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2025年9月14日日曜日

盛岡の坂本酒店で-2『望 スプラッシュ純米大吟醸火入れ』

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毎年、青い朝顔を育てていますが、今年は鉢植えでピンクの朝顔を育ててみました。色合いはきれいですが、花の数が少なく、且つ咲く期間が短いので、やっぱり青い朝顔の方がいいなぁと思った次第です。



ピンクの朝顔  真っ赤な朝鮮朝顔

さて、前回に続き盛岡の坂本酒店で日本酒を購入させて頂いた話です。鉄道工事に使う資格の更新講習に参加し、講習終了後に開運橋のたもとにある「坂本酒店」さんまでダッシュして買った2本目のお酒が、今回ご紹介させて頂く『望 スプラッシュ純米大吟醸火入れ』です。

このお酒は栃木県芳賀郡益子町にある外池酒造店が醸しています。創業は幕末の文政12(1837)で、近江商人が栃木県宇都宮市に来て酒屋を創業したのが起こりです。その5男が分家という形で益子町に外池酒造店を創業し現在に至っています。創業当初の主要銘柄は『八千代鶴』でしたが、その後『燦爛』に変更となり、2012年に新ブランドの『bo:』を立ち上げました。現在では日本酒以外にもリキュールや焼酎、日本酒コスメなども製造販売しています。

また、外池酒造店は2019年の世界酒蔵ランキングで、第4位という偉業を達成しました。その際の第1位は『』の清水清三郎商店、第2位は『蓬莱』の渡辺酒造店、第3位は『陸奥八仙』の八戸酒造でした。大健闘ですよねぇ。

望スプラッシュ  ラベルが素敵

裏書をどうぞ  酒色は透明

望 スプラッシュ純米大吟醸火入れ』の酒米は、栃木県で開発された大粒の食用米「とちぎの星」を50%まで磨き、酵母は柑橘系の香りと酸味が強い「T-ND」と、協会10号酵母を変異させ甘酸っぱく瑞々しい香りになる「M310」の二つの酵母を使っています。仕込み水は、蔵の敷地に掘った160mの井戸から汲み上げた、日光連山の伏流水を使い醸しています。日本酒度-4、酸度1.5ALC16度で、1回火入れの大吟醸です。火入れなのにスプラッシュとは凄い!。

開栓するとシュッとガスの抜ける音がします。グラスに注ぐと酒色は透明で、香りは爽やかにフルーティな甘さを纏った香りが。口に含むと、ラムネのように舌にチリチリとガス感を感じます。穏やかな甘さとほっぺの内側に刺さる酸。後味に苦味がきてキレました。中3日で二回目を頂きましたが、ほぼ初回と同等な旨味でした。

講習会には、筆記用具の他に保冷バックを持参しました。当然、日本酒を買う気満々です。そんな不埒者ですが、また講習会が無いかなぁと思っている今日この頃です。♪

(。・_・。)ノ

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2024年8月25日日曜日

中田英寿氏の主催イベントに登場『鳳凰美田ミクマリFLYHIGH純米大吟醸生酒』

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今年のお盆にも、愛知県から長男が孫娘を連れて帰省してくれました。一家で帰省したかったとは思いますが、5月に誕生した男の子を連れては大変なので、奥様と愛知に残してきたようです。帰省した二人は、ほぼ一週間滞在しました。孫娘とは、デパートのゲームセンターで遊んだり、子供の国に行ったり、花火をしたりしましたが、時間が足りずに考えていた半分も遊べませんでした。長男と孫娘とは「また来年会おうね」と八戸駅で別れ、改札の人ごみの中に二人は小さくなってゆきました。超さみしーー。

さて、日本酒通のF君よりちょくちょくお酒を分けて頂くのですが、今回も二本あるのでと1本を譲ってもらいました。ありがとうー。そのお酒とは栃木県小山市で創業が明治五年(1872)の小林酒造が醸す『鳳凰美田ミクマリFLYHIGH純米大吟醸生酒』です。創業当時の主力酒は『鳳凰』でしたが、新たな銘柄を立ち上げた際に、美田(みた)村という良質な湧き水と米の産地に酒蔵があった事から『鳳凰美田』と名付けられたお酒です。一時は廃業も考えていた酒蔵でしたが、酒蔵を継いだ夫婦は試行錯誤しながら酒造りに励み、今では全量を吟醸造りとし、人気の酒蔵になっています。

