涼やかな「夏吟」        今回の「夏吟」は生では」なかったが・・  買ってみて分かったのは、何と今年の『夏吟醸』は火入れ?。昨年までは生酒だったので少し落胆。しか~し、ぐい呑みに注ぐとフルーティで華やかな香り。酒器を鼻先に思わず深呼吸。そしてぐい呑みに口を近づけ一口目を頂くと、舌先にピリッと感がしますが爽やかな味わいが。そして時間差でやって来るのは程よい甘さとコク。やっぱり「陸奥八仙」にハズレ無し!。14%と低アルコールですが水っぽさを感じさせない美味しいお酒でした。でも生酒ファンの自分には昨年の『夏吟醸』がもっとテンションが上がったなぁと思いながら頂きました。 DSCF3282DSCF3289     オレンジのアクセントが憎い       口縁の高さが不揃いも「味わい」  今回のお酒『夏吟醸』には、やっぱり涼やかなぐい呑みが似合います。それで今回準備した酒器は八戸が生んだ偉大なガラス造形家、石橋忠三郎氏のぐい呑みです。石橋氏はガラス造形を学ぶため英国のスターブリッジ美術大学に留学。数多くの賞を受賞しながら日本各地で個展を開くなど精力的に活動。拠点は当市沼舘の工房です。この酒器で美味しさは倍増、いつもより多めに飲んだかも知れません。どうですか?おいしそうでしょ。 \(。・_・。)ノ