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八戸も暖かくなり、桜も4月16日には開花宣言となりましたが、満開予想は22日頃で今年は大型連休には桜が散ってしまうので少し残念です。
新井田川沿いの桜並木 新井田公園の桜群
さて、今回頂いているお酒は、美酒王国を発信している秋田県由利本荘市で、明治35年創業の「株式会社齋彌酒造店」で造られた『雪の茅舎 秘伝山廃純米吟醸』です。ここの酒蔵は一風変わっており、その地形を利用した「のぼり蔵」と呼ばれる坂道に蔵を建てたような形になっています。上から「精米所」→「仕込み蔵」→「貯蔵庫」→「瓶詰め出荷場」となっており、引力を利用し余計な負荷を与えない酒造りを実践しています。
このお酒は原料に最強好適米山田錦と実力派の秋田酒こまちという2大ビックネームを揃え、それを50%まで削って美味しい心白のみを使い、新山の伏流水で醸した「山廃」で日本酒度+1のやや辛のお酒です。
和紙の肩ラベルもグッド 秘伝ですからねえ
先ず、『雪の茅舎 秘伝山廃純米吟醸』をぐい呑みに注ぎ、立ち上がる香りを利くと仄かでフルーティな香り。口に含みピリ感の無い優しい味わいは、まるで雪国の「かまくら」の中でほっこりしているような味わい。舌の上は無風状態ですが何故か下アゴに浸み込むようです。咽喉越しにはピリ感があり、いつまでも辛さがジーンとしています。後味も辛味がして日本酒度+1のお酒とは信じられませんが、辛いお酒が苦手な私でも、とても美味しく頂ける旨味のあるお酒です。「山廃」による酸味を辛味に化けさせる山廃マジックか、呑み進むうちにも辛さが増したようでした。
酵母は自家培養です 酒の色味は無色です
『雪の茅舎』は昨年の12月7日にTBS系で放送された「ガッチリマンデー」で、経済アナリスト森永卓郎氏により、『獺祭』に続き来年ヒットする商品は・・と言うCM2のコーナーで紹介されたお酒で、反響が大きく問い合わせが急増したようです。どうりで美味しい訳だ!♪
\(。・_・。)ノ