そして『鳳凰美田ミクマリFLYHIGH純米大吟醸生酒』は小林酒造が長年に渡って開発した、特別に思い入れのある「日光シリーズ」の最高峰に位置する新商品のお酒で、「ミクマリ」とは漢字で「水分神」と書き、日本神話で水の分配を司る神となっており、水路の分水地などに祀られていますが、水を大切にする酒蔵ならではのプロトタイプとして上槽されました。

このお酒に一躍スポットライトを当てたのは、サッカー元日本代表の中田英寿氏で、彼が主催した六本木ヒルズでのお酒のイベント【CRAFTSAKEWEEK2024で先行リリースされたことです。そしてイベントでは誰もが見た事のないプロトタイプの『鳳凰美田ミクマリFLYHIGH純米大吟醸生酒』に酔いしれ、中田英寿氏のカリスマ性にも相まって、大反響を呼ぶことになります。

鳳凰美田ミクマリ  限定品

裏書をどうぞ  微かに琥珀

酒米は栃木県産を50%まで磨いた大吟醸で、仕込み水には日光連山の清らかな伏流水(中硬水)を使って醸し、搾ったままの酒をできるだけ空気にも触れさせずに、そのまま壜に詰めたお酒です。日本酒度、酸度は非公表ですがALC15%と夏を意識した造りとなっています。

開栓すると「ボンッ」と音がして醪がまだ醗酵中を示し、繊細な微発泡のバブルが立ち上がります。蛇の目に注ぐと酒色は透明ですが、内側にびっしりとバブルが張り付いており、香りは爽やかで無濾過生特有の香が優しく鼻腔に届きます。口に含むとフレッシュな口当たりで、ほんのりと甘く舌にバブルがチリチリと刺さります。スッキリと甘酸っぱい味わいがフルーティで、呑み込むと甘酸っぱさを残して、苦味が咽喉から上がってきてキレてゆきました。さすが【CRAFTSAKEWEEK2024】のイベントで話題になった酒は違うものだなぁと感心しました。

中田英寿氏といえばサッカー元日本代表とすぐに思い出されるのですが、サッカーを引退後は何をしているのか分かりません。進学校の韮崎高校でも成績が上位だったというので、何をやらせても超一流なのでしょう。当然、いける口の日本酒も超一流を探して呑んでいるのでしょうね。一緒に日本酒を呑んで語り合いたいなぁ。あっ、それは無理か。♪

(。・_・。)ノ

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2024年5月26日日曜日

テロワールの酒造り『モダン仙禽 亀の尾無濾過生原酒』

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519日に開催された「第43回八戸うみねこマラソン」に今年も参加させて頂き、何とか無事に完走致しました。昨年は13km付近からの膝の関節痛で、ハーフの部最下位になった事を考慮し、不本意でしたが今回は10kmの部に参加しました。残念ながら風光明媚なうみねこロードを駆ける事は叶いませんでしたが、沿道の方々の熱い声援で、10kmを完走できた私は果報者です。

緊張気味の私  モー頑張るぞ‼

さて、仕事で世話になっているF君は、超が付くほどの日本酒ファンで、F君ちの冷蔵庫には通販で買い求めた、目が眩むほどのスゴイ日本酒が保管されているようで、時々分けて貰っています。今回も彼にお願いしてお酒を頂きましたが、これも八戸で簡単には手に入らない貴重なお酒なんですよねぇ。そのお酒とは、栃木県さくら市で文化三年(1806)創業の、株式会社せんきんが醸す『モダン仙禽(せんきん)亀の尾無濾過生原酒』です。

仙禽亀の尾  首ラベル

漢字で仙禽  裏書をどうぞ

キャップに鶴が 酒色は透明で

主力酒はもちろん蔵名を冠した『仙禽』で、酒蔵の名の由来は、仙界に棲み仙人に仕える鳥「鶴」を意味します。この酒蔵では土地の風土を活かすというテロワール重視の酒造りを行っているため、酒造りに使う米を仕込み水と同じ水脈上にある田圃から収穫するドメーヌ化を実現させています。また、『仙禽』には『モダン』とクラッシックがあり、現代の日本酒造りの基本となっている、速醸酛製法で造られるのが『モダン仙禽』で、古くから伝わる生酛造りの製法で造られたのが『クラッシック仙禽』と分けられています。

