2015年5月25日月曜日

陸奥八仙で第4回Sake Festival

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 春風も心地良い4月28日、八戸プラザホテルのアーバンホールにおいて、八戸酒造株式会社主催による第4回Sake Festival-新酒を楽しむ会-が開催されました。当日は前売りチケットを受け付けの係の方に手渡すと、何と当地八戸市を舞台とした鈴木杏樹さんが主演の「ライアの祈り」の鑑賞券が引き換えに渡されるという、なんというキップの良さ。(おやじギャグ)

 当日の私は、盛岡へ出張でギリギリ開宴に間に合いませんでしたが、日本酒クラブの面々が暖かく迎えてくれました。会場入りし周りを見渡すと、陸奥八仙ファンで溢れかえる中に知人を発見してはお酒を酌み交わし、お酒談義を弾ませました。円卓の中央には既に3種類の四合ビンが準備されており、非売品の『陸奥八仙ピンクラベル吟醸生原酒』や『陸奥八仙ISARIBI特別純米生原酒』『陸奥男山超辛純米生原酒』と豪華な顔ぶれです。駆け付け3杯ということで、お祝いスピーチ中にも拘わらず日本酒クラブの面々と乾杯の練習を行いました。

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   日本酒クラブの面々        別卓のKさんも交えて

 やがて、「ライアの祈り」の宣伝用VTRが終ると、乾杯の挨拶とともに新酒を楽しむ会が始まりました。乾杯は『陸奥八仙大吟醸』で渋く決め、美味しさ向うところ敵無しの『陸奥八仙華想い40純米大吟醸』やその他、美味しいお酒の飲み放題の宴が華々しく始まりました。私たち小幡建設日本酒クラブの面々も数名参加させて頂き、フルーティ&ジューシー且つ華やかなお酒を心ゆくまで堪能させて頂きました。

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        豪華お品書き        ウエルカムの3(13)

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    大吟醸コンビ(45)       非売品の4(69)

1、陸奥八仙 ピンクラベル(非売品)

2、陸奥八仙 ISARIBI特別純米生原酒

3、陸奥八仙 超辛純米生原酒

4、陸奥八仙 大吟醸

5、陸奥八仙 華想い40純米大吟醸

6、がんじゃ自然酒倶楽部純米吟醸生原酒(非売品)

7、陸奥八仙 黒ラベル純米吟醸生原酒

8、陸奥八仙 特別純米生原酒 レイメイ×まほろば 華酵母(非売品)

9、陸奥八仙 特別純米生原酒 レイメイ×まほろば 醇酵母(非売品)

10、梅酒八梅

 今回は以上の10種類がラインナップされていましたが、スペシャルは非売品の4種類で特に『がんじゃ自然酒倶楽部純米吟醸生原酒』は感動の味わいでした。各々1合ずつ頂戴し、美味しいものは更に1合追加するのですが、10種という事は・・・。梅酒八梅なんて3杯も呑んだし・・・。

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    ジャズバンドも良かったし      駒井専務の挨拶

 最終的に大いに呑んで大いに酔って、大いに感動させて頂きました。陸奥八仙は永遠に不滅です。御馳走様でした。♪

\(。・_・。)ノ

2015年5月18日月曜日

『伯楽星』なんという心地よい響き

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 大海原を眼下に風光明媚なうみねこロードを駆け抜けた「第34回八戸うみねこマラソン」も終わり、燃え尽き症候群に落ち入りそうですが、膝や足首の痛みはすっかり回復したので、次の「第30回おいらせ町いちょうマラソン」に向けての練習を頑張っています。大会翌日は体が痛くて大変でしたが、今は気持ち良く思いっ切り走れるのが何よりうれしいと感じています。

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   スタート前は雲が厚く           マリエントが眼前に

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   景観は風光明媚            ハーフ40歳以上601位でした

