2014年4月14日月曜日

桜顔酒造の『桜顔特別純米生酒 荒ばしり 』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  唐突ですが、あなたは運命を信じますか。私は・・・あまり信じません。信じると一生懸命の努力が無駄になるという想いからです。しかし、今回の『桜顔 特別純米生 酒荒ばしり 限定品 無濾過 無調整』は、ラピアフーズのお酒コーナーの冷蔵庫にかなり前から1本だけ残っていて、あと一か月経っても残っていたら、自宅のお酒のストックも無くなるので、その時には買って呑んでみたい・・・と言っていたら、何と1か月後に売れずにそのまま残っていたので、その時にはさすがに私のために残っていたんだなぁと運命を感じたのです。 DSCF4088DSCF4098    「桜顔」は岩手を代表する酒       荒ばしりとは搾って最初に出るお酒  という訳で今回呑ませて頂いた『桜顔 特別純米生 酒荒ばしり 限定品 無濾過 無調整』は、岩手県盛岡市にある明治45年創業の㈱桜顔酒造で造られています。盛岡市の東に位置する「たたら山」の麓の豊かな地下水と、南部杜氏が腕によりをかけた生酒です。「荒ばしり」は発酵が終った醪(もろみ)を搾り、最初に流れ出る部分のことで薄く濁りがあり、発酵時のガスも少し残っているフレッシュなお酒です。  開栓すると香りはそんなにしませんが、口当たりは優しくほんのりフルーティ。呑み進むうちに段々に辛さを感じるようになりますが、何より生酒特有の麹の旨味そしてコクがあり、咽喉越しも雑味が感じられません。  運命を感じたお酒は大変呑みやすく、とても美味しいお酒だったので、松尾様(お酒の神様)が私に下さったのかも知れません。お酒は9合も1升も呑み進むと、もう舌が鈍感になり何を呑んでも同じ、何も味わいが感じられない只の酒になり、せっかく造ってくれた蔵人に申し訳ないので、美味しさを感じる2~3合程度で止めるようにしています。そんなところを松尾様は見てくれたのでしょうか。♪ \(。・_・。)ノ