やっと新蕎麦の季節がやってきました。年内は現場で多忙のため青森蕎友会の蕎麦打ちには残念ながら参加できない状態でおり、手順などを忘れてしまわないかが本当に心配でなりません。しかし、今回も会員同士の親交を深めるための「新蕎麦会」と銘打った懇親会にはしっかりと参加させて頂きました。
今回の「新蕎麦会」にも沢山の日本酒が持ち込まれましたが、私が準備したお酒は広島県広島市で明治元年創業の株式会社今田酒造本店より、『富久長ひやおろし純米吟醸 秋櫻』(日本酒度+3、酸度1.6)でした。この蔵では、幻といわれる「八反」系の酒米を復活させており、『秋櫻』は「八反錦」100%で醸しています。軟水で仕込み、瓶のまま火入れし10ヶ月を掛けて熟成させています。
「秋櫻」でコスモスです お酒の色はほぼ透明
八仙・浦霞・秋櫻・田酒 今年の鑑評会金賞「桃川」
開栓すると立香は華やかさを感じます。Y会長の乾杯の音頭で口に含むと予想していたジューシーさは無かったのですが、フレッシュな酸味に旨味で、口腔にはジワジワ感はありません。コップに注がせて頂いた皆さんから「美味しい、辛口だけども吞みやすい!!」と言って頂き、思わずニンマリ。後味もスッキリと切れていき申し分のない食中酒でした。
御料理にはヒラガニも 出ました新蕎麦、いいぞ!!
当会に、宮城県の『純米吟醸生酒浦霞春酣(はるたけなわ)』が持ち込まれていたのですが、残念ながら常温で保管されていたため、甘酸っぱくなっており酸味が強調されたお酒となっていて本当に本当に残念でした。やはり日本酒は保管が命です。保管には最新の注意を払う事を再確認致しました。♪
\(。・_・。)ノ