2014年4月7日月曜日

くるみやで購入「楯野川純米大吟醸初槽生」

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  「第33回八戸うみねこマラソン全国大会」が5月11日に開催されます。あと1ヶ月と迫ったのですが、度重なる降雪のため満足にランニングなどできるものではありません。今は未だ、ウオーキング程度しかできず焦っている次第です。  さて、今回ご紹介するお酒は『楯野川純米大吟醸初槽生』。酒どころ山形県酒田市にある「楯の川酒造(株)」で造るお酒はすべてが純米大吟醸です。楯の川酒造は凡そ170年の歴史があり、現在の蔵元が六代目ですが五代目より蔵を託された時には、在庫の山に借金の山で、蔵を畳んでしまおうとまで考えたのですが、自分が本当に美味しいと思える酒を最後に造ってから店仕舞いしようと考えたそうです。心を込めた酒造りにより、美味しく生まれ変わり甦った楯の川酒造は、奇跡のV字回復を遂げ現在に至るのですが、その行き着いた結論が、自社の蔵で造るお酒はすべてが純米大吟醸という事でした。全部だよ、全部。スゴイ!! DSCF3963DSCF3962 楯野川純米大吟醸初槽生    裏書には楯の川酒造の想いが  今回頂いているお酒『楯野川純米大吟醸初槽生』は蔵の新酒第一号のお酒で、季節限定品になります。鳥海山の伏流水を使い酒米は美山錦の大吟醸、その一番初めに搾った初槽を生詰めしたものでこれは呑まない訳にはいきません。日本酒度は+1、酸度は1.6と遠慮がちな辛口。香りはフレッシュで華やかな吟醸香。しかし、口に含むと無濾過生原酒の力強い旨味と、不意を突かれたような酸が効いて『陸奥八仙超辛』のようなイメージ。仄かなフルーティさは咽喉に下がると酸に変わり抜群のキレ。黄色みがかったお酒の中に微かに見える滓は「初槽」を連想させるものでした。蔵元が目指す「本物の手作りの日本酒」、そして「グラス1杯で3杯分の満足感」が十分に伝わる美味しさでした。 DSCF3971DSCF3967   お酒の色が黄色みがかってます     同じものが二つと無い手作り品  今回のぐい呑みは学祭で購入したもので、大学の陶芸クラブの生徒さんが作ったものです。有名でも無名でも、気に入った物は愛着が湧くものです。 \(。・_・。)ノ