猫の額のような畑の野菜が次々と収穫されています。特に今年はズッキーニが今までにないくらいたくさん採れています。ミニトマトも赤くなり甘さも絶品ですが、大好物のゴーヤが早く採れる事を祈っています。
さて、梅雨空の6月に盛岡に出張した際に、駅前の坂本酒店さんより購入したのは長野県の『今錦 真夏のたま子生酒』でした。実は、この『今錦』は5月にも購入しており、『今錦 特別純米おたまじゃくし無濾過生原酒』という店主様お奨めのお酒でしたが、大切に家まで持って帰り、玄関のコンクリートに落として割ってしまった曰く付きの銘柄です。
これが坂本酒店だ! 大型冷蔵庫完備
『今錦 真夏のたま子生酒』を醸すのは、長野県上伊那郡中川村で創業明治40年の米沢酒造です。地元産のお米と南アルプスからの湧水、和釜での蒸米、酒袋・酒槽による搾りと、手作りの醸造を行っている数少ない酒蔵です。おたまじゃくしをラベルで強調するのは、地元の棚田の水が清らかという事を発信しており、今はシリーズ化もされています。
夏らしさ全開の瓶 涼やかな真夏のたま子
酒の色は微かに黄色く
今回頂く『今錦 真夏のたま子生酒』は、美山錦で醸し搾った無濾過生原酒を6月まで氷温貯蔵したものに加水して、18度のアルコール度数を夏用に16度にして日本酒度+1.5、酸度1.5に仕上げています。瓶も青くて清涼感が漂いますねぇ。ぐい呑みに注ぐと酒色は微かに黄色く、仄かに甘さを予感させる麹の香りがします。口に含むとピリ感は無く最初は穏やかに舌の上から咽喉に流れ込んでいきましたが、咽喉越しの際に熱さを感じるような酸と辛さ。最初のうちは大人しい味わいも徐々に辛口に思えてきます。
夏はビールをグイッと・・という方々もいらっしゃいますが、キリッと冷えた日本酒も良いものです。たくさん吞まれる方には「和らぎ水」をお勧めします。♪
\(。・_・。)ノ