 さて、今回ご紹介するお酒は全国的に有名な『特別純米伯楽星』で、先週『超濃厚ヨーグルト酒』でご紹介した宮城県大崎市三本木の株式会社新澤醸造店が醸しています。この酒蔵は明治6年創業で、主力の日本酒は当『伯楽星』と『愛宕の松』の二大ブランドが目玉になっており、特に『愛宕の松』は「荒城の月」の作詞者として有名な土井晩翠が「館山の頂開く酒むしろ愛宕の松の薫いみじく」と、詩に詠むほどの入れ込みようだったそうです。先の東日本大震災で大きく被災したため、新たな酒蔵を山形との県境に売り物件として出ていた川崎町の二千石の廃蔵を購入して、酒造り機能を三本木より移し、今では日本航空の機内酒としても好評を得ています。

 また『特別純米伯楽星』は、伯楽という馬の目利きが大切に育てた駿馬が、時を経て天まで昇ったという伝説から命名されたお酒で、その酒名は多くの日本酒専門誌などで紹介され、日本全国で広く知られています。前述の『愛宕の松』より有名かも。そんな『特別純米伯楽星』を新たに購入した利き猪口に注ぎます。色合いはやや黄色みがかり(利き猪口のお蔭で色味がかなりいい感じでお伝えできるのがうれしい)、酸味を予想させる香りが感じられます。

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  酒通が知る伯楽星     専門誌にもよく写真が

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裏書きには究極の食中酒と  利き猪口を買いました

 一口呑んでみるとピリ感はなく、口腔にジワーッときますがそれっきり変化無くジワジワ来ません。酒米は王者山田錦で日本酒度+3、酸度1.5のお酒なのですが、少々の酸味は感じても、それ程の酸っぱさや辛さは無く呑み込んだ際に少し辛いかな・・という程度。キレは良く【究極の食中酒】を目指すと言った通りの味わいで、お料理がとっても美味しく頂けました。でも、その後呑み進むうちに、渋みや苦味も感じるようになり、口の中に辛味が徐々に利いてきました。う~ん奥が深い。♪

\(。・_・。)ノ

2015年5月11日月曜日

超絶クリーミー!!『超濃厚ヨーグルト酒』

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 八戸にも市民フィルハーモニー交響楽団があり、定期演奏会を開催しています。今回ご縁があり、私も義理母と二人で拝聴して参りました。今回の演奏は有名な「チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番」と、マニア垂涎の「マーラー交響曲第5番」の2曲です。ピアノ奏者は地元八戸出身の方でしたが経歴が素晴らしく、その演奏も当然の如く迫力があり圧倒されてしまいました。

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プログラムも立派で

 さて、今回ご紹介するお酒は、滅多に聞かないお酒を。それは想像を凌駕する『超濃厚ヨーグルト酒』という、宮城県大崎市にある新澤醸造店がジャージー牛から搾った生乳を100%使用したお酒で、無添加、アスコール度数5~6%の生酒です。

 新澤醸造店は『愛宕の松』や『伯楽星』を主力酒としているのですが、リキュール酒にも力を入れており、その実績たるや数多くの酒蔵が一同に会する大阪「天満天神梅酒大会」で、リキュール酒130銘柄が競う中、2011年に新設されたリキュール部門の初代日本一となり、象徴でもある「天下御免」の称号を手にしました。

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 期待膨らむ超濃厚    目を見張る説明が    裏書には生酒の表示 

 さて、その『超濃厚ヨーグルト酒』をぐい呑みに注ぎ立ち香を利くと、カマンベールチーズっぽい強い香りがします。恐々呑んでみると、口当たりは濃厚かつ超絶クリーミーで「飲むヨーグルト」のよう。そこにクリームチーズを入れて撹拌し、アルコールを入れチョイ辛にした感じでしょうか。咽喉越しは、ほんの少し辛味がしていますがほぼ気になりません。女性には大ウケするお酒だと思います。その証拠に、普段呑まない我が家の奥様がとても気に入り、時々頂いています。

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   ぐい呑みは小ぶりでもズシリと    お酒は真っ白な色で

 『超濃厚ヨーグルト酒』は甘くて美味しいのですが、カレイのお刺身やナス炒り、味噌キュウリなどには少し合わなかったので、別なお酒を冷蔵庫から出して続きを頂くことになりました。♪

\(。・_・。)ノ

2015年5月4日月曜日

『天寶一』と『ぽたりぽたりきりんざん』の競演!

