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当小幡建設工業日本酒クラブの会長は、いろいろなお酒の場に八戸酒造様の『陸奥八仙』を持ち込ませてもらい、ご一緒の方々よりおいしいと絶賛されています。それが我が事のように嬉しいのか、まるで八戸酒造様の営業社員の様だと自分でも言い放っておりますが、先日、八戸酒造駒井専務様と会合でご一緒した際、「また酒蔵見学にいらっしゃいませんか」とお誘いを受けたとの事で、疑う事を知らない私たちは、昨年に続き第9回の日本酒クラブの酒蔵見学に企画させて頂きました。
3月下旬、酒蔵見学当日は18時30分集合。防菌の白い服と白い帽子、手洗いをして、駒井専務様の案内のもと酒蔵を巡りました。八戸酒造の創業は古く、1775年(安永4年)で徳川家11代将軍、家斉誕生の2年後にあたります。以前もご紹介しましたが、青森県初の『景観重要建造物』、そして国登録「有形文化財」にまで指定された、八戸の貴重な宝物になっている酒蔵です。
蔵の見学を終え、懇親会は蔵の入り口にある多目的スペースへと移ります。日本酒クラブ小幡会長の開会の挨拶に続き、酒蔵より駒井専務様のご挨拶、そして乾杯はO氏の音頭により『陸奥八仙ピンクラベル吟醸酒』で乾杯です。香りはやさしくフルーティ、口に含むとパッと明るいジューシーさが口中に広がり、雑味も無くそのままの味わいで咽喉に流れていきます。そこいらの日本酒とは対極するジューシーな口当たりに「美味しい!」と言う声が各テーブルから聞こえてきます。
日本酒クラブ会長挨拶 駒井専務様からの挨拶
乾杯の音頭はY産業のO氏 1~3本目のお酒
2本目は『陸奥八仙黒ラベル純米吟醸』。1本目に比べ、香りこそやさしくフルーティですが、味わいは少しピリッと辛さを感じます。甘さと酸味がバランスよく、同じ日本酒度+1でも『ピンクラベル』と味わいは大きく違います。
3本目は『陸奥八仙ISARIBIラベル特別純米酒』で、日本酒度は+5、酸度1.9の辛口のお酒です。黒ラベルを辛くしたお酒ですが、口の中にピリ感と旨味を残し、咽喉の奥へスッキリ切れていきます。
4本目からは真打が徐々にやって来ます。『陸奥八仙華想い50純米大吟醸無濾過生原酒』は、酒米王者「山田錦」と「華吹雪」を掛け合わせた、青森の最強酒米「華想い」で醸すフルーティ&ジューシーなお酒です。香は優雅で華やかな吟醸香、ジューシーですがベタつかずスマートな味わいに、生酒のコクも旨味となり雑味もありません。『ISARIBI』のあとだったので、かなり華やかに感じて頂けたのではないでしょうか。
目が座りつつあるグループ 笑顔爽やかグループ
美女にメロメログループ 会長が締めているグループ
5本目は参加者のK様が差し入れてくれた『陸奥八仙黒ラベル純米吟醸無濾過生原酒』で、日本酒度は-1のやや甘口なので、香りから味わいまでフルーティさが際立ちます。口に含んでも、鼻孔よりフルーティさが抜けてきて、美味しさを増幅させてくれます。酸味もジューシーで完成度が高く『赤』と双璧の呼び名が高いことが分かります。Kさん、美味しく頂きました。どうも有難うございます。
6本目は陸奥八仙の王道『陸奥八仙赤ラベル特別純米無濾過生原酒』。県産米の「華吹雪」と「まっしぐら」を主原料に、蟹沢水源の地下水で仕込む陸奥八仙の主力中の主力酒です。香は『黒』と同様にエレガントでフルーティ、華やかな香り。口に含むと、その味わいを知っていても、インパクトは抜群で、優しい甘さを感じる感動の味わい。心の底から「ん~美味しい~」と湧き上がるこの『陸奥八仙赤ラベル特別純米無濾過生原酒』は、並みの日本酒ではありません。日本酒度が+2.0とは思えないジューシーさに、会場の方々も騒然です。呑み込むときに感じるピリ感が、辛さの証明かも。読者の皆様も宜しければ通販等でどうぞお買い求めになって下さい。
今回のトリをとった7本目は『陸奥八仙芳醇超辛純米無濾過生原酒』でした。超辛というだけあって日本酒度は+7。香りは華やかさもありますが、口に含むと舌の上でビリリッとくる辛口。しかし生原酒特有の爽やかさと旨味、そして辛さの中にも仄かにフルーティさが感じられ、陸奥八仙のDNAが感じられました。
今回呑ませて頂いたお酒です 参加者全員で集合写真
今宵も参加者全員が懇親を深め、美味しさの感動の中、駒井専務様により中締めとなりました。3月という蔵にとって超多忙な時期に、何名もの社員の方々に時間を割いて対応して頂きスミマセンでした。また美味しいお酒とお料理で楽しい時間を過ごさせて頂き、本当にありがとうございました。八戸酒造様の益々のご繁栄をご祈念申し上げます。♪
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