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仕事で三沢市を通って上北町へ行っておりましたが、三沢には人気の酒屋さんがあり、その名も「中居酒店」さん。大型冷蔵庫がズラーッと並び、中には地酒の『陸奥八仙』や『豊盃』、外様として千葉の『不動』、高知の『司牡丹』、山形の『くどき上手』、新潟の『景虎』など錚々たるお酒が並んでいました。
さて、今回頂いているお酒は、その中居酒店さんより購入させて頂いた『純米吟醸 山本紫ラベル亀の尾仕込み』です。こちらは酒どころ秋田県の、山本郡八峰町で白神山地の湧水を蔵まで引いて美味しいお酒を造っている「山本合名会社」が醸しています。
酒米にもこだわり、今回のお酒は「亀の尾」仕込みです。元来「亀の尾」は美味しく貴重な酒米なのですが、硬質米で醪にした際に溶けにくく、かつ米の中にタンパク質が多いので、よほど磨かないと味わいに雑味が出やすいのが欠点だそうです。それでも蔵人たちは美味しいお酒を造るために手間暇を惜しみません。日本酒度+1、酸度1.8と比較的呑みやすいお酒に感じますが・・・。
亀の尾100%使用 緑の瓶に紫のラベルが鮮やか
期待と不安が混じる中『純米吟醸 山本 紫ラベル亀の尾仕込み』を開栓すると、香りは控えめ。お酒の色は透明で、口に含むと微かなジューシー感に酸味が大きく主張してきて、辛く感じるお酒です。呑み進むうち酸味や辛さが旨味の中に隠れるようになり、お料理も美味しく頂けます。焼き肉にもせんべい汁にも相性が良いお酒でした。
無色透明な『山本』でした
今回は実家でお酒を頂いたのですが、二合のつもりがお袋様との話に花が咲き、あれよあれよと四合瓶は空になっていき、帰りはフラフラと千鳥足で家路に着きました。♪
\(。・_・。)ノ