モダン仙禽(せんきん)亀の尾無濾過生原酒』の酒米は、希少な古代米とされる「亀の尾」で、造り手泣かせと云われる硬く溶けにくい米を使っています。栃木県さくら市産山田錦を50%精米で麹米に、また同じくさくら市産の亀の尾を60%精米で掛米に使い、鬼怒川の伏流水(超軟水)を井戸から汲んで醸した、ALC14度の軽めのお酒です。尚、スペックは非公開なので、利いてみたくなりますよねぇ。

開栓すると甘やかな香りが漂います。蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは果実のような爽やかでフルーティな香り。口に含むと淡麗で甘酸っぱい果実の味わい。舌にはチリチリと酸が残り、口腔の奥には苦みのアクセント。呑み進むと辛さが顔を出し、徐々に辛さは増してゆきました。亀の尾の旨味がギュッと凝縮された味わいに超満足です。お酒を利いた結果は、推定で日本酒度+1~+2、酸度1.61.7くらいでしょうかねぇ。

今回は一升壜での購入だったため、二合ずつ5回に分けて頂く事になります。この「亀の尾」は開栓後、徐々に味がのってくるという話もあるため、それはもう無上の楽しみです。また、ぐい呑みで複数回呑むため、二合以上消費しそうな気もしますが、しっかり5回で呑み切っているのが不思議です。♪

(。・_・。)ノ

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2024年5月20日月曜日

鳳凰美田の中でも人気№1『鳳凰美田 碧判 純米吟醸原酒無濾過本生』

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五月二十日は二十四節気の「小満」で、全てのものが次第に伸びて天地に満ち始めるのだそうです。そう、家の四方の雑草がドンドン伸びており、とにかく除草作業の毎日です。先週まで花壇のチューリップが咲いて心を和ませ、今は玄関のビオラたちがきれいに咲き誇っています。大変な草取りを割り引いても、嬉しい季節になりました。

玄関前のビオラ  チューリップ

さて、昨年末に日本酒通のF君より、有難い事にお歳暮として2本のお酒を頂戴しました。今回その内の1本を今回ご紹介するのですが、冬季限定、極少量生産の『鳳凰美田 碧判 純米吟醸原酒無濾過本生』です。栃木県の日本酒ランキングでも三本の指に入る『鳳凰美田』ですが、その中でも特に人気№1のお酒が『碧判』なのです。

鳳凰美田碧判  限定品




裏書をどうぞ  仄かに琥珀

栃木県小山市で創業が明治五年(1872)の小林酒造が醸すお酒で、創業当時の主力酒は『鳳凰』でしたが、新たな銘柄のお酒を立ち上げた際に、美田(みた)村という良質な湧き水と米の産地に酒蔵があった事から『鳳凰美田』と名付けられたお酒です。二十年ほど前にはお酒が売れずに廃業も考えていたという酒蔵でしたが、酒蔵を継いだ夫婦が試行錯誤しながら酒造りに励み、今では全量を吟醸造りとし、『鳳凰美田』は人気の銘柄にまで上りつめました。

鳳凰美田 碧判 純米吟醸原酒無濾過本生の酒米は、贅沢に五百万石を55%、山田錦を50%まで磨いて使っています。酵母は自社酵母、仕込み水には日光連山の清らかな伏流水(中硬水)を使って醸した、日本酒度は±0で酸度は1.8のお酒です。

開栓し蛇の目に注ぐと酒色は透明で、マスカットのような華やかな吟醸香が漂います。口に含むと口当たりは瑞々しく、スッキリと甘酸っぱい味わいで、淡麗さも感じますがフルーティ&ジューシー。呑み込むとジューシーな酸味が口中に残り、咽喉がカッと熱くなりました。そして口腔に苦味だけを残しキレてゆきました。無濾過生原酒の割には爽やかさとスッキリ感があり、重たくありません。この美味しさに、さすが『鳳凰美田 碧判』と思った次第です。

しかし、3日後に残り2合を頂いた時には、あまりの美味しさにビックリ!。甘さが重厚になっており、酸の角が取れコクも出て、旨味が爆上がりしていました。大概のお酒は、空気に触れると酸化し、酸味が強くなる傾向にあるのですが、このお酒は素晴らしい。大事に大事に頂きました。

