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昨年から日本酒クラブ会長共々、青森蕎友会に参加させて頂き、蕎麦打ちを勉強させて頂いております。毎月1回は極力出席し、蕎麦打ちの技を身に着けようと思っているのですが、不肖の弟子ゆえ、なかなか上達できません。指導して頂く方々には、申し訳ないのですが引き続き面倒を見て頂ければと願っています。
日本酒クラブ会長も しっかり蕎麦打ち修行中
さて、先日、青森蕎友会の「総会」に参加させて頂きました。会場は六日町の「ゝ屋(ちょぼや)」。美味しいお料理と楽しい蕎麦打ちの話を肴に、楽しい懇親会となりました。今回、私が持ち込ませて頂いたお酒は、ラピア近くの加藤酒店さんより頂戴した『天寶一純米吟醸赤磐雄町無濾過本生』で、広島県福山市で1910年創業の株式会社天寶一が醸すお酒です。その酒名は創業からの志である「天地唯一の宝」より名付けたもので、酒米は岡山県産赤磐雄町を丁寧に手洗いで使用し醸しています。
天寶一の無濾過 酒米は赤磐雄町
Y会長さんの乾杯の掛け声とともにグラスの音が響き、私は早速、日本酒で乾杯です。『天寶一純米吟醸赤磐雄町無濾過本生』は仄かにフルーティな香りで、口に含むとピリ感は無く優しくほんのりジューシーでしたが、すぐに辛さが追いかけてきます。無濾過の味わいが辛さと合体して、お料理を美味しく引き立ててくれました。廻りの方々にも気に入って頂いたようです。ひと盛り上がりしていると、隣のテーブルにインパクトのあるラベルの『麒麟山』が化粧箱から取り出されました。
麒麟山は噂に聞いて ぽたりぽたりとは・・
裏書をしっかり読んで お刺身は新鮮で美味しい
さてその『麒麟山』ですが、酒名は『ぽたりぽたりきりんざん』と言って、好適酒造米「五百万石」を使い、常浪川の伏流水の軟水を使った純米吟醸です。酒蔵は麒麟山酒造株式会社といい、新潟県東蒲原郡阿賀町にあり創業は天保十四年(1843年)で、主力酒の『福の井』から明治十五年に『麒麟山』へ銘柄変更しています。こんなにドキドキするようなラベルは初めて見ました。本当に美味しそうで期待が膨らみます。ぽたりぽたりですからねぇ。
『ぽたりぽたりきりんざん』をグラスに注ぎ、香りを利くと優しい吟醸香がして期待は増すばかり。口に含むと仄かにジューシーですが辛味や酸味も同居しており、スッキリと美味しい淡麗の日本酒という感じで、咽喉へスッとキレていきます。日本酒度は+3ですが、辛さより原酒の味わいが強く感じ苦になりません。これは・・そう『獺祭』に似た味わいの美味しい日本酒でした。前日もお花見で『豊盃華想い』『陸奥八仙ISARIBI』など遅くまで呑ませて頂いたので、今回は程々で切り上げました。
ちなみに日中に打たせて頂いたお蕎麦は、帰省中の長男を交えて家族で食べましたが、長男は「とても美味しい蕎麦だけど、そば粉が良いから美味しいんじゃないの」と口が減りません。まあそれも確かにあるけど・・。でも会長さん、これからも頑張りますので宜しくお願いします。♪
\(。・_・。)ノ