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昨年の今頃は、一晩に1mも雪が積もって目まいがしそうでしたが、今年は全く雪が無く、昨日に至っては最高気温+12°と、ポカポカ陽気の一日でした。昨年が異常だったのか、今年が異常かは分かりませんが、過ごしやすいのは何よりです。
さて、お正月に「さくらの八戸店」に行ったときに発見したお酒が、今回ご紹介する『醸し人九平次 黒田庄に生まれて』です。「さくらの」の地下で奥様が買い物をしている間に、お酒売り場を見ていたら、ななな~んと銘酒発見!!。しかも、探しても探しても今は売り切れで、どこにも売られていない、愛知県は(株)萬乗醸造の『醸し人九平次 黒田庄に生まれて』ではありませんか。高価でしたが呑んでみたい気持ちが勝り、奥様の後押しもあって購入してしまいました。
『醸し人九平次』は日本酒評価サイトのランキングで常に上位にランク付けされるお酒で、フランスのミシュランガイド認定三ツ星レストランのワインリストにも載るような煌めく味わいの日本酒です。
立ち姿も凛々しく この数値は田圃の緯度・経度
黒田庄町の位置が分かる 「九」の文字がいいねえ
『醸し人九平次 黒田庄に生まれて』は、ネーミングにあるとおり兵庫県黒田庄産「山田錦」を50%まで磨いており、仕込み水に至っては300年かけて沸いてくるという水を、長野まで汲みに行って醸している、こだわりの造りです。
開栓しぐい呑みに注いだら色は少し黄色みがかり、香りは酸味がありそうですが穏やかな立香。大きく深呼吸して呑んでみると、先ず甘みを感じますがピリ感はなく、柑橘系のフルーツを感じます。口腔内に深く浸み込む感じがして、呑み込む前にグーッと旨味がやってきてスッと切れ、雑味は一切感じません。その後、舌に口腔にジワーっとした感じがやってきます。一口呑むごとに「おいしいねえ、しあわせだねえ」と、晩酌は終始笑顔でした。
「ゆき」の銘付きの逸品です お酒を注ぐとまた佳きかな
今回使用した酒器は、岐阜県土岐市に文久年間創業「桔梗屋窯」の、五代目小三郎作のぐい呑みです。伝統の古窯が造る陶磁は、豪壮な自然美や土肌の素朴さが特徴となっており、温かみのある趣が漂います。このぐい呑みの銘は「ゆき」となっており、ほっこりと降り積もった雪、そしてその白さを感じます。貫入までも愛でることが適う逸品です。やっぱり「おいしいねえ、しあわせだねえ」♪
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