F君から2本貰ったと書かせて頂きましたが、残りの1本は入手困難酒『鍋島純米大吟醸 愛山45生酒』です。F君は「愛山」ファンなので、入手している事自体には驚きませんが、私にお歳暮で・・・とは。う~ん参った。♪

(。・_・。)ノ

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2023年9月11日月曜日

渋谷のそば処福田屋で、そば前は『純米大吟醸くどき上手穀潰し』

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お盆明けに、思い立ったが吉日と東京に行ってきました。晴れ男の出張なので雨は心配していませんでしたが、猛暑だけが心配の種でした。

東京駅に11時頃到着し新幹線を降りると、猛暑の洗礼をうけました。怯むことなく山手線に乗り換えて渋谷まで行き、SIBUYA109の近くにある「そば処福田屋」で蕎麦を頂く事に。ここは私が勝手に師と慕う杉浦日名子さんが、生前通われたお蕎麦屋さんで、私も師を真似て「せいろ」を注文し、蕎麦前にとお願いしたのが純米大吟醸くどき上手穀潰しでした。

ハチ公も日本を応援  渋谷の福田屋さん

お品書きの日本酒  立派なお酒ばかり



くどき上手穀潰し  お蕎麦がきました

このお酒は、山形県の庄内平野にある鶴岡市に広がる穀倉地帯で、明治8年創業の亀の井酒造が醸しています。『穀潰し』の由来は、現五代目が吟醸造りを行うため酒米を磨いているとき、三代目より「米を無駄に削るとはけしからん。お前は穀潰しだ!」と言われたことが由来です。また、この『穀潰し』は取扱店の中でも更に限定された酒販店に出荷された数量限定酒です。

酒米は、山形県の開発した酒造好適米の「出羽燦々」を22%まで磨いており、やっぱり穀潰しかも?。酵母は協会10号を変異させたM310酵母で、リンゴ系の香りとなるカプロン酸エチルをより多く生成する酵母です。仕込み水は霊峰月山の伏流水を使って醸し、日本酒度-5.0、酸度1.3ALC1718度で1回火入れの生詰めです。

冷え冷えのグラスにお酒は注がれると、酒色は透明で香りは華やかさがありフルーティな香り。口に含むと華やかさがあり上品な甘さ。雑味が無くクリアな味わいに大満足。「蕎麦前」とはよく言ったもので、お酒を味わっているうちにお蕎麦がやってきました。

お腹を満たすと渋谷から新宿に移動し、新宿末広亭でお昼から寄席を夕方までたっぷり見て、中央線でお茶の水まで移動。聖橋を渡って国道17号を右折し、神田明神にお参りしてからほぼ隣にある名酒センター御茶ノ水店へ。

新宿末広亭前  神田明神で

名酒センター前で 全国各地のお酒

たくさんあって 選ぶのに時間が

先ず、店のルールを伺うと、3種類のお酒を選ぶ。それぞれに1(5)あたりの金額が明記されており、呑んだ分の合計の金額を支払います。なるほど、と思いながら早速お酒探しに出発!。迷いに迷って選んだのが、栃木県大田原市の1914年創業天鷹酒造が醸す『九尾純米大吟醸無濾過原酒四割八分(因みに1杯300)でした。主力酒は蔵名を冠した『天鷹』ですが、初代蔵元が京都へ旅行した際に、天を舞う大きな鷹の夢を見た事から天鷹酒造と名付けられました。







右から九尾  鈿女 末広無濾過

九尾純米大吟醸無濾過原酒四割八分』の酒米は、食用米の「なすひかり」で、栃木県が平成19年に品種登録され、平成22年から27年まで特A米となったお米を48%まで磨いて使っています。仕込み水には那須山地に降った雨が地下に沁み込み、何百年の後に地下水となったものを蔵内の井戸から汲み上げて使っています。

グラスに注がれたお酒は透明で、香りは果実のジュースのよう。口に含むとフルーティな味わいで、爽やかな酸と穏やかな辛さはバランスがバツグンで、呑み込んでも苦みなどは無くスッキリとキレてゆきました。食用米でこんなに美味しいお酒ができるのかと感心しきりです。