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 昨年から日本酒クラブ会長共々、青森蕎友会に参加させて頂き、蕎麦打ちを勉強させて頂いております。毎月1回は極力出席し、蕎麦打ちの技を身に着けようと思っているのですが、不肖の弟子ゆえ、なかなか上達できません。指導して頂く方々には、申し訳ないのですが引き続き面倒を見て頂ければと願っています。

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    日本酒クラブ会長も        しっかり蕎麦打ち修行中

 さて、先日、青森蕎友会の「総会」に参加させて頂きました。会場は六日町の「ゝ屋(ちょぼや)」。美味しいお料理と楽しい蕎麦打ちの話を肴に、楽しい懇親会となりました。今回、私が持ち込ませて頂いたお酒は、ラピア近くの加藤酒店さんより頂戴した『天寶一純米吟醸赤磐雄町無濾過本生』で、広島県福山市で1910年創業の株式会社天寶一が醸すお酒です。その酒名は創業からの志である「天地唯一の宝」より名付けたもので、酒米は岡山県産赤磐雄町を丁寧に手洗いで使用し醸しています。

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   天寶一の無濾過     酒米は赤磐雄町

 Y会長さんの乾杯の掛け声とともにグラスの音が響き、私は早速、日本酒で乾杯です。『天寶一純米吟醸赤磐雄町無濾過本生』は仄かにフルーティな香りで、口に含むとピリ感は無く優しくほんのりジューシーでしたが、すぐに辛さが追いかけてきます。無濾過の味わいが辛さと合体して、お料理を美味しく引き立ててくれました。廻りの方々にも気に入って頂いたようです。ひと盛り上がりしていると、隣のテーブルにインパクトのあるラベルの『麒麟山』が化粧箱から取り出されました。

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  麒麟山は噂に聞いて    ぽたりぽたりとは・・

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   裏書をしっかり読んで        お刺身は新鮮で美味しい

 さてその『麒麟山』ですが、酒名は『ぽたりぽたりきりんざん』と言って、好適酒造米「五百万石」を使い、常浪川の伏流水の軟水を使った純米吟醸です。酒蔵は麒麟山酒造株式会社といい、新潟県東蒲原郡阿賀町にあり創業は天保十四年(1843年)で、主力酒の『福の井』から明治十五年に『麒麟山』へ銘柄変更しています。こんなにドキドキするようなラベルは初めて見ました。本当に美味しそうで期待が膨らみます。ぽたりぽたりですからねぇ。

 『ぽたりぽたりきりんざん』をグラスに注ぎ、香りを利くと優しい吟醸香がして期待は増すばかり。口に含むと仄かにジューシーですが辛味や酸味も同居しており、スッキリと美味しい淡麗の日本酒という感じで、咽喉へスッとキレていきます。日本酒度は+3ですが、辛さより原酒の味わいが強く感じ苦になりません。これは・・そう『獺祭』に似た味わいの美味しい日本酒でした。前日もお花見で『豊盃華想い』『陸奥八仙ISARIBI』など遅くまで呑ませて頂いたので、今回は程々で切り上げました。

 ちなみに日中に打たせて頂いたお蕎麦は、帰省中の長男を交えて家族で食べましたが、長男は「とても美味しい蕎麦だけど、そば粉が良いから美味しいんじゃないの」と口が減りません。まあそれも確かにあるけど・・。でも会長さん、これからも頑張りますので宜しくお願いします。♪

\(。・_・。)ノ