2025年5月5日月曜日

限定品『寒菊壽限無50純米大吟醸おりがらみ無濾過生原酒HazyMoon』

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 今は私も会社員では無いため、現在ゴールデンウィークに入っている実感がわきません。が、今回のGWには愛知県から長男夫婦が二人の孫を連れて帰省しており、とても賑やかなGWとなっています。孫娘にとても甘いじいさんなので、長男夫婦はいい加減にしろジジイと思っているかも知れません。誰かが言った「孫は可愛い」というフレーズですがその通りで、若干違うとすれば「孫は超可愛い」でしょうか。

さて先日、ウチの奥様とお刺身を買いに八食センターに行き、奥様から先日当ブログでご紹介した『翠玉特別純米無濾過生』を購入してもらいました。それともう一本、私が選んだお酒も併せて買ってもらったのですが、それが千葉県の日本酒ランキングで第一位の寒菊銘醸が醸す『寒菊壽限無50純米大吟醸おりがらみ無濾過生原酒HazyMoon』です。

このお酒は、九十九里浜に面した千葉県山武市で、創業が明治16年の創業の寒菊銘醸が醸しています。年に一度醸す無濾過生原酒に特化した超限定のOccasional(オケージョナル)シリーズ(特別な瞬間)のお酒のひとつです。寒菊銘醸の蔵の名前は、「冬菊になぞらえ、小粒ながらに一徹さを持ち末永く良い酒を造る」との想いから名付けられています。

酒名にある『壽限無』は酒米の名称で、2010年に福岡県の民間の方が、何と個人で育成した、希少な酒米だそうです。すっげー!。命名の際にテレビで「寿限無」の言葉が聞こえてきたので、「目出度い!これだ!」と決めたとか。酒造好適米の「山田錦」を父に、「夢一献」を母に生まれた酒米です。

ラベルは霞みに三日月です。霞がかかった春の夜の三日月は、お酒が似合うと古から云われており、三月の宵の空に浮かぶ霞と月をイメージしています。因みに『HazyMoon』は朧月(おぼろづき)です。

寒菊大吟醸  月のラベル

滓がらみ無濾過  裏書をどうぞき

抜栓時注意  ポンッと栓が抜け







バブルがビッチリ

寒菊壽限無50純米大吟醸おりがらみ無濾過生原酒HazyMoon』の酒米「壽限無」を50%まで磨いて使っています。酵母は非公表ですが、この酒蔵だとおそらくM310酵母でしょうか。仕込み水には、蔵内にある樹齢約300年の神木と崇める柿の木の根元から滾々と湧き出る中硬水の清水で醸した、日本酒度-5,酸度1.4ALC15度のお酒です。全国の酒販店より生産数を遥かに超える注文が入るという、購入制限が一人一本の店まである超限定酒です。

キャップシールを外すと、壜の栓が「ポンッ」と音をさせて抜けてしましました。何という醗酵力。蛇の目に注ぐと酒色は仄かに濁り、細かなバブルが浮かび、且つ蛇の目にもビッチリと張付いています。香りは爽やかにフルーティ。口に含むと、湧き上がるピチピチとしたバブルが、サイダーのように舌に刺さりました。甘さは程好く、直ぐに果実感のある心地よい酸味が口腔を覆います。呑み込むと渋味を残してキレてゆきました。スッキリとした口当たりでシュワ感があり、バランスも良く超旨いお酒でした。これは当ブログの「気に入りましたランキング」に入るなぁ。

 孫たちとはスマホのライン電話で会っていますが、やっぱり実物は可愛さが違います。滞在中はテンションがハイなのですが、帰ってしまうとガッカリ感がハンパないんだよな~。♪

(。・_・。)ノ