九尾』の次はラベルが斬新な三重県の『鈿女(うずめ)山廃純米豊穣の舞』を頂きました。壜に掛かっているカードに「日本酒度-4、甘っ!旨っ!、強い甘さが押し寄せて・・・」とあったので、期待を高めていましたが、うーん全く違ったなあ。残念。普通に酸の効いた山廃の味わいでした。







右から左大臣 千徳純米 四海王

200種を越える種類の中から次の3杯を探します。そして持ち込んだ酒瓶は食用米のコシヒカリで醸した群馬県沼田市大利根酒造の『左大臣純米生原酒ぼ』。焼酎王国の宮崎県で日本酒に特化した酒蔵で、延岡市の千徳酒造が醸す『千徳純米酒』。愛知県豊橋市の福井酒造が醸す『四海王純米吟醸夢山水』でした。『千徳純米酒』を醸す千徳酒造は創業が明治36年で、蔵名の由来は「飲めば千の徳を得る」からきています。ほぼほぼ焼酎を醸す県なのに、宮崎の日本酒文化を守るため、日本酒一筋に作り続けており、全国新酒鑑評会でも金賞を何度も獲っている酒蔵です。

千徳純米酒』の酒米は高千穂産山田錦で、神々の里といわれる高千穂を水源とする五ヶ瀬川の伏流水で、日本酒度+3,酸度1.7に醸しています。酒色は透明で香りはそれ程感じません。口に含むと直ぐに酸の味わいがして、スッキリと淡麗辛口。淡麗‥、うーん、淡麗かなぁ?。八戸で云う『菊駒』的な味わいでした。

五石を六杯で三合を頂き、東横イン王子へと向かいます。千鳥足で秋葉原駅から山手線で駒込まで行き、東京メトロ南北線で王子駅に到着。駅から徒歩で宿に到着です。因みに翌日は、王子稲荷から飛鳥山公園、お札と切手の博物館、巣鴨に移動しとげぬき地蔵で手を合わせて東京駅に戻りました。

もちろん、お土産もしっかり購入させて頂きました。秘密ですがジューシー『屋守』です。東京のお土産なので東京は東村山のお酒です。♪

(。・_・。)ノ

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2022年11月27日日曜日

コルク栓を抜き『ヌメロシス サケ エロティック生酛』で乾杯

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7月に、仕事を発注者して下さる方々を私の自宅にお招きし、3人で酒宴を催しましたが、再度10月にと計画していたら、何と五十肩が発症し夜も満足に眠れない日々が続いたため、酒宴は先延べとなっていました。しかし五十肩も注射によりほぼ二週間で寛解し、11月に漸く開催のはこびとなりました。

前回同様に私が料理担当で、F君は日本酒担当、H君は帰りの車の準備担当と役割分担はバッチリです。今回皆様に用意したお料理は、肉じゃが、鶏モモ肉のさっぱり煮、生ハムユッケ、こんにゃくとゴボウのピリ辛煮、ホタテの佃煮、牛こまとブロッコリーのオイマヨ炒め、無限トマトサラダ、そして購入したお刺身と焼き魚で、美味しいかどうかは別にして、多分ですが彼らはお腹いっぱいになったはずです。

日本酒担当のF君が今宵の宴にと、気合十分で持ち込んでくれたお酒は『ヌメロシス サケ エロティック生酛(四合瓶)十四代純米大吟醸極上諸白(一升瓶)、『鳳凰美田純米吟醸酒無濾過本生酒初しぼり(四合瓶)3本。垂涎の品揃えは、日本酒通を証明する逸品ばかり!。

先ず乾杯酒は、長野県上高井郡小布施町の小布施ワイナリーが醸すヌメロシス サケ エロティック生酛です。う~ん初めて聞くなぁ。実は小布施ワイナリーはワイン蔵で、極寒の1月にのみ約100石の日本酒を造っています。しかも、昔ながらの機械を使わない造りで、瓶詰めもポンプすら使わず自然落下に任せるほど。創業は幕末の慶応3(1867)で、舟問屋だった曽我屋が酒造業を始めましたが、昭和17年の戦時の物不足で廃業し、その後ワイン造りにシフトします。一旦失った酒造許可の再取得が叶い、厳寒期でワイン畑での作業が無い僅かの間、日本酒を醸しています。

ヌメロシス サケ エロティック生酛』の「ヌメロシス」は「6号」と訳し、6号酵母を使った酒という意味です。もちろん「エロティック」にも意味があり、「狂おしい恋愛を経た大人の男女にのみ解りうる、退廃的な香味の酒」であるがゆえに、この酒名となっています。深い!。



ヌメロシス  サケエロティック




裏書をどうぞ  滓が見えます

ワインのコルク抜きで栓を抜き、蛇の目に注ぐとお酒の色はほぼ透明ですが、滓が舞っているように見えます。爽やかで果実のような香りがし、乾杯の発声とともに口に含むと、サッパリとした呑み口にフルーティな甘さと心地よい酸味、総じてバランスの良い味わいです。そして切れる際には僅かな辛さも感じられ、まるでコクのある白ワインの甘口のよう。「何!これっ」と、三人それぞれが感動を口に出しながら頂きました。




化粧箱も立派  堂々の十四代

裏書をどうぞ  酒色は透明で

さて、四合瓶なのでアッという間に瓶が空いてしまいましたが、続くお酒が超高級ブランド酒の『十四代純米大吟醸極上諸白生詰め』です。先ず、箱が立派で千円の値が付くそうです()。このお酒は、山形県村山市の創業が江戸初期の元和元年(1615)の高木酒造が醸しており、平成6年に十五代目の杜氏の高木顕統(あきつな)さんが、初めて造り命名した十四代が、当時の主流だった『越乃寒梅』などの端麗辛口酒を押し退けて、フルーティなお酒のブームを巻き起こし、今では入手困難酒の筆頭を走っています。

酒名の「諸白(もろはく)」とは高精米の事で、麹米、掛米ともしっかり磨いて造っているという意味になります。酒米は兵庫県特A地区産の極上「山田錦」と幻の酒米「愛山」で、酵母は自社蔵付き十号酵母。仕込み水には桜清水と呼ばれる、出羽山系の葉山の伏流水で醸しており、スペックは残念ながら非公開です。

蛇の目に注ぐとトロミがあるようで酒色は透明です。立香は上品に、そしてフルーティに香ります。口に含むと瑞々しい甘さがストレートにやって来て、酸味までフルーティに感じます。決して甘ったるくは無く、品の良い甘さです。『十四代』らしい旨味を山田錦と愛山がデュエットで奏でる味わいに、感無量でした。これは傑作としか言いようが無く、当然、入手困難酒です。これは当ブログの年間ランキングの上位に入る酒だなぁ。

一升瓶の『十四代』もあらかた頂き、最後のお酒は栃木県小山市で創業が明治五年の小林酒造が醸す『鳳凰美田純米吟醸酒無濾過本生酒初しぼり』です。これも旨いんだよなぁ~。二十年以上前は廃業も考えていたという酒蔵でしたが、夫婦で「自分達が呑みたいと思えるお酒を造る」と頑張って、超人気銘柄の仲間入りを果たしました。酒名の由来は、酒蔵が日光連山の豊富な伏流水に恵まれた美田(みた)村にあった事から命名しています。全量を吟醸仕込みで、殆どのお酒を「しずく搾り」と云う手作業の方法で搾るので、吟醸香がより強く香るようです。




そそる鳳凰美田  純吟初しぼり




裏書をどうぞ  酒色はほぼ透明

鳳凰美田純米吟醸酒無濾過本生酒初しぼり』の酒米は富山県南砺産五百万石で、それを55%まで磨いて使い、日光連山の清らかな伏流水で醸した、日本酒度±0、酸度1.8のお酒です。蛇の目に注ぐと酒色はほぼ透明‥いや少し濁りがあるか。そして華やかな吟醸香が顔の周りに立ち上がります。口に含むとフレッシュで、甘さはそれ程感じませんが、程良い酸味と辛味、そしてフルーティさが鼎の足のようにバランス良く、力強い旨味を構成しています。

 今回も夕方の6時に開始で、夜9時までの酒宴でした。前回もそうでしたが、F君からは常人では入手困難な格別のお酒を提供して頂いており、感謝の念に堪えません。感謝だけでいいのかなぁ‥とも思いますが、年が明けたら再度席を設けましょうとお開きになりました。H君とF君は左右に揺れながら帰って行きました。もちろん見送る私も前後左右に揺れていましたが。♪

(。・_・